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日記

全面降伏 (LANケーブルの交換)

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2020年12月24日

LANケーブルでも音は違います。

このことでは散々苦労してきました。そのことは、以前にいろいろと日記に書いてきて、その結論は「シールドタイプの太くて曲げにくいものほど音が良い」でした。

その結果、ずっと自作ケーブル(日本製線CAT6A F/UTP+テレガートナーMFP8)を使用してきました。

しかし、現実の厳しさを知りました。もはや我慢の限界。


…というわけで、今回、全面的に交換しました。



交換したのは、何の変哲もない汎用のELECOM製のケーブル(CAT6A LD-GPA)です。これが総合的にみて結局は音が良い。

きっかけは、roon-Core PCとハブ間の接続が不安定になり、しばらくしてついに断線してしまったことです。ここの断線以前から、roon-Controll PCの接続が不安定でした。理由はコネクターに無理な力がかかってしまうことです。PanadaPCの向きを変えてコネクターに力がかかりにくくしたりしてあれこれやっていました。むしろPandaのジャケットの方がやられるのじゃないかと心配になってきましたが、そうこうしているうちにCore PCの接続が不調になって、ついに逝ってしまったというわけです。

原因は、次の2点です。

(1)コネクタ部にかかるストレスによる接点不良
(2)テレガートナーMFP8のカシメ不良


(1)は、ケーブルが太くて堅いためにどうしてもコネクタ部に負担がかかってしまうことです。日本製線CAT6A F/UTPは、《太い&堅い》の要因がてんこ盛りです。十字介在、外被覆シールド、単線、導線径AWG24。これが一方では音の良いことにつながっています。

(2)は、ちょっと深刻です。MFP8の仕様では、対象導線径は単線の場合、最小AWG24(0.51mm)ですが、日本製線CAT6A((NSGDT6-10G-S)は㎜サイズ(JIS)で0.5mmという仕様なのです。ただでさえ単線は施工面で不安定なのに、インチとミリの規格差による0.01mmの違いがあって定格外になってしまうのです。

テレガートナーは、金属シールドがしっかりしているだけに外形も大きく重くて、ケーブルの太さ&堅さともあいまってコネクタにかかる負担が倍加します。他によいコネクタがないかと物色しましたが、こんどはケーブルの外径が大きいせいでマッチするコネクタがありません。

それで、音を優先させて無理矢理にこのケーブルを使っていたのですが、何とか自作がうまくいっても、使用上、いろいろと無理がかかってしまい、パフォーマンスが何かと不安定だったというのが現実でした。そして、ついに我慢の限界を迎えたという次第。

そこで上記のELECOM製のケーブルを試してみることに…

ELECOM  CAT6A LD-GPA
規格:             CAT6A
導体構造形式:         UTP
シールドドレイン(接地線):  無し
セパレーター:         十字介在
外径:             6.5mm
導体:             より線(24AWG)
対応伝送帯域(速度):     10Gbps
RJ45ジャック:         ポリカーボネート




このケーブルはCAT6Aとなっていますが、十字介在はあっても外装被覆シールドは全く無しという不思議なケーブルです。このタイプはサンワサプライの単線(23AWG)で試験済みだったので試すまでもないと思っていたのです。しかし、LANケーブルは単線の方が音が良いという思い込みがあったようです。

交換してみると遜色ありません。次々と換えてみてもほとんど変化を感じません。むしろ、安心感がひろがり気持ちがくつろぎます。結局、全面的に交換ということになりました。

「LANケーブルはシールドタイプの太くて曲げにくいものほど音が良い」と題した前の日記は標題変更しなくてはならないようです。

日記で比較した4種類のケーブルに今回のELECOM(E)を加えると、

(A)≧(E)>(B)≫(C)>(D)

というところです。

(E)は、ノイズ耐性では単線より劣るといわれるより線ですし、外被シールドもありませんが、結局はオーディオローカルの範囲内でのごく短いケーブル長では、それほどの差が出ないということでしょう。それよりも、そういう条件