ベルウッド
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日記

スピーカーセッティング 《交差法》

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2015年05月21日

私のスピーカーは、基本的に内振りをさせていない平行法になっています。微妙な焦点合わせでほんのミリ単位で内振りにはなっていますが、基準は左右のスピーカーは正面を向いていて平行になっています。

GRFさんによると、立体感の基本は、この「平行法」とは別に「交差法」というものがあるとか。左右のスピーカーを内振りにしてリスポジより前方に交差点があるようにセッティングします。いわゆる正三角形のセッティングではなく、左右のスピーカーは45°の内振り角でセッティングします。かなりの内振りとなります。いわゆるコーナー型のスピーカーを想像してみてください。その詳細は「GRFのある部屋」さんのブログをご覧下さい。



さて、その交差法を試してみました。

実験は極めて単純で、現在のボード上のスピーカーをほぼその位置で45°の内振りにするというもの。ポジションとしては、むしろ、背面壁に近づけて、左右を広げました。その位置で直角二等辺三角形になるようにバミって、スタンドを設置します。

実は、ちょっとだけ迷いました。せっかくよい音が出ていたからです。電源のエージングも進み、セッティングの見直しもしたおかげで再び「ばんざいして小躍り」状態になっていたからです。何もこれを崩してまで…とは思いましたが、何ごとも実験・実証です。しかも、「ばんざい小躍り」状態はこれで二度目の実現です。要領もわかってきたので、比較的短期間で原状復帰できる自信もあったのです。

交差法で聴いたみると、同じように素晴らしい音場感と立体感が得られるので驚きました。

金田式アンプの金田氏の設計するDCマイクは、二本のマイクユニットを一体化させたワンポイントマイクですが、実は、これも45°の角度で固定するようになっています。すなわち2つのマイクの軸は90°に開いています。これはいろいろ試行錯誤を経た結果とのことで、音場検出能力のあるDCマイクにとって、『2つのマイクで音場ベクトルを検出するには、この90°という角度が最適だ』というのが氏の結論。

平行法と較べると、交差法では音場がスピーカーよりも前方に出てきます。逆にスピーカー後方への奥行きはあまり感じられません。左右の音像定位は、平行法よりもしっかりしていて安定します。逆に、スピーカーの外側に拡がることはありません。音像定位の安定感とともに、音像に厚みが出て音色も濃いという印象がありました。



交差法もなかなかのものだと思いました。特に、部屋の横幅を一杯に使って、しかもスピーカーとリスポジとの空間を広く取れる場合は最適かもしれません。ジャズやポップス系のように奥行きや空気感、空間感覚よりも左右の音像展開を楽しむような録音にも適っています。指向性の強いホーン型ユニットは、平行法よりも交差法のほうが適しているそうです。比較的コンパクトでハイ側にホーン型を使用したJBLなどのラウドスピーカーを、両コーナーのフロアに置き、部屋の対角線上の天井コーナーを意識して上向きにセッティングするという方法にも可能性を感じました。

とりあえずは、指向性の広いソフトドームのT4をボード上の設置するという前提では、平行法の作る音場の広がりや奥行きに一歩譲るという感じがしてすぐに元に戻すことにしました。

私のサイドプレススタンドは、スタンドごとの移動が困難です。交差法への移動にはかなり無理をしましたので、元の平行法に戻すにはセッティングし直しということになりました。スタンド脚のスパイク受け下のアルファジェルもかなり痛んでしまいましたので、これも貼り直し。これらが結構大変な作業になってしまい、もともと微かに違和感のあった腰に負担が…

いったんやりかけてしまうと途中で放置するわけに行きません。無理に無理を重ねて、ようよう再セットすると、腰が痛くて、とうとう寝込んでしまいました。

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  1. 常任監査役さん、こんにちは
    貴重な記事のアップありがとうございます。

    私は最近少し内振りにしています。部屋が向かって左のスピーカーが壁があるので少し工夫が必要ですがかなり良くなりました。まだミリ単位まで追い込んでいないのですが時間があればもう少しチェックしてきたいです。

