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日記

スコット先生の歌

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2014年04月26日

周回遅れの話題ですが…

NHKの朝ドラが好調です。「ごちそうさん」が終わって、新ドラマを見るのを躊躇していたのですが、家人にも好評ということで撮りだめしたビデオを見始めています。なるほどとても面白い。



実際の放送は先週になりますが、主人公の花子の心をとらえ英語に惹かれるきっかけとなった『スコット先生の歌』というエピソードがとても心に残ります。

「ああ、あの歌だ」と思い出して、さっそくCDを取り出して聴きました。とても懐かしいような、切ないような、素敵な歌です。



「O Waly, waly(流れは広く)」という歌。

よくスコットランド民謡などと間違って紹介されることがありますが、イギリスの古い民謡です。広く愛されてきた曲で、ポップス系の歌手もよく歌っているようですが、私の愛聴盤は、波多野睦美さんと野平一郎さん(ピアノ)による『サイレント・ヌーン』というイギリス歌曲集です。ここでは、ベンジャミン・ブリテンが編曲した版で歌っています。


The water is wide, I cannot get o'er
And neither have I wings to fly
Give me a boat that will carry two
And both shall row my love and I.

流れは広くて 僕には渡れない
飛ぶための翼もない
二人を運ぶ 一艘の小舟が欲しい
そうすれば一緒に漕いでいけるのに



O down in the meadows the other day
And gathering flowers both fine and gay
A gathering flowers both red and blue
I little thought what love can do.

あの日野原で
美しい花を摘んだ
赤や青の花を
愛に何ができるかなど 考えることもなしに



I leaned my back up against some oak
Thinking that he was a trusty tree
But first he bended and then he broke
And so did my false love to me.

樫の木に背をもたれた
信頼できる木だと思っていたから
けれどその木はたわんで 折れてしまった
偽りの恋人も 僕に同じことをした



A ship there is, and she sails the sea
She's loaded deep as deep can be
But not so deep as the love I'm in
I know not if I sink or swim.

海をすすむ船がひとつ
船体を深く 波に沈めて
でも僕のひたる愛の深さには及ばない
僕は 沈んでいるのか 泳いでいるのかわからない



O love is handsome and love is fine
And love's jewel while it is new
But when it is old, it groweth cold
And fades away like morning dew.

愛は美しいもの 素晴らしいもの
新しいうちは宝石
古くなると 冷たくなり
消え去ってしまう 朝露のように



TVで花子が歌うシーンでは、最後の一句「like mornig dew」の「dew」という言葉の響きがとても心に染み入りました。



サイレント・ヌーン
波多野睦美 野平一郎
16世紀と近代  イギリスの二つのルネサンス音楽

録音:2007年4月 軽井沢大賀ホール    エイベックス

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  1. ベルウッドさん、こんばんは。

    良い曲ですねぇ。
    波多野睦美さんのこのアルバムは私もお気に入りです。
    ブリテンの編曲も曲の良さに頼らない主張があって素敵です。


    ベルウッドさんならご存知と思いますが、波多野睦美さんは、つのだたかしさんのリュート伴奏で同じ曲を録音していますね。
    こちらの方がもう少し伝統的な編曲です。
    こちらは秩父ミューズパークでの録音ですが、音の捉え方に違いがあって面白いですね。

    サリー・ガーデン(レーベル:Pardon)

    byfuku at2014-04-26 20:37

  2. fukuさん おはようございます。

    「サリー・ガーデン」は持っていません。なるほどこちらでも「流れは広く」を歌ってましたか。つのださんとのデュオは「アルフォンシーナと海」が愛聴盤です。「アルケミー・オブ・ティアーズ」もいいですね。こちらは一部エヴリン・タブさん(ソプラノ)が加わっています。いずれも秩父ミューズパークですね。

    ついでにいえば、リュートとのデュオでイギリスのルネッサンス歌曲を歌ったものとしては、カロリン・サンプソン(ソプラノ)とワッズワース(リュート)の「ダウランドもいいのけれど」という素晴らしいCDがあります。

