ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

いたちょう邸で球を転がす

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2015年09月16日

ニッキーさんが赤羽へご来臨。いたちょう邸と拙宅を巡行する三者交流オフ会です。

まずは、「すみた」で腹ごしらえ。初めてのニッキーさんは一番人気のかしわ天のおろしぶっかけ。私は、秋メニューのきのこ天のぶっかけをいただきました。行列はこれまで経験したなかでも最長でしたが予定どおり(?)待ち時間は1時間(汗)。この間、さっそくもうオーディオ談義やら最近のコミュの話題で大盛り上がり。ニッキーさんの声が大きくてとうていひそひそ話にはなりませんが、周囲のひとには内容はちんぷんかんぷんだったでしょうねぇ~(笑)。



いたちょうさんのシステムは、前回とは基本的に変わらないそうです。ニッキーさんは久しぶりの訪問だそうで、特に第一印象としてTVのディスプレイのセッティングが目についたそうです。現在は壁掛けになっていて見た目もすっきりしていますし、恐らく音にも好影響だと思います。



今回は、ビジュアルなシステム構成図を用意していただきましたので全体像がよくわかります。



私の印象は、以前より音がよく整理された印象で、しかも、音がすっきりと立っていて小音量にしても存在感が薄くなりません。音像定位がよくてその立体感がリスポジが片側に寄っても変わりません。お話しをうかがうと、前回の後でスピーカーの位置を見直したそうです。以前は両側の壁から等距離にすることでセンター出しをしていたのですが、リビングスペースとの関係でそこがセンターではなかったそうです。もうひとつは機器類の防振。アルファゲルで徹底的に浮かして振動を遮断。締めて1万円程度だったとのことで、インシュ類に較べるとスペース性もよく大幅に安上がりだったと笑っておられました。そのことがこの音の変化につながっていると思います。

ところが、一番肝心なのは…



真空管です。

V70SEにはこれまで常用されていたtung-sol 6550に代わってなんとオリジナル(英国GEC)のKT88が上品な灯をともしているではありませんか!?厳密には刻印のロゴが不揃いなのですがロット番号などから同年の製造であることは確認済み。見かけが不揃いな分、割安だったそうですが、それでも金銭倶楽部、バカバカ倶楽部の資格十分なシロモノ。ちなみにプリやドライブ用の12AX7も東芝と仏RTとの精鋭となっています。いやはや、やっぱりオリジナルKT88ならではの英国紳士を思わせる上品な色気を感じさせるジェントルなたたずまい。

このKT88のたたずまいを確かめる意味でも、さっそく球転がしと相成りました。

まずは球が冷めるのを待つこと数分。見ているこちらは抜き差しする様子をはらはらして見守りますが、ご本人によれば真空管というのは見かけによらず頑丈に出来ているそうです。灯をいれて、バイアス調整。特別な測定や数値管理の必要はなくインジケーターの赤、オレンジ、緑を見ながら適性点に合わせると出来上がり。球によっては安定するまで数分以上かかるそうですが、傍で拝見していると実に簡単そう。V70SEはこういう面でも実によく出来ていると感心してしまいました。



ナショナルの箱に入ったテレフンケンの6CA7(EL34)。何やら日独同盟の怪しげな箱(笑)ですが、その音には思わず心奪われてしまいました。高域がふわーっと浮き立つようで、爽やかな色気が漂うのです。逆光に浮き立つ少女のうぶ毛を見るような感覚のサウンドでちょっとこれは危ない(笑)。ソフィー・ミルマンをもう一度聴いてみると、バックのパーカッションに透明な華やかさが増してミルマンのボーカルにもくっきりとしたフルーティな味わいを感じるのです。これは魅惑的。



次に、ロシア管。6LGC相当の球で、軍用ストックの放出品らしくお値段はたったの2千円/本なんだそうです。ロシア管の魅力は、大地に根ざしたような厚みのある中低音。それこそシャリアピンとかコサック合唱団なんかを聴いたら多分どんぴしゃですが、改めてそういう音味はここでも同じだなぁと確認しました。よく聴いているとその分中高域におおざっぱなところがあってのっぺりした平面的な音になってしまいます。低域のリズムもやや不明瞭なところがあってその分遅くなるというのかノリが悪くなった気がします。お買い得と見るのか、やっぱり値段相応と見るのか微妙なところです。

それで、もう一度、オリジナルKT88に戻してみると…

やっぱりこれだなぁ~!ちょっと6CA7(EL34)の亜麻色の髪の少女によろよろとしましたが、やっぱりKT88オリジナル管の品格とバランスには改めて感じ入りました。6CA7に差し換えたときに感じた「甘さ」のようなものは、高域の色気に行き過ぎない節度とか賢明さのようなことなのだと思うのでした。さすが英国紳士!いたちょうさんの顔色にも満足そうな笑みが浮かんだような気がしました。

この後、拙宅へ移動。しばらくお茶の間オーディオを聴いていただき、再び、赤羽へ。例によってOK横町に三人で繰り出し、モツ煮込み、モツ焼き、チャーメンなどなど。いたちょうさんの立ち上がりの早さにびっくり。ニッキーさんはATMに走って金策(爆)。私はいたちょうさんのすすめ上手に乗せられてついつい痛飲。赤羽の夜は更けて~、翌日はかなりのブルーマンデーでした(笑)。

