ベルウッド
ベルウッド
クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

マイルーム

メインシステム
メインシステム
持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
所有製品

レビュー/コメント

レビュー/コメントはありません

カレンダー

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最新のレス

日記
製品レビュー/コメント

製品レビュー/コメントへのレスはありません

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

日記

ファイナルアンサー?

このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年10月10日

ファイルウェブMTNGの翌日に、Qさんとのびーさんに拙宅へお出でいただきました。

実は、のびーさんご来訪というといつもシステム不調に陥ってしまい実力が発揮できていませんでした。初回はヘッドホンジャック不良による左右クロストーク事件ですたし、あるいはキンチョーの余り前日まで弄りすぎたり…ということもありましたっけ。

今回は、スピーカーセッティングの最終形ということで、仕上がりは上々と自信を持って臨もうとしたのですが…、また、つい弄っちゃいました(笑)。

つい気になってしまったのがHAP-Z1ESのセッティング。一点アースのポイントを電源トランス側にしていたのですが、それを数日前に内蔵HDD直下側に変更してみたのです。これがどうも改悪となり、本番直前になって元に戻したのです。

ところが、これが元に戻らずますます音が悪くなってしまいました。調べてみると、メカニカルアースポイントのT-PROPを取り付ける機器側の雌ネジが緩んでガタガタになっています。

「あちゃー、やってしまった」と頭の中は真っ白。

とにかく何らかの応急処置をと思ってやってみたのが、J1PROJECTのICPハイブリッドのスパイクとベースによる三点支持。



これが、意外にもうまくいって、これなら元々の音と遜色ないのではと思い、本番ではHAP-Z1ESだけで予定していたハイレゾやリッピング音源のみのプログラムを強行してみました。自分の思っている音が出ていたという意味ではベストだった思います。初めてのQさんのお好みにあったかどうかはわかりませんが、のびーさんは今までと比較していかがでしたでしょうか。

さて…

そうことで、数日後、心残りだった一点メカニカルアースへの仕上げをしました。

先ずは、HAP-Z1ESの脚部ネジを、4㎜から6mmへと拡大します。T-PROPは、M4以下ではボルトが細く短く、その分ひ弱でガタが多くボルト長も短いので高さ調整ができません。今回のように無理に高さを出そうとするとネジをダメにしてしまいガタが出てしまいます。



まず、ドリルでネジ穴を拡張します。それから慎重にタップを切ります。簡単な作業ですが、ボール盤もスタンドもない手作業なのでけっこう大変でした。

この機会に、foQリングとは訣別しました。



3本のソフトセットのT-PROPのfoQリングをすべて、1㎜厚のコルクシートを円形に切り抜いたもの換えます。foQは、優れた制振材料ですが、荷重のかかる支点や支持部には不向きだとの結論に至りました。何よりも粘着性が強く、そのまま本体を持ち上げるとベースの重い御影石まで持ち上がってしまうほどです。せっかくスパイクと受け部が一体となったT-PROPの特長が活かせません。これでメカニカルアースからは全て追放ということになりました。

なお御影石ベースについては、先日のgenmi邸サウンドにとてもショックを受けたので、おふた方来訪直前の弄りでデッドニングを強化していました。HAP-Z1ESの御影石ベースは、αゲルシートで浮かせていましたが、ここには底部にコルクシートを全面に貼って振動対策をします。αゲルも耐荷重の点で、重量物には向かないところがあります。

プリアンプのベースは裏面にリアルシルトを全面的に貼ってデッドニングします。御影石は高密度で優れた制振機能と仮想メカニカルアースになりますが、どうしても固有の鳴きがあるので共振対策が必要だと考えたわけです。

そのビフォー・アフターはスパナで叩いてみると、カンカンとコツコツというぐらい違います。御影石は、接触歪みや反射波などあらゆる悪さをしますが、空気振動伝播にも共鳴してそれ自身が鳴ってしまうようです。これらをうまく抑えると、全体の響きに微かにスパイシーな華やかさを加えてくれるようで、堅くて鳴らない木質系の鈍さ、単調さより、よい響きになるような気さえします。ミュンヘンの名ホール、ヘラクレスザールのノリですね。

これで完成!!