    波多野さんとつのださんのデュオは聴いてみたいのですが、何回かチャレンジしてもいつも満席です。根強い人気があって、こういうジャンルですので会場も小さくなかなかチケットが手に入りません。いつか聴いてみたいと思っています。

    byベルウッド at2014-04-27 06:24

  3. ベルウッドさん、再びですがこんばんは。

    >「アルフォンシーナと海」
    これは私も愛聴いたしております。
    拙宅でのオフ会でかかる率は50%位ですね(笑)
    このコミュに参加されている方ですと、モモンガさんや2Hくんさん他には聴いていただいたことがあります。
    メジャーレーベルのワーナーが発売していますが、実際にはつのださんの所で制作しているようですね。

    波多野さん、つのださんのファンになったきっかけがこのディスク発売直後のコンサートでした。
    音響が良いとは決して言えない多目的ホールでしたが、柔らかくホールを満たした声は、強く心に響きました。
    ディスクは既に購入しておりましたので、会場で別のディスクを買ってお二人のサインをいただきましたが、二枚目であっても「アルフォンシーナと海」にサインしてもらうべきだったと後悔しております(苦笑)
    以降、Pardonレーベルのディスクは結構お気に入りで、全てとは言いませんが結構持っております。

    ご紹介いただいた「ダウランドもいいのけれど」も良さそうですね。
    近いうちに入手して聴いてみます。

    ところで、ベルウッドさんにご相談なのですが、「アルフォンシーナと海」の中の『小さな空』をチェックにも利用しております。
    ネイティブな日本語で歌われたディスクで、ここまできれいに録音されているディスクに残念ながら出会ったことがありません。
    良いディスクをご存知であればご教示いただけませんでしょうか?

    byfuku at2014-04-27 19:26

  4. fukuさん おはようございます。

    「小さな空」はいいですね。このアルバムでは、もちろんタイトル曲が素晴らしいのですが、その他では最後の武満徹の2曲が聴きどころで私もこのトラックをくり返し聴くことが多いのです。日本語がとても美しい。

    正直言いますと、波多野さんは声も美しく音程も確かで素晴らしいのですが、英語やドイツ語などの発音に不満があります。イギリス歌曲でも何を言っているのかよく判りませんし、語感のテクスチュアが不明瞭です。これは「ダウランドもよいのだけれど」を比較として聴いていただくと一目瞭然です。やはり外国語が苦手ということなのでしょうか。その点、「小さな空」「三月のうた」はほんとうに日本語が美しい。

    ご質問ですが、とても答えるのが難しいですね(汗)。

    この波多野さんのCDは間違いなくベストに入ると思います。「小さな空」など武満徹の歌集では石川セリさんのCDが定盤とされますが、私には音程も日本語も必ずしも納得しません。

    日本語がきれいでチェックにも使う好録音盤ということでは、私にとっては、夏川りみさんの「南風」です。

    その他、合唱曲なのでチェック項目がちょっと違ってくるかもしれませんが『日本合唱曲全集「落葉松」小林秀雄作品集』があります。合唱曲の再生は難しく、マイチェックCDは最低1枚は持っていた方がよいですね。その合唱曲再生を日本語で聴くというのはさらによいかもしれません。

    いずれにせよ、言葉がよく聴き取れるかどうかというのはシステムのクウォリティチェックとしてとても重要ですが、多くのオーディオマニアの方にとっては盲点となっています。英国のタンノイは、学校放送や鉄道駅のアナウンス用のPAとして絶大な信頼を得て、それが、オーディオ技術の基盤となっているのですね。私たちの世代のイギリス人はふだんから見慣れて育ったタンノイのロゴにあまり高級感(ハイエンド?)を感じないそうです(笑)。

    その意味で、ネイティブな日本語での優秀録音のディスクはとても大事だと、私も思います。

    byベルウッド at2014-04-28 09:35

  5. ベルウッドさん、ご教示ありがとうございます。

    ご紹介のディスクは入手したいと思います。
    良い音楽を良い演奏・良い音で聴けるのがこの道楽の楽しみですね(笑)

    byfuku at2014-04-29 22:20

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