    自分の環境もしっかり監査とはさすが常任監査役ですね~(^_^;)

    by小林二郎 at2015-05-21 13:42

  2. ベルウッドさん

    T4本体が結構重そうですし、サイドプレスは点支えの箇所が多そうですから確かに作業が大変そうですね。いやーしかし次から次へと飽くなき探求心が流石です。アルファゲルは買えば済みますが腰は・・。

    交差法、自分もかつてGRFさんに勧められていつかやってみたいと思っていたところなのですが、参考にさせて頂きます。ちゃんと平行法を習得してからでしょうか。
    でも何か見た目的に落ち着かなくなりそうで(笑)実はちょっと躊躇してます。

    byにら at2015-05-21 20:42

  3. ベルウッドさん 追加実験ありがとうございました。

    良い音がするのを確認していただき、一安心です。T4のような姿が消えるタイプのSPでは、平行法の音場の方が、より精緻な音がしますが、交差法のオールマイティな音と、ソーズを選ばない厚みのある音は、かなり魅力です。交差法は、45度配置なので、普通の内振りではありません。GRFやオートグラフばかりではなく、ノーチラスもこの方式ですね。

    でも、その実験の結果、腰を痛められたとか、無理言って申し訳ありませんでした。

    byGRF at2015-05-21 21:33

  4. ベルウッドさん、こんばんは。

    事の発端は僕の一言ですね(^_^;) 腰まで影響してしまったようで、申し訳ないです。

    45度以外(30度とか、以前紹介されていたページの27度など)は実践していないのではっきりと差はわかりませんが、45度であるということ、SP同士としては垂直の位置であることに何か大きな意味があるのかもしれませんね。


    実際に試していただいて、外にはあまり広がらず、奥にもあまり広がらず、ということだったのですね。
    拙宅も左右については広大に、とはいきません。でも奥行きに関しては部屋の向こう側にステージが出来上がるように鳴ったりするので、やっぱり幾分違うのですね。
    一体何が違うのか……(・・;)

    by2Hくん at2015-05-21 22:06

  5. ベルウッドさん、こんばんは。

    こっちの805SDはメーカーの推奨が60°なので
    内振り角45°もいけるかも?と思ってやってみました。
    セッティングはものの数分でサックリと完了。
    無事、腰痛にならずにすみました(笑)

    今迄試したセッティング法の中で最も音の出方が自然ですね。
    高音〜低音まで実にナチュラルな音になりました。
    今迄の高音、中音、低音とメリハリを感じていた
    印象が皆無です。

    特にボーカルのサ行が突き刺さる録音の不快な感じが綺麗になりました。このセッティングで特に嬉しいのは『女性の声ってこんなに艶っぽかったかな?』と感じたことです。

    これはは『子音がキツく感じる』音源ほど艶っぽく感じたので大変嬉しく思います。

    ボリュームを幾ら下げても音痩せ感は皆無ですし、勿論SPに音が張り付くなどありません。

    次のオフ会はこのセッティングで行こうと思っております。

    byニッキー at2015-05-22 00:04

  6.  ベルウッドさん実験ご苦労様です

     腰を痛めてしまってはセッティングは無料などと気安くいえませんね。でも何事もトライされる心意気は感心します。

     「コーナー置き内ぶり」は自宅もそうですが、定位のためというより低音の再生が優先だったので、最近は内ぶりの角度を緩めたりして色々試しています。
     私は左右の定位判断は怪しいので適当ですが、奥行きは出ているようです。

    byケン at2015-05-22 07:47

  7. 小林二郎さん

    常在戦場…じゃなかった常在音場です(笑)。なにかやるとやっぱりなかなか落ち着くまでにはちょこまかちょこまか調整しています。電源ノイズカット&ダウントランスの導入でまたまた落ち着かなくなってしまいました。

    今回は、監査というよりも別論検討の実験です。なかなか勉強になりました。

    byベルウッド at2015-05-22 12:05

  8. ストラさん

    ちょっと遊びが過ぎて、腰に…(爆)

    確かに45°の内振りというのは、振りの内側がかなり壁に接近しますのでその歪みが影響するかもしれませんね。そういう意味では箱型であってもコーナーの設置するとまた感じが違うかも知れません。

