ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

赤羽なディープ交流会 (後編)

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2015年04月06日

にらさんをゲストに迎えた、いたちょうさんとの「赤羽交流会」の続きです。

おいしい讃岐うどんをいただいて、いざ、いたちょうさんのお宅です。



何といってもフランコセルブリンのACCORDが主役。ソナスファーベル本来の血脈をひくのはこちら。それをOCTAVEのプリメインアンプV70SEでドライブするというシンプルなもの。上流もLINNAKURATE DS/Kだけという潔さ。もちろんアナログというお遊びも忘れていません。とにかくミニマルで高品位なオーディオがくつろいだ生活空間に溶け込んでいます。



聴かせていただいてまず感心したのは、その定位空間のよさ。

いわゆる、部屋のどこで聴いてもセンターが動かない、という立体感が見事に実現しています。スピーカーは平行法ではなく内振りです。内振りで「どこでもセンター」を実現できているオーディオは滅多にお会いしたことがありません。まったりとした音響空間がリビングダイニングのどこに居ても感じ取れてリラックスできるのです。これは、やはりACCORDの巧みの技なのでしょうか。とはいえ、お話しをうかがうとついこの前までは悪戦苦闘の日々があったとか。そんな努力は微塵も感じさせない見事な定位感です。



いたちょうサウンドのよさは、やはり女性ボーカルの熟女の色艶。これは私の定番となっている検聴ソフトである幸田浩子「アベマリア」を聴くとよくわかります。拙宅で聴かせていただいた森麻紀の同曲の高く澄んだ声の心地よさは共通しますが、両者のあいだの微妙なボーカルの距離感や声色のニュアンスの違いがよく出ています。

いたちょうさんがAccordと恋に落ちたのも、その小粋な外見ばかりではなく、この女性ボーカルのようだったようで、決してキソアコHB-1とのフタマタではなかったそうです。確かにAccordの方が親密さが濃いような気がします。OCTAVEにはアメリカ球が刺さっているそうですが、おそらく女性ボーカルが一歩前に出る感覚があるのはその選択がもたらしたもののような気がしました。ソナスといえばよく弦楽器が似合うといわれますが、いたちょうさんのACCORDはあくまでもボーカル。残念ながら「球ころがし」の時間はなかったのですが、弦楽器で選べばヨーロッパ管だったのかもしれないと思うのです。

中央に置かれたSONYのBRAVIAは、タブレット端末によるリモコンと連携がとれるそうで、正面の大画面に映し出されるので操作がやりやすいというばかりではなく、アルバムアートがとてもインパクトがあります。



大映しのムターの顔を見ながら聴くチャイコフスキーはことのほか色っぽく、ファイルオーディオにおけるアルバムアートが如何に重要かということがまざまざ。CD時代になってつまらなくなってしまったアルバムアートの大復活です。

ちょっとびっくりしたのは、《振動》のこと。

いたちょうさんが、実際に再現してくれたのですが、NASをQUADRASPIREのラックに置くと、続きの和室の天井からうなりのような振動が聞こえるのです。これに気づいて大理石の上に置き換えたそうです。実際、元に戻すとぴたりと止まる。床を介して構造材伝いに共振しているということなのでしょうが、これにはびっくり。ラックは旧タイプのものだそうで、重ねているジョイントが自由なのでぐらぐらとしています。そのせいではないかと仰っていました。



これに関連して、少し気になったのは、ビル・エヴァンス・トリオの「イスラエル」を聴かせてもらったとき。いたちょうさんも認めていましたが、スコット・ラファロのベースが甘いこと。その場では、録音のせいだろうということになったのですが、家に帰ってから確かめてみると、やはり、全体に輪郭や前後感は本来はもっとちゃんと録音されているようです。ケーブルや機器などよりも、ラックやボード、インシュなどの振動対策のほうが大きな弄りどころかもしれません。個人的には「アルファゲル」の使いこなしをオススメしたいところです。

さて…

いたちょう邸を辞して、三人でいざ赤羽のOK横町へ。



ちょっとディープなオヤジ居酒屋。川魚の立ち飲み居酒屋の「まるます」とともに赤羽の奈落(笑)的スポットですが、こちらはけっこう若い人も多くて、回転も早い。イカげそやホルモンをつつき、人気のぐちゃぐちゃもやし炒めをシェアしながらオーディオ談義に話しがはずみます。



笑ってしまったのは、三人が全員「文科系」だったこと。互いに互いがぱりぱりの「理科系」ではないかと勘ぐっていたのですが、これには三人で大爆笑。しかも、いたちょうさんとは「そばアレルギー」同士であることもわかって大いに親近感がわきました。

赤羽は、ソバではなくうどんですぞ!