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  1. ベルウッドさん、早速の記事ありがとうございます。
    本来ならば、ゲストの私が書くのが筋なのですが、
    オフ会の翌日はグロッキーなのに移転先での
    業務が慌ただしいかったので………


    いたちょうさんの球転がしは
    割とアッサリとあっという間に
    其れも次々と換装されていき私も驚いております。

    真空管のバイアスの調整もテスターを当てて
    針の位置を確認するのではなく、
    小さいドライバーでグリグリ回したら
    ランプがミドリや黄色に変わってOK
    (出力管の種類によってOKの色が異なる)
    という実に簡単なものでした。

    短時間に4種類もの真空管の個性を試せるのもOCTAVEならでは。
    そしてEL34の5極管やKT88に代表されるビーム管をUL結合や3極接続では無く、そのまま5極で接続出来るのも出力トランスが良い為ですね。

    出てくる音色も現代的なサウンドであり、一聴した印象ではトランジスタアンプと変わらないサウンドでした。

    真空管アンプの高音の伸びはトランジスタアンプの高音よりも
    綺麗に延びて耳につくような『歪みを感じとれない』のは
    美音マニアや高音フェチ派にはたまらなでしょうね〜

    クラシックを中心に幅広く聴くならKT88系をジャズや女性ボーカルに特化した『魔性の高音』を求めるならEL34が良いと思いました。


    ベルウッド邸での素晴らしいクラシック、『すみだ』のうどんと赤羽OK横丁での呑みと耳にも舌にも大満足な1日でした。

    byニッキー at2015-09-16 19:50

  2. ベルウッドさん、こんばんは。

    隠し玉のご披露、ありがとうございます。
    KT88の件は、日記にしたかったのですが、お二人がお越しなるというので、隠し玉にしておきました。

    やっぱり、お二人は、EL34に軍配かとも思ったのですが。。。
    最後の試聴で、KT88、挽回ですかね。

    ベルウッドさん邸の音、電源強化で、さらにクラシックには、抜群ですね。タイトル忘れましたが、バッハのピアノ、ゾクッとしました。

    夜の部もお疲れ様でした。
    それにしてもニッキーさんがあんなに飲むとは思いませんでした。。。

    byいたちょう at2015-09-16 20:47

  3. こんばんは、

    うどん、一時間ですか!
    そして、いよいよ前回果たせなかった球転がしですね。
    程よい古典的スパイスのブレンド加減が何とも絶妙で、オーディオを目一杯楽しんでる感じがひしひしと伝わってきます。


    丸健のオデンが染み入る季節ですね・・

    byにら at2015-09-16 22:04

  4. ニッキーさん

    やっぱり翌日は「グロッキー」だったですか(爆)。
    いやはや人は見かけによらないもの、自称何とかは当てにならないもの。ニッキーさんがお酒に強いことにはたじたじでしたよ(笑)。

    やっぱりニッキーさんはEL34の『魔性の○○』にやられましたか。まだまだ若いなぁ。確かにあの高域は蠱惑的ですね。高音フェチ倶楽部としてはこれはどうしたものか。課題ですね(笑)。

    byベルウッド at2015-09-17 14:53

  5. いたちょうさん

    ありがとうございました。楽しい一日でした。

    私はやっぱりオリジナルKT88ですね。航海に出て、冒険や放蕩を尽くして故郷に戻り、白髪になっても自分を待ち続けた幼なじみの膝の上で息絶えたベール・ギュントの心境でした(爆)。

    あのピアノは、グレン・グールドのバッハ(BWV974)です。

    もともとはマルチェッロのオーボエ協奏曲で映画「ヴェニスの愛」のテーマ曲にもなった曲です。《エロチシズム》という点では、「ゴールトベルク変奏曲」をしのぐグールド最高の演奏だと思っています。

    やっぱり音楽とオーディオはエロですね(爆)。

    byベルウッド at2015-09-17 15:03

  6. にらさん

    待望の球転がしでした。『いや~ぁ、オーディオって楽しいですねぇ!』…という心境でしたね。

    次回は、ぜひ赤羽おでんに行きましょう!
    (いたちょうさんもよろしくお願いします。)

    byベルウッド at2015-09-17 15:09

  7. ベルウッドさん、こんばんは。

    いたちょうさんの球転がし、驀進されていますね。

    オリジナルKT88ですか。金銭倶楽部入りするほど高価なのですか。
    たしかに4本分ですしね。

    オリジナルは怪しいテレフンケンより英国紳士のように節度ある色気があって、クラッシク向きということですね。

    定番の赤羽の夜も羨ましい。
    と言っても、いたちょうさんの立ち上がりに付いていくのは、
    キット並大抵ではありませんね(笑)

    by矢切亭主人 at2015-09-17 20:12

  8. 矢切亭主人さん

    テレフンケンEL34は「怪しい」のではなくオンナヘンの「妖しい」ほうです(爆)。「魔性の高域」だそうですよ(笑)。ですからこちらもヴァイオリンフェチにとってはたまらない魅力があります。しかもいたちょうさんところはAccordoですからね。今回は寺井尚子を聴かせていただきましたが、ムターだったらクラシックファンも逝っちゃってたかも(爆)。

    赤羽の横丁のお店の室内騒音は測定したら「平均88dB、最大94dB」でした(爆)。ニッキーさんのよく通る声でなければ、なかなか会話は難しかったかも(笑)。

    byベルウッド at2015-09-18 10:09

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