    今回は、「交差法」というセッティングを試してみることに意義がありましたので「45°」というのが重要です。いわゆる「正三角形」法では得られない立体感が確認できたことは意義深いと思っています。

    byベルウッド at2015-05-22 12:10

  9. にらさん

    こういうことには、サイドプレスは向いていませんね。もっとも私のはボード上に置くための特殊なショートタイプなのでそのせいかもしれません。通常のフロアスタンドタイプであればそのまま抱えて動かせると思います。

    見た目は確かにちょっと落ち着きませんね。まあ、これも慣れの問題だという気がします。

    にらさんの場合は、部屋をタテづかいしたいところで、コーナー置きがぴったりくるのではないでしょうか。むしろ平行法でタテづかい、ヨコづかいでなかなかしっくり来ていないようですが、コーナー床置き交差法で一気に解決という予感もします…

    と、激しく勧誘してみる(笑)。

    byベルウッド at2015-05-22 12:17

  10. GRFさん

    いろいろご教授いただきありがとうございました。

    >交差法のオールマイティな音と、ソーズを選ばない厚みのある音は、かなり魅力です

    これはまさにその通りです。そのことを実感しました。音像がしっかりしますし、響きに厚みがあって充実した手応えがあります。この立体感は45°で得られるもので、正三角形(30°)などの中間的な内振りのように輪郭で音像を見せるパンポット的な定位感とはまったく別ものでとてもリアルでした。

    探求のしがいはありますね。

    byベルウッド at2015-05-22 12:23

  11. 2Hくん

    そうですか。2Hくんがそもそもの起点だったのですね。

    両スピーカーの軸が90°で交差するということに意味があるのだと思います。

    金田式DCマイクの設計でも、金田氏がマイクの軸を90°で広げるのが音場検知能力が最大になると言っています。スピーカーが作る音像・音場というのは、ヘッドホンのように両耳がそれぞれに聴いて脳内で合成するのではなく、両耳が両スピーカーの音をミックスして聴いているわけで、いわば空中で合成しているのでそのベクトル合成に何かしら数学的な最適角度があるのでしょうね。

    奥行きについては、まだまだいろいろ試してみないとわかりません。今回の試行の結果では、平行法が両スピーカーの中点を中心に音場を作るのに対して、交差法では両スピーカーの軸交差点を中心に音場を作るという感覚です。その分、交差法ではスピーカー後方の奥行きが感じにくいのです。軸交差点とリスポジの前後関係もあるのかもしれません。

    byベルウッド at2015-05-22 13:05

  12. ニッキーさん

    やってみなはれ!ですね。

    交差法よかったですか!?

    >特にボーカルのサ行が突き刺さる録音の不快な感じが綺麗になりました。このセッティングで特に嬉しいのは『女性の声ってこんなに艶っぽかったかな?』と感じたことです。


    これはいいですね。いわゆる「内振り」ですと焦点が合わず特に波長の短い高域の焦点のずれが干渉してしまい高域が浮いて聞こえるという気がしています。ここら辺に敏感な耳ですと、45°交差法の濃厚な音像を好感できるのでしょう。輪郭で作る音像との違いを感じ取れますよね。とてもリアルで艶っぽいです。

    ぜひ、交差法のセッティングを聴かせてください。

    byベルウッド at2015-05-22 13:13

  13. ケンさん

    日曜日にコンサートがあって、これを棒に振ってしまえば高くつくなぁと思いました。根がケチなので(笑)なんとか這うようにして出かけました。

    コーナー置きは確かに低音がよく出ますよね。コーナー置きではなくとも交差法は中低域も濃いめになるので不思議です。その分、平行法とは多少帯域バランスの取り方を変える必要があるようにも感じました。

    私は、オーディオ入門時はいわゆる内振りでスタートしています。15年ほど前の805導入時には改めてマニュアル通りに正三角形セッティングから再スタート。次第に、リスポジをスピーカーから離して、スピーカー軸を自分の正面に向けるというセッティングにしていきました。それが、サイドプレススタンド導入で「スピーカーが消える」体験をして、そのことが両スピーカーの間に首を突っ込むとより奥行きを感じるという発見にまで発展し、どんどんと平行セッティングへと向かっていったのです。

    今回、45°交差法でそういう立体音場が同じように出現することを確認しました。原則は、平行か直角交差のふたつだと思いました。中間的な60°交差とかはあり得ないようです。あとひとつ可能性を感じているのは、対面法(180°対向法)ですね。

    こういう幾何学的こだわりは、B型の気質ですかね(笑)。

    byベルウッド at2015-05-22 13:31

  14. ベルウッドさん
    こんにちは

    腰、大丈夫?!
    遊び過ぎです(爆!