ということでいたちょうさんに続く私のにらさん邸訪問は、蕎麦屋がまたしても禁じ手ということになりそうです。

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  1. ベルウッドさん、こんばんは。

    レポート、ありがとうございます。
    ほぼ毎日、内振り調整した甲斐あったようで何よりです。

    にらさんと宴席で、お金があまり掛からず、効果あるとおっしゃていたの、アルファゲルですね。ちょっと試してみます。

    今後は、「球転がし大会」にお越し下さい。

    byいたちょう at2015-04-06 21:14

  2. 一杯やりながら照明でも落として、あのぞくりとリアルに中央に佇む口元がライブ映像などと同時に中央のモニターから流れたりしたら一体どうなるのでしょうか・・。
    ブックシェルフのそれぞれの世界観というのは、シェフの一皿や丼ぶりにかける情熱やロマンに通ずる何かを感じます。いたちょうさんのそれは甘く弾んだこだわりのドルチェ (dolce) でした。
    ここ最近どうしても比喩が食べ物になってしまうようで、、私は理系でも文系でもなく家庭科系でお願いします(^_^.) 


    蕎麦の件は偶然とはいえ本当驚きですね、、

    byにら at2015-04-06 22:07

  3. ベルウッドさん、おはようございます。

    ベルウッドさんはお話やネット上で発言から、いたちょうさんはお仕事から、理系だと思っていたのですが、見事に外れました。にらさんは、当たりでした(にらさん、すみません)。

    いたちょうさん宅、弦やヴォーカルの表現力が印象的でしたが、サウンドも進化しているようですね。ビルエバンスのExplorationsのベースは、半ば音源のせいと思って割り切っています。

    by横浜のvafan at2015-04-07 07:13

  4. いたちょうさん

    先日はありがとうございました。

    あのSPセッティングが、悪戦苦闘、前日のぎりぎりまで調整を続けていたなんて信じられません。

    このオフ会で、再び、「振動」対策に目ざめちゃいました。昨日もちょこちょこいじってみました。また、レポートします。

    「球転がし大会」ぜひお願いします。小生は、ばりばりの《日米同盟派》であること、念のため申し添えます(笑)。

    byベルウッド at2015-04-07 08:48

  5. にらさん

    さすがSONYと思いましたね。先だっての大阪弾丸ツアーで訪ねた椀方邸もBRAVIAだとベルリン・フィルのDCHがTVでリンクできると知ったばかりですが、こういうことを知っていれば買い換えの時にSONYにしたのになぁ。

    なるほど「dolce」ですか(笑)。そういえば、いただいた東十条・草月のどら焼き(黒松)おいしかったなぁ。

    甘いといっても、ホットケーキやクレープ(ガレット)にもそば粉が入ってたりするから、用心、用心(爆)。

    byベルウッド at2015-04-07 08:58

  6. 横浜のvafanさん おはようございます

    いたちょうさんは、現在のお仕事からすると「文系」の「理系就職」ですね。確かに、「球転がし」への執念はやっぱり「理系」だなぁ。そういえば、タモリも無線少年で理系を目指したけど大学受験で挫折ということでは「文理系」ですね(爆)。



    >ビルエバンスのExplorationsのベースは、半ば音源のせいと思って割り切っています

    これはですね、後日譚があるんです。また、レポートいたしますね。

    byベルウッド at2015-04-07 09:06

  7. ベルウッドさん、こんばんは。

    私もいたちょうさんのアッコルド嬢のお歌は大好きですよ(笑)
    バイオリンがお上手なのなソナス直系ですので予想は出来ますが、
    女性ボーカルが良いのはアッコルド嬢といたちょうさんの球のセレクトが良いからだと思いました。
    昨年の夏頃の訪問から色々変化しているのでまたお邪魔しなければ…………

    byニッキー at2015-04-07 21:00

  8. ベルウッドさん、こんばんは。

    赤羽なディープ交流会(タイトルがいいですね~)前編から興味深く拝見しました。とても濃い一日だったことが伝わってきました。

    いつもながらベルウッドさんの攻めの?選曲は参考になります。結果的にオフ会の度にいろいろポチることになって困りますが…。

    いたちょうさんも部屋のどこで聴いてもセンターが動かない定位を実現されているんですね!これはセッティングレベルの高さの一つのバロメーターだと思います。

    赤羽のディープな居酒屋にも是非、連れて行ってください(笑)

    byKYLYN(キリン) at2015-04-07 23:08

  9. KYLYNさん おはようございます

    「どこで聴いてもセンターが動かない」が見事に実現していました。こういうセッティングに到達すると生活空間とオーディオがゆったりと融和してくつろげますね。くつろぐときは音量は小さめに…でも、音楽は活き活きと…ですね。

    赤羽のディープな居酒屋…お酒の飲めないストラさんも一緒に拉致しちゃいましょうか!?(爆)

    byベルウッド at2015-04-08 09:10

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