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日記

クローン音源の衝撃 (HAP-Z1ES導入記 最終章)

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2014年01月25日

ほんとうに度肝を抜かれるような音です。

HAP-Z1EX導入して2週間近くになりました。電源をつけっぱなしにしてようやく初期エージングが進みいよいよ調子を上げています。そこで試聴したのはいわゆる限りなくオリジナルに近い「クローン音源」。その衝撃たるや、聴いていて開いた口がふさがりません。

いずれもいわゆる「私家版」ですので、出所の詳細はご勘弁ください。あくまでも私的に楽しませていただいています。


圧巻なのは「KUNIZO BIG BAND」。ビッグ・バンド・ジャズ。

もともとは限定で制作されたCD。杉並公会堂で収録されたもので、CDで聴いてもその音の鮮度と3次元立体空間の広大な音場にびっくり仰天。今回、聴いたのはそのもともとの5.6MHzDSDままの編集前オリジナルのコピー。制作者から直々にいただいたもので正真正銘のクローン音源。


CDに収録されている「A列車でいこう」と「キャラバン」のオリジナルと別テイクや、収録されなかったテナーサックスのセッションやベースのテストプレイがあって、現場のやり取りやスタートのテンポ取りの指鳴らしなどがそのままに生々しく入っています。

とにかく強烈な鮮度でビッグ・バンドが炸裂。トランペットやトロンボーンなど楽器の音色の個性が鮮明で、大音響にもかかわらずとても自然。音が固まらず、メンバーひとりひとりくっきりと見えて、しかも、エキサイティングなアンサンブルを繰り広げる。


録音は、MAレコーディングのタッド・ガーフィンクル氏。ビッグ・バンドをペアのワンポイントマイク一発で収録するというのは常識破りですが、その見事な空間表現に圧倒されます。スピーカー後方の壁いっぱいに音が拡がり、まるで壁をぶち抜いてもうひと部屋建て増したような奥行き感。最前列のサックスは、スピーカー面より前方リスナー側に並んでいて一斉にスウィングします。

通常のマルチマイク収録と違って、リズムセクションのドラムスが後方奥でかなりの逆相の響きをともなって鳴りますし、ベースもそれほど目立たちません。これがまさにワンポイント録音によるワープ感覚の空間表現で、迫力を求めるジャズファンなどには好みは分かれるかもしれません。けれども、2chでこれほどの立体感と、身体が包みこまれるような音場感が得られるのです。サラウンド以上のリアリズム。これはこの音を実際に聴いてもらわないとお判りいただけないでしょう。いくら言葉を尽くして議論してもむだかもしれません。


先日他界したアバドの来日公演。94年10月のベルリン・フィルのサントリーホールでの「火の鳥」。

NHK・FMの生中継放送を録音したもの。DATの48KHz/16bitにそのまま記録されています。(DVDで発売されているのはおそらくこの時のNHKの映像と同じもの)

サントリーホールの音がこれほどまでに素晴らしいのかと驚嘆しました。大音響のなかでのハープやトライアングルなど微細な音までくっきりと聞こえてまったく混濁がありません。ベルリン・フィルの妙技そのものが浮かび上がってきます。誰も座ることの出来ない空中に吊られたマイクの位置こそが、このホールの唯一最上のリスニングポイントだということがよく判ります。



もうひとつは、同じDAT音源で95年5月のブーレーズ/ロンドン響による「春の祭典」の生中継。ブーレーズの「ハルサイ」は、極薄の絹地の裏表両面にほどこされた立体刺繍のような精巧で細密な音響ですが、そういうブーレーズ・サウンドを、クリーブランド管ではなくロンドン響がサントリーホールで聴かせていたということに今更ながら驚嘆させられました。このブーレーズ・サウンドも実際に聴いたひとでないと判らないかもしれません。しかし、サントリーホールではあの空中の席で聴かないと判らないのです。