…と思いきや。

二、三日後に聴いてみると、どうも耳障りなところがあります。

完成と思ったのはプラシーボだったのか?とへこみました。どこも何も弄ったはずがないのにどうしてだろうと悩みました。もう一度、スピーカーのセッティングを戻そうとか。アンプの充電池の劣化、果てはアンプそのものの不調も疑い、思い悩み疑心暗鬼に陥りました。

対症療法的に、あちこち弄り出すと収拾がつかなくなり、迷走が始まります。冷静に、冷静に、と自分に言い聞かせ、何か弄っていないかと思い巡らせていると、突然、確かに弄っていたことを思い出しました。

というのは、オフ会のときにのびーさん、Qさんから音像が微妙に右寄りだとのご指摘を受けました。オフ会の後、ご満悦の体で聴いているときに、このことを思い出してスピーカーの振りを弄ったのです。以前から自分としても時に右に寄りがちで響きの重心が右に寄ると感じていたのでそうしたのでした。

まさかとは思いましたが…、ピンポン!でした。

焦点合わせをもう一度いちからやり直したら、焦点が合った時点で音色の違和感がすっきりと解消したのです!あまりにも意外な展開にびっくりしました。

和音や重音に薄い汚れを感じ、響きの伸びが弱い、乾いたような、表面に薄い粉がふいて艶を失ったような感覚。聴いていてどうしてもそういう感覚がまとわりついて聴いていてなかなか音楽に没頭できなかったのが、ふっと解消しました。

こういうスピーカーの焦点合わせは、あくまでも音像音場や中低域のエネルギー感の調整であって、それがズレていてもこういう音調の違和感を感じたことはありませんでした。それが音色面でも違和感の「ある」「ない」でピタリと来るポイントがあるということを実感してほんとうに驚きました。



バッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ。

オリジナル楽器のヴァイオリンのガット弦の柔らかでシルキーな艶が何とも言えず心地よく音像の立ち位置もその響きもとても自然。チェンバロの粒立ちの良さと深々とした響きの余韻が心に染みいります。ヴァイオリンとチェンバロが対等に渡り合い、その三声、四声の対位法がとても明快。73年の録音で、ヴァイオリンのシギスヴァルト・クィケンはまだ20代、チェンバロの大巨匠レオンハルトはまだ50歳前でした。24bit96KHzのリマスターCDですが、まるで最新のデジタル録音のように新鮮。こういうCDを聴いているとオリジナル盤など不用と思えてきます。

ファイナルアンサー?と問われれば、イエス!ファイナルアンサー!と答えてもいい気分です。もちろん希望を込めてですが。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. ベルウッドさん、そちらもやってますね〜〜(笑)

    こっちはM4 T-PROP下は山本音響工芸のGS-6セーム革です。

    T-PROPが3cm山本音響工芸のセーム革が2cmですので、中央になる様に貼っております。
    如何しても3cmのセーム革をというなら47研究所からも3cmのセーム革があります。別途、両面テープは市販品を買わ無いといけませんが。
    此方はM-4のネジの高さが少ないので一点アースはやっておりません。
    此方もファイナルアンサーが入っております。

    さて、お互い採点しあいましょうか。

    byニッキー at2016-10-10 10:44

  2. ベルウッドさん
    こんにちは

    今回も色々と有ったのですね〜
    毎回上がっては落ちて、又上がるという展開が定着して来ましたね。
    果たして、良いのやら悪いのやら(笑)

    フォックがようやく外れたのですね。
    バズケロもかなりの部分でフォックが外れています。
    まあ、全否定しなくても行ける場所は、フォックですけどね。

    最後はSPのピント合わせでしたか!
    基本って、ホント、基本なのですね〜
    今回訪問したケニティーさん宅でも、同様にSPセッティングの大切さを味わいました。

    また、近いうちに箱根越えして聴きたいね。
    赤羽界隈はデンジャラスですから、二日酔いに成らない様、気をつけねば!

    では、では

    byバズケロ at2016-10-10 15:06

  3. こんばんは。先日はお忙しい中どうもありがとうございました。初めての訪問でしたが、非常に良い音だったと思っています。

    楽曲が宙に浮かび上がり、音色が濃く、音源の位置もとても明瞭に感じられました。例えばFAKiEのギターはライブに行った頃が思い出される鮮烈さでしたし、オケのダイナミックな盛り上がりは指揮者になったかのごとく気持ち良いものでした。

    静的な部分が丁寧ながらも、動的な面白さが印象的でしたね。スッキリとした配置も含めて、音作り・部屋作りの参考にさせていただきます。

    byQ at2016-10-11 00:04

  4. ベルウッドさん
    先週末にロンドンに戻りました。
    いつも手厚くもてなして頂きながら感想の日記もあげず申し訳ございません。

    訪問させて頂く度に問題が発覚する疫病神みたいな感じですが、最初のクロストークの件以外は、高いレベルでの話で、多分、自分のシステムなら気づきもしないと思います。とは申しても、その中ではウエルフロート導入時の変化は、特筆に値しますね。低域の伸長が大きいのでしょうが、全体的に見通しが良くなったと思います。

    今回の変化は、ウエルフロートの下の大理石が効いていると理解しています。ただ単に大理石を敷いただけでなく、フエルトとコルクで上手く調整した故の成果でしょう。

    音像が右に寄る件は、フォルテで高音のレベルが上がった際に右にズレる感じがしたので、指向性が鋭い高音の問題と捉えればスピーカーの振り角に解決法があったというのは納得です。実際の効果は中低域にも大きいようですね。