    45度は何度も試したことがあるのですが、部屋との兼ね合いがシビアだというのが感想です。

    部屋のコーナー置きが定番ですが、部屋の奥行きセンター置き左右振り分けで奥の壁とも45度交点になっている置き方は魅力的ですよ、と、囁いて腰痛に追い打ちをかけてみる(笑!
    丁度真四角のコーナーが各壁とリスポジです。

    黄金比も誘惑が鏤められていますし、幾何学的に魅力的ですよ(爆!

    では、では

    byバズケロ at2015-05-22 13:45

  15. ベルウッドさん、こんにちは。

    ちょっと、落ち着いて来ると、何かしたくなる。
    性ですね。よく分ります。

    「交差法」ちょっと興味があったので、とても参考になりました。
    もう少し、今の状態で追い込んだら挑戦してみたいと思います。
    でも、元来、横着物なので、何時になることやら?

    腰、お気をつけ下さい。私も腰痛持ちです。オーディオは、腰も使いますね。

    byいたちょう at2015-05-22 16:52

  16. バズケロさん

    なるほど、コーナー置きは部屋との兼ね合い(部屋の幾何学)がよりシビアに効きそうですね。コーナーや壁から離しての交差法は、なんだか拠り所がないような感じがします。あくまでも視覚的なものかもしれませんが。

    これから、腰を入れて研究します…(あ?しまった!いててて…)

    byベルウッド at2015-05-22 17:07

  17. genmiさん

    確かにgenmiさんのしっかりしたお部屋のレイアウトを見るとB型ですね(笑)。genmiさんのお部屋も、コーナー型交差法への誘惑がいっぱいですね(爆)。

    いずれにせよ、オーディオはよい音がしてなんぼです。実験が大事ですね。

    よろしくお願いします。

    byベルウッド at2015-05-22 17:10

  18. いたちょうさん

    今回の実験で、交差法のメリットのひとつは、センターファンタム(虚像)がとてもしっかりしていることだと感じました。ですから、センターにディスプレイを置いているセッティングだとけっこういいかも…と、誘いをかけてみる(笑)。

    ここのところ落ち着いてきて、クラシック系がぞくぞくするような鳴りになってきました。また、相互交流しましょうね。

    byベルウッド at2015-05-22 17:15

  19. >また、相互交流しましょうね。

    いたちょうさん ベルウッドさん 赤羽交流に是非加えて下さい。うどん三昧でももちろん良いので!

    byGRF at2015-05-22 21:49

  20. ベルウッド様 こんばんは
    リスポジより前に交差点を設けるセッティング方法があるとは知りませんでした(拙宅はリスポジ後方50㎝辺りで交差?)
    創り出された音場の外周上にリスポジがあるイメージでしょうか 並行法との比較で、音像が前に出る・奥行きが浅いと感じられるとのことですが、音場の中の音像とリスポジとの相対距離の変化で自分なりになんとなく理解できるような…

    Harubaru邸にてご披露いただいたモノラル音源でのセッテイングで調整してみました 部屋の短辺にSPを置く縦使いですが、左辺に3列ラックがあるためかセンター出ししたつもりでも左側の音場の方に濃さを感じます 高域でセンターを感じ中低域で濃さを感じている?試行錯誤を続けたいと思います

    byそねさん at2015-05-22 23:46

  21. そねさん

    最後の最後には、スピーカーの位置調整ではセンター定位と音域による定位の揺れ、音色バランスなどがぎりぎり調整しきれないことがあるようです。これはやはり部屋の響きの非対称性が原因ですね。

    私の場合は、最終的にはパワーアンプのゲインコントロールで、左右の音量、マルチ2wayのハイ・ローのバランスで追い込んでいます。この辺りは、日々の試行錯誤の積み重ねです。

    byベルウッド at2015-05-24 10:51

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