ライブ放送音源は、CDで聴くとどうしてもリミッター臭さがあります。あらかじめダイナミクスが想定されないからどうしても安全を見るからです。このDAT音源はそういう限界感がありません。ただ、私のシステムでは、「火の鳥」の冒頭などは鳴っているのか鳴っていないのかわからないぐらいレベルも低いし、コントラバスの迫力は不足します。ボリュームを勇気をふるって上げるしかありません。ドキドキしてしまいます。



ハリー・ベラフォンテの「カーネギーホール・リサイタル」もゴキゲン。

これも出所の詳細はご勘弁いただきたいのですが、いわゆる「板起こし」。もとはRCA VICTORのオリジナルLP。ここから直接DSDレコーダーに録音しました。DSDならではの、いわばアナログ・クローン。私がコルグのMR-2000Sを導入したのも、もともとは自分のLPをデジタル・アーカイブ化しようと思ったからです。しかし、アナログディスクをベストのコンディションで鳴らすのは、カートリッジの選択やEQカーブの知識とその微妙な調整など並々ならぬ技量と手間や時間が必要だと気づいて、すぐにあきらめました。


ファイルオーディオの醍醐味は、クローン音源にあり。

怪しげなリマスタリングやアップコンバージョンなどは、オリジナルのもつ音楽性や雰囲気を損なうだけです。制作者が音楽家とともに入念に仕上げるのはオリジナルマスターまでなのです。それが44.1KHz/16bitならそれでいいし、96KHz/24bitだったのなら、そのオリジナルマスターをそのままのクローンで配信してほしい。もちろんDSDRecordingのよさをそのままにミックス・編集することに挑戦して成果を得たのならDSDで配信するのがベストでしょう。

あるいは、50年代、60年代のジャズやポップスなどは、最終的なアナログディスクそのものがその時代の耳に記憶された「ザ・オリジナル」。これをそのままにDSDにしてほしい。

逆に、クラシックでは厳重に保管されてきたマザーマスターが存在し、そこには驚天動地の音が入っています。それをそのままDSDにしてほしい。あるいは、市中に眠っている4トラテープなら、このマザーマスターとほぼ同等の音がするでしょう。4トラの世界は多くのマニアが知らないだけなのです。それをDSD化する。

そういうクローン音源の扉を、ファイルオーディオあるいはHAP-Z1ESが開いてくれるのです。

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  1. ベルウッドさんこんにちは。

    冒頭の秘蔵バンド音源、とても興味が湧いてしまい、CDで手に入ったらなぁ……なんて夢想してしまいました。
    手持ちのビッグバンドは非常に少ないです。金管ばかりの音が幾分苦手なことが、なかなか手を出さない原因になっていると思います(;^ω^)

    少ない手持ちの中に、某廃刊雑誌の最後についていた付録CDがあります。ブラスバンドをワンポイントでとったみたいで、これは結構良かったです。空間を録った音源を、空間を出すセッティングで聴くといつもビックリさせられます。