    最近、皆が足回りを調整して全体のレベルを上げているのに触発されて、別室にKEFのLS-50のシステムを構築中です。このスピーカーならJBLの18インチシステムと違って色々弄れるので楽しみです。

    byのびー at2016-10-11 03:32

  5. ニッキーさん

    セーム革(鹿皮)も検討対象のひとつでした。

    一般的に宝石やレンズなどの拭き取り用、洗車用に使用されるので容易に入手可能なのでよい素材ですね。大事なのは天然素材であることで人工セーム革はいけません。

    私は、結局、採用に至りませんでしたのでいまもグッズ箱に眠っています。接触歪み除去に優れ、振動吸収は小さくむしろ伝達性に優れるので、もしかしたらHAP-Z1ESのソフト脚にはコルクよりも良いかもしれません。いずれ比較実験してみます。

    byベルウッド at2016-10-14 09:03

  6. バズケロさん

    フォックリングの効果に惚れ、そのワナにはまり、その毒に痺れ、泥沼のなかでもがいた一年でした(爆)。その結論としては、スピーカーなど重量級だけでなく機器の足元の受けには不向きだということでした。

    リングに打ち抜いた後の、フォック円板は随所で活躍しています。特によかったのは、CDPのトレーの裏側に貼り付けることですね。これはイイですよ!

    振動対策を究めていって、SNが上がるとスピーカーの位置(焦点)合わせがちょっと異次元のステージに上がります。SNといっても、アナログやデジタルの量子ノイズや高周波ノイズのようなフロアノイズではなく、信号起因の附帯音が問題だったのです。この対策によって音がピュアになるので焦点合わせの良否が様々な聴感上の効果として浮かび上がってきたというふうに理解しています。

    バズケロさんのJBLは重たいから焦点合わせが大変だろうなぁ(爆)。

    byベルウッド at2016-10-14 09:15

  7. genmiさん

    前回お出でいただいた時は、自分としてはかなり好調なときだったと思ってます(笑)。その前後は、いろいろと仕掛けてはバランスが崩れたり、思うようにいかなかったりと、迷走していたような気がします。そういう迷走のなかからようやく出口を見つけ出したようです。これでワングレード上がったかどうか、ぜひ、聴いてみてください。

    byベルウッド at2016-10-14 09:19

  8. Qさん

    先日はありがとうございました。

    初めてのご来訪で、ふだん聴いている音楽のジャンルも違うようなので心配でしたが、お気に召していただいたようでうれしいです。

    「クラシックにもリズムカルでスイングするような曲はないのですか?」というご主旨のお話しがあって、ちょっとドキリとしました(笑)。今回は時間も限られていたので割愛してしまっていましたが、クラシック音楽のど真ん中のモーツァルトやベートーヴェンの曲には、今のロックなどにも通ずるスウィングやグルーブ感覚の原点のようなものがあります。

    もしまた東京に来られる機会があればぜひお聴かせしてご感想をいただきたいと思います。

    byベルウッド at2016-10-14 09:28

  9. のびーさん

    先日はお疲れ様でした。

    結局は、聴いていただいたセッティングがベストというのが結論でした。右に寄る傾向は、もし、修正の必要があるとしたらルームアコースティックの問題だと考えています。部屋が左右非対象であるとか、部屋の調度、機器の位置、右窓のカーテンなどいろいろありそうです。ふだん生活している空間なので本人は脳内補正していて気がつきにくいところもあるかもしれません。

    チェックディスクの5点テストをちゃんとクリアしていても、反射など間接音の全帯域で完全フラットということはなく、方向を持ったピークディップがあるのでこれをどうするかですね。

    現実には、生のコンサートでも音飛びは起こりますし、聴く席によって強烈な一次反射でとんでもない方向から聞こえたりもします。録音が自然であれば、近接マイクの多重ミックスやパンポット的な録音の音像林立型とは違って、音像があいまいで動いたり、音が飛んだりするのは原音再生ということでは「正解」なのかもしれません。

    オーケストラも、通常配置ではどうしても低音楽器がある右方向に重心が寄りますし、ピアノは鍵盤もしくはハンマー部をほぼ中央に設定すると、筐体・響板のある右方向に響きが片寄り、左が空白になりがちです。よい録音ほど、こういうことを素直に再現しています。

    この辺りが、いわゆる中央定位とか中央合わせの難しいところだなぁと思っています。

    byベルウッド at2016-10-14 09:45

  10. ベルウッドさん、追い込み完了ですか?

    それにしても、「ファイナルアンサー」とは大きく出ましたね。そして、果てしなく続くファイナルアンサーかな。。。

    第1次ファイナルアンサーを聴かせてもらいに行きますね♪

    byヒジヤン at2016-10-29 09:33

  11. ヒジヤンさん

    活動再開ですね。

    まあ、核廃絶みたいなものですね。

    byベルウッド at2016-10-29 11:05

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする