ベルウッド
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日記

「ジェダイの帰還」…いや、「あれ」が帰ってきました

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2019年09月23日

「あれ」とはフォック(foQ)のこと。ただいま絶賛再ブレーク中です。

しかもそれがちょっとしたマイブームで止まりません。

再ブレークの兆しがあったのは、USBのコネクタの防振でした。USBというのは思ったよりもずっと繊細で、けっこう音質に影響があります。特にコネクタ部はほかの信号ケーブル類に較べてずっと接合が緩めなので振動に弱いようです。

そこから新たな展開が…

ふと、思いついたのがアンプの電池ボックスの防振でした。



拙宅システムのアンプは、金田式のオール・バッテリー・ドライブになっています。もちろん、それなりの防振対策はしていたのですが、K1やMFPCの導入など上流のグレードアップによって新たに下流のアナログ部がボトルネックになるという現象があって、細かい手直しをしていました。特に、プリアンプがクリティカルになってきて、そのことで、ふと、電池ボックスの防振を思いついたのです。



電池ボックスというのは、タカチのプラスチック製のもの。かなりチープ(笑)。

これを4個入りのケース二つと2個入りのケースを合わせてネジ止めしたもの。これにニッケル水素電池(単3)を10個入れて、+7.2V、-4.8VのDC電源を供給しています。



従来の防振対策というのは、このケースの底部に防振材のfoQのテープを貼ることと、ケースをJ1projectのハイポリマープレート上に設置するということでした。この状況で、特に問題を感じることがなかったのです。



今回は、ケース内部に電池に接触する形でfoQのテープを増強するというもの。電池は、一般的なものと同じ構造で、-極側をスプリングで押さえるというもの。当然、振動の懸念はあります。さすがにチャタリングのようなことは起きませんが、ミクロ的には接点が振動によってオンオフしている可能性はあります。

やってみると、驚いたことにはっきりとした効果がありました。

電源タップの防振や、壁コンセントのプレート材料による音の違いなどが、最終的な音質に影響があることは、皆さんからレポートがされています。私も、かつて、大音量での特定の箇所でのクリップのようなノイズに悩まされ、結局、それが電源接点の振動だったということを経験しました。

この時は、CDプレーヤーの電源入力プラグの振動でした。これは、オヤイデのケーブルロックシステムとコルクによる対策で劇的に解消できました。インレット側のIECコネクターは、緩くて振動しやすいのです。

今回、再び、同じようなクリップのようなノイズ問題が再発してしまったのです。

どうやら、K1の導入やMFPCの導入など相次いだ上流のグレードアップが、スピーカーからの出音のエネルギーを一段とグレードアップさせることになり、それで新たなボトルネックが浮上してきた、ということのようです。


そこで、もしかしたら?…ということで、電池ボックスの対策をさらに強化してみたのです。これで、何とまたしても、クリッピング・ノイズ様のノイズが改善してしまいました。以前、CDプレーヤーが原因と気がついたのは、音のピークからノイズ音まで、聴感上のずれがあったからでした。これは、デジタル部に問題があると推測して、要因を絞り込んでいったのです。今回は、そういう遅延があまりありません。それで、とにかくアナログアンプだろうと思っていましたが、まさか、またしても電源接点だとは思っていませんでした。



この効果が大きかったので、パワーアンプのバッテリーにも応用してみました。

パワーの方は、SONYのハンディカム用のリチウムイオン電池を使用しています。これもプリアンプの防振と同様の対策は施していました。こちらの泣き所は、電池との接点そのものが小径のバナナクリップで差し込んでいるだけということ。専用充電器が使えるのが便利なのでこういう工夫しました。これがどうもゆるゆるなのです。本来は、半田付けして固めてしまいところですが、充電のことを考えるとどうしても実用面でこうせざるを得ません。今回は、クリップそのものにfoQを貼り付けました。



フォック麺どころではありません。

foQの一番細いテープをさらに幅を4分の1までに切り刻みます。フォック・ソーメンです。これをピンセットで目をこらしながら、クリップの根元にひとつづつ巻き付けて貼っていきます。電池4個分で8接点、2セットで合計16接点をひとつひとつ手作業です。



しかし、これも労が大いに報われました。音がすっかり安定しました。もともとエネルギー感は十分にあったのですが、音量を上げても音の伸びが崩れず、解像度が保たれて、各パートが信じられないほど細かくほぐれて聞こえてきます。念のためにJ1プロジェクトの制振プレートにさらに低反発ウレタンフォームも重ねてみました。

何よりもうれしいのは、ソプラノが堅い音になりがちで悩ましかったのが、高音でのフォルテッシモでも力強く、抜けもよくなったこと。

この対策は、先日のヒジヤンさんが拙宅に来られる直前に思いつきました。ヒジヤンさんは、オペラを歌うアマチュアサークルに飛び込んで自ら歌うというほどの人。声楽へのこだわりは半端ないので、何とかボーカルを良くしたいと思っていたところでした。これが、土壇場でのクリーンヒットになったというわけです。

振動というのは、システムのスペックが上がり、特に、声楽など中域が充実してくると、また、新たなボトルネックを生じさせるようです。ボーカルが前に出てきて、リスナーの胸腔や腹腔に共鳴するようなエネルギーが出てくると、当然、そのエネルギーは様々な共振を生じさせるようです。それが、それまで露呈しなかった弱点を新たに浮上させてしまうようです。固体伝達振動の対策をしていても、こういうグレードアップは空気伝達での共振まで引き起こしてしまうようです。

こうなると、あちこちに、これまであえて見過ごしてきた弱点をそのままにしておけないという気になってきます。



最も気になっていたのは、オーディオ用PCのDC供給の接点です。特に気になるのは、microUSBの5Vのコネクター。これもフォック・ソーメンです。やたら細かい。けれども効果は確かに感じ取れます。



PCというのは、そもそもオーディオ用には作られていません。だから、機械的ノイズや振動対策というのは、実に、お粗末。手を入れだしたら止まりません。ケーブル側のコネクタだけでは収まらず、パンダPCまでお腹を開いて、そのコネクター部分にfoQを貼りまくります。



LANケーブルはカテ6Aを使用しています。このコネクター部分は、やはり、シールドされていることが電気的には望ましい。けれども、シールドされているということは、コネクタ部が金属製ということになって、透明なプラスチック製のものに較べると音質面では微妙なところがあります。これは、金属がどうしても共振しやすいからなのです。ということで、ついにLANケーブルコネクターの金属シールド部にもfoQを貼りました。もちろんPC内部の基板直結のジャック部分(これも金属シールドされています)にも貼り付けます。

MFPCを導入して、まだ、半月程度ですが、安定度が増してどんどん音が良くなって行きます。過去最高!をさらに更新中。

foQというのは、制振材料としてかなり強烈です。やり過ぎたり、適用する場所を間違えると、音の活気が失われ、音楽がつまらなくなってしまいます。特に、荷重がかかると変質して粘着質が増してしまうので要注意。スピーカーなどの電気信号と機械振動のトランスデューサーやインシュレーターなどの音の通り道などに使用するのも音が死んでしまいます。

過去にそういう失敗をして、foQを使うのは控えていましたが、久々に大ブレークということになっています。

いくら何でもやり過ぎかな…?と、ちょっと自分のなかでブレーキペダルに足を軽くかけています。


ところが、これで終わりではなかったのです。

(続く)

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  1. ベルウッドさん、さすがに表現がドラマ仕立てです!

    マイブームってありますよね。
    以前はフォック(foQ)に嵌っていたのですか。ちょうどその頃、自分はミュージカルに傾倒していたのか、その頃のことはよく知らないでいました。

    でも、同類ですからイメージはわかります。これを使って、気になるところはちょちょいのちょい!って感じなのでしょうね。自分は接合部の防振は、絆創膏や和紙テープやら両面テープなどを使っています。原始的すぎて、人に言えるような内容ではないですが・・・

    自分のちょちょいのちょい!は箸かな。これを使って・・・なんて感じで色々やっていました。振り返ってみると、もう8年も前のことでした。なので、自分も今の状態でマイブームを復活させようかなと思いました。

    ラーメンの作り方で言えば何だろう?
    久々の大ブレークが出来ますかどうか・・・(笑)

    byヒジヤン at2019-09-23 19:49

  2. ヒジヤンさん

    ブームにはまると、やり過ぎたり、特定のグッズに万能感を抱いて誤った使い方をしてしまうので注意が必要ですね。

    私は、これに懲りて、逆にすっかりfoQから遠ざかっていたというわけです。それが、新しいボトルネックが浮上したことで、かつての、効果の記憶もよみがえったというわけです。

    防振は、適当な材料でもそれなりの減衰が得られるので効果が確かめられますね。ちょっとした付加質量で抑えられる。あるいはインピーダンスを増加させて動きにくくする。さらには別の共振物体を接続してそれにエネルギーを吸収させてしまう…といろいろな手段があるわけです。いやこれはお釈迦様に説法でしたね。

    だから、絆創膏もピップエレキバンも粘土オバケもいろいろ登場するというわけですね(笑)。

    ラーメンの作り方で言えば、スープにこだわり、徹底的にアクをすくって取るということかなぁ(笑)。ダシをしっかりとった醤油系の澄んだあっさり旨味系ですよ。

    byベルウッド at2019-09-25 09:02

  3. ベルウッドさん、こんにちは。

    長い間ごぶさたしております、おいけです。

    ここ数ヶ月ずっとLANケーブルばかり作っているもので、ふんふんと頷きながら読ませていただきました。
    LANは汎用規格ゆえか公差が大きいのか大抵のプラグでコネクタに挿した際にガタつきを感じます。
    昔からこのガタが許せなくてあれこれと詰めモノをして対策して参りました。

    釈迦に説法でしょうが、ガタがある上での制振よりまずは根治治療でかなり音が変わります。ここら辺は電源プラグと同じ考え方です。
    同時にギュウギュウにし過ぎるといけないのは言うまでもございません。
    プラグへの対策一つで印象がガラッと変わるのでケーブルへの評価も難しい所です。


    最後に私の最近のfoQネタです。
    カートリッジシェルワッシャーとして使用しています。
    丁度いい厚みだなと思い、音死ぬだろうなぁ〜と駄目元で試してみたらビンゴ!でした。
    一度お試しくださいませ。

    byおいけ at2019-09-30 16:24

  4. おいけさん こんにちは

    LANコネクタの詰め物ですか?それはぜひネタ公開をお願いします。私はどちらかといえば、USBのガタ、ゆらゆらの方が気になります。こちらも詰め物ネタがあればぜひ。


    カートリッジへのfoQは、はばかりながら遠慮いたします。
    日記本文にも書きましたが、家訓のようなものがあって

    ●電気信号と機械振動のトランスデューサーには使うべからず
    ●荷重・圧縮をかけるべからず

    ということです。トランスデューサーの代表が、スピーカーとカートリッジです。取り付けネジのワッシャーは圧縮ということになります。荷重や圧縮は、経時変質つまり時効性があるのでなお要注意です。今は、シェルのフィンガーフックに小さな平細麺を巻いてあるだけで、これが限界です。

    試してもみないで否定するのはよくないのですが、過去何度も痛い目にあっているものですから。こればっかりはゴメンナサイ。

    byベルウッド at2019-10-01 10:40

  5. ベルウッドさん、こんばんは。

    遅遅レスをお許し下さい!
    まず、foQのワッシャーですがおっしゃる通り時の変化と共に悪い癖が顔を見せ始めました。静かなんだけど空気が重い。はっ!と思いよくあるゴムの0.3mmの物に替えたら空気が蘇ったのです。経過観察不足でした。御指摘ありがとうございます。
    ついでに御教授下さい。シェルワッシャーには何をお使いでしょうか?
    Mitchakuシェルを使えばガタともオサラバ〜と気楽に導入したのですが、やはりワッシャーは必要でしたので。

    LANの件は別途日記としてupいたします。
    また御意見お聞かせ下さい。では。

    byおいけ at2019-10-06 00:15

  6. おいけさん

    <静かなんだけど空気が重い>
    まさに、foQの誤って使ったときの音ですね!
    私は、この状態を個人的に“オーバーキル”と呼んでます。

    シェルワッシャーは、もう、何十年も使ったことがありません。もっとも長年YAMAHAのシェル一体型アームを使っていたせいもありますが。

    シェルには、アームとの取り付け部に上下にピンが2本立っています。2ピンが本来の標準ですが、1ピンのものがあります。このタイプですと下部にわずかなすき間が出来てしまうので当然ガタ(振動歪み)が生じます。それでゴムの薄いパッキンを緩衝材として挟んでいるのです。なぜ1ピンにするのかはよくわかりませんが、加工精度とコストの問題なのでしょう。AUDIO-TECHNICAはこの1ピンタイプです。ハイエンドではもう少数派になってきているはずです。

    せっかくMITCHAKUにされたのならシェルワッシャーはおやめになったほうがよいと思います。開発者のFEDELIXの考えにも反します。

    FEDELIXの中川氏は、ブログで開発の経緯を述べておられますが、その中にも下記のように書かれています。

    「普通のヘッドシェルは上の1ピンだけを引き込む構造ですが、それだと下側に隙間が生じてしまい、グラグラします。ゴムリングでその隙間を埋めるという考えもありますが弾性合体になって、鈍い音になってしまいます。そのため意図的にゴムリングを外して使う方々も多くいらっしゃいます。私もその1人ですが、外し派?としてよく知られている方々は江川三郎氏、池田勇氏、柴崎功氏といったところでしょうか…」
    http://www.fidelix.jp/others/micthaku%20shell.html

    2ピンでも完全ではないシェルとアームの密着を向上させたのが、MITCHAKUというわけです。AUDIO-TECHNICAのゴムリングの音に慣れてしまった耳にはすぐには良否を判別できないかもしれませんが、ワッシャーを外した音をじっくりと聴き込んでみてください。この場合は、クラシックよりもジャズやロック・ポップ系のソフトの方が良いと思います。

    byベルウッド at2019-10-06 10:13

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