    このSONYの機器、音源に忠実なのは、良い素性を持っているということでいいのでしょうか(?_?) 酷いのは酷いまま出てくるのでしょうけれど。

    by2Hくん at2014-01-25 11:52

  2. ベルウッドさんにはいつも情けをかけてもらっているので
    追求しないことにしますが、すぐわかっちゃいます。

    怪しげなハイレゾリマスターは、売らんかなのメーカーのキャッチフレーズであって、DSDの本質ではないと考えています。ちょっとねじ曲がりつつある状況だと思います。

    byakahanamizuki at2014-01-25 12:31

  3. ベルウッドさんこんにちは。
    「度肝を抜かれるような音 」って いいですね。聞いてみたいです。

    うちでもやっと DSD音源の再生 してみました。まずは雑誌の付録ですが。

    byYongJoon at2014-01-25 12:53

  4. ベルウッドさん
    こんにちは。

    ソニーHAP-Z1ES導入記、楽しく拝見させて頂きました。私の場合はネットオーディオですが、ファイルオーディオに目覚めて以来、いい音源漁りをしております。

    >そのオリジナルマスターをそのままのクローンで配信してほしい。

    これ本当にお願いしたいです。
    いくら良い再生機器や部屋を用意しても、元が良くなければ話になりません。度胆を抜かれるような音を、是非聞いてみたいです。

    byLocomo66 at2014-01-25 14:11

  5. 2Hくん こんばんは

    ソニーHAP-Z1ESはとても素直にソフトの音を出していると思います。今後はCDPとの比較試聴をじっくりとやってみたいと思っています。

    byベルウッド at2014-01-26 00:41

  6. akahanamizukiさん

    追求しないでください。武士は相身互いでござる。

    byベルウッド at2014-01-26 00:42

  7. Yong Joonさん

    DSD対応のNAS、同じくTwonkyサーバーというのも新しい動きですね。

    byベルウッド at2014-01-26 00:45

  8. Locomo66さん

    オーディオは音楽を楽しむためのツールだと考えれば、よい音のソフトを追求するというのも立派な楽しみ方です。機器や部屋というのはそれぞれのバランスが取れていないとうまく鳴りません。もちろん何十畳という専用リスニングルームに超弩級のハイエンド機器をそろえるということも否定はしませんが、それはそれでソフトとのバランスがあると思います。いかにもオーディオデモというような低俗な内容のソフトだけを大音量で聴いて喜ぶだけというのでは、趣味とは言えないような気がします。

    byベルウッド at2014-01-26 00:54

  9. ベルウッドさん、おはようございます。

    追求できない音源ですね。
    出所についてはある程度分かりますが、それは横へ置いておくことにします(笑)

    >クローン音源
    実は、昔生録をする機会が多かったのでデンスケを持っていたりします。
    カセットと入門クラスのマイクで録音しても生々しさが感じられました。
    いわゆる第一世代の音源にはフォーマットでは超えられないモノがありますね。
    もちろん、録音の難しさもいやというほど思い知らされましたが(汗)

    現在の所、個人的な交友関係が無ければ手に入れることは難しい訳ですが、製作者と最終ユーザーである我々との距離が近づけば直販と言う形でのクローン音源流通が出来るようになるかもしれませんね。
    ネットを介したファイルオーディオの今後に期待したいです。
    個人的にはデータの流通はフィジカルメディアであって欲しいですけれど。

    1bit/5.6MHzのDSD収録されたピアノソロを聴きましたが、タッチと空間に広がる響きのニュアンスがとても良く出ます。
    こういった録音が入手しやすい環境が出来れば良いのにと思っています。

    byfuku at2014-01-26 05:18

  10. 感触日記 ありがとうございます。

    やはり、ハイレゾ音源 素晴らしい再現力のようですね。
    聴いてみたいです。

    ちょっとお聞きしたいのですが、

    本体に入れた、普通のCDのFLACKとWAVの違い?
    WAVにどの程度タグ?間違いがなくレーベルをつけてくれるか?
    その修正は、容易にできるのか?
    DSDマスタリング オンオフの違い?

    お手数をおかけしますが、簡単でかまいませんので、感触よろしくお願いいたします。

    わたしのお気にいの音楽は、ハイレゾ配信していないものが多く(実際しっかり探したことは、ありません。)
    DSDマスタリング、オン時と、オフ時のPCMそのまま出力?の違い、非常に興味があります。

     昨日、ちょっとだけ試聴してきました。(ソニーストア、ソニーラインナップで)
     勝手な感触として、押し出し感のあるPCMもいいのですが、DSDマスタリングは、音像位置がPCMより奥に落ちついて、前後の抑揚もよく、雑味が少なくかんじました。拙宅の音の作りかたも、音像が前に出る感じで雑味があるとおもっていますので、このDSDマスタリング、非常に興味があります。

    よろしくお願いいたします。

    bytakapalpal at2014-01-26 06:29

  11. ベルウッドさん
    やはり音が良いですか! ソニーは、この製品の音に自信があるからデジタル出力を省いたのでしょうかね。これでDAC機能があれば満点なのですが・・。

    ついでですが、前回に話題に上っていた某テリッックのSACD、「アンナマグダレーナの・・」についてです。このシリーズは評判が悪くて買わなかったのですが、レスで褒められていたので初めて購入してみました。

    私の再生装置では、例外的に音が良いどころか、中低音のふくらんだボケ気味の再生音です。柔らかくて聞きやすいだけで、アナログ変換の工程を入れて手の込んだ信号処理をしたら音が悪くなる見本のようなものです。やはりこのシリーズの音に例外はありませんでした。残念!

    ついでに、白鳥の湖の方も聞いてみようと思いましたが、既にSACDは絶版になっていてアマゾンでは入手できませんでした。普通CDのアビーロードスタジオでのリマスター盤というのを買ってみましたが、鮮度は高いけれどややハイ上がりで、こちらも残念!

    bykitatanuki at2014-01-27 08:40

  12. fukuさん おはようございます。


    >第一世代の音源にはフォーマットでは超えられないモノがありますね

    以前、試聴会(秋葉原/アムトランス)で録音エンジニアの小貝俊一さんが自作の録音を聴かせてくれました。DATを愛用の業務用録音機でそのまま再生するといういわば「蔵出し」音源。まさに「第一世代」でしたが素晴らしい音でした。市販のCDを買いましたが一般的にはよい音のCDですが、試聴会で聴いた音には遠く及ばない。

    小貝さんは「録音エンジニアは、レコード会社に手渡したら後は関与できない。市販されたCDがまるで違う音になってしまっていてがく然としたことも少なくない」と仰っていました。

    byベルウッド at2014-01-27 08:50

  13. takapalpalさん

    フォーマットによる音の違いという議論は私の本意ではないですし、ハードとしてのZ1ESと他の機器との比較というのもまだまだエージング不足ですし厳密な比較はしていません。

    ですから第一印象程度のことだけを申し上げます。


    >本体に入れた、普通のCDのFLACKとWAVの違い?

    同じCDをそれぞれflacとwavでリッピングしての比較はしていません。ハイレゾ音源はflacとwavが混在していて、flacで配信された音源もかつてはwavに変換していましたので、その印象からすれば同じだと思います。akahanamizukiさんが言うように何でも違いはありますが、有意差といえるかどうか。どちらが良くてどちらが悪いということは言えないと思います。タグ付やアルバムアートの使い勝手ということから私はこれからはflacを使うつもりです。



    >WAVにどの程度タグ?間違いがなくレーベルをつけてくれるか?

    リッピングソフトが引いてくるタグ情報やアルバムアートが正しいかどうか、信頼できるかどうかというご質問でしょうか。答えとしては「間違っていないけれど任せっきりにはできない」というところでしょうか。ソフトも再販されたり国内盤・輸入盤とまちまちですので、自分の目の前にあるCDと同じかと言えばそうとは言えません。言語や特殊文字による文字化けもあります。また、ソフトが多くなってくれば自分流のタグ付でライブラリを管理する必要が出てきます。

    この点については、LINN DSのヘビーユーザーの方のほうがリッピングソフトやタグ編集ソフトについてノウハウをお持ちだと思います。ネットオーディオやPCオーディオの方は初心者であるか、こうしたタグ管理には無頓着な方が多くあまり参考になりません。

    この辺りはakahanamizukiさんの日記「ライブラリを大切にする」を一読されることをお薦めします。
    http://community.phileweb.com/mypage/entry/3224/20140106/40791/#cmTop



    >その修正は、容易にできるのか?

    タグ編集ソフトで修正可能です。「容易」という意味合いがよくわかりませんが、編集そのものは難しくないのですが、大きなライブラリ構築となるとかなりの手間と根気が必要です。すぐに結果を求めるような人には向かない作業です。

    byベルウッド at2014-01-27 11:29

  14. (続きです)



    >DSDマスタリング オンオフの違い?

    これも厳密に比較していませんが、私はオンで行くつもりです。あえてオフにする理由がありません。

    192/24のハイレゾ音源でオフにすると、その瞬間は空気感や余韻のようなものを感じて音の輪郭がくっきりし立体感が出たような気がします。画像のコントラストを強くして隈取りをしたような印象で、これはこれで好きだというひともいるかもしれません。しかし、よく聴き較べるとオンのほうが余韻や音のテクスチュアが緻密で、奥行きや前後の自然な立体感が出ています。私はこちらのほうが正解だと感じます。

    SACDのCD層をリッピングして、SACDプレーヤーでの再生と比較してみると、やはりオンにしたほうがもともとのSACDに近い音がします。とはいえ、いまのところSACDの方に一日の長があると感じます。DENONの音とSONYの音との作りの違いがあって、私にとっては出川式で電源強化もして長年愛用してきたDENONのほうが好みということもあるのかもしれません。コスト的には3分の1ほどでしかないHAP-Z1ESに負けてたまるかという気持ちもあるのでしょう(笑)。悩ましいところです。

    byベルウッド at2014-01-27 11:53

  15. ベルウッドさん 解説ありがとうござます。
    感謝いたします。

     拙宅でも、試してみようと思います。
    操作性や、お気に入りになるか拙宅でも確かめてみようとおもいます。

    ありがとうございました。

    bytakapalpal at2014-01-27 12:17

  16. 38/2トラの時代では、如何にコピーによる音の劣化を防ぐかと言うことに主眼が置かれていました。一対一で38/2トラのデュプリケートを行ってみると解りますが、一回ダビングする度に音の鮮度は、僅かですが落ちます。仮に2%落ちたとしたら、二回目のダビングで、0.98×0.98=96%まで落ちるのです。編集工程で、最低、マスターのコピー、編集用マスターの製作、そのコピー、量産用マザーコピー、最低でも5回以上のコピーが繰り返されます。5回目には、音の質は10%落ちていることになります。テープの場合は、ダビングを繰り返すことにより、残響音やピアニシモの微妙な音がだんだん消えていきます。それを少しでも少なくするために、イコライザーやドルビー技術を使ったりしていました。

    しかし、デジタル技術は、その環境を一変したのです。録音現場では、80年代からデジタルが一般化しました。音の劣化を少しでも防ぎたいと、現場の人間は誰もが思うからです。それが確立した90年代になると、音は今と同じ水準になりました。その頃の収録された、放送用音源を聴いても、現在とまったく変わらない水準に達しています。

    記録媒体の領域は必要とするけれど、5.6MHz、またはその上の11.2MHzの領域は、コピーをしてもほとんど変わりが無くなりました。私が、録音現場で5.6MHzの音を聴いたとき、これで、自分のレコードが減らなくなるという単純な発想でした。そして数年、そこで収録された音の真の凄さを実感するのは、装置の全面的な改善が必要だったのです。

    byGRF at2014-01-28 07:16

  17. 和室のユニコーンさん

    テープを再生するたびにテープの磁性粉が剥がれ落ちました。それが再生ヘッドにべったりと着く。定期的にアルコールと綿棒でクリーニングする。神経質に考えればテープの始めと終わりでは音が変わっている。もちろんテープは再生するたびに劣化するわけです。そうならないためにテープを送りながら専用の湿布で丁寧に拭いてトリートメントする。ヘッドは消磁する。磨り減るからいずれは交換も必要。テープ再生というのは、「劣化」との闘いみたいでしたね。オープンテープデッキを所有していたのはほんの10年弱でしたがぜいたくな趣味でした。

    byベルウッド at2014-01-28 10:39

  18. ですから、テープからのダビング作業は、時として、とてもやっかいな作業になります。劣化するし、剥がれるし、エージングを地でいっていて、その点はとても共感するのですが、、。一楽章ごと、ヘッド周りや、キャプスタンを掃除する。それらの繁雑な作業と、聴く度に損耗していく切なさから逃れるために、ファイル化を行っています。

    しかし、昔のカセットもそうですが、レコードのような制約が少ないためか、オーケストラの響きが、自然なバランスで入っていて、それはDATの時代も変わりませんね。

    byGRF at2014-01-28 22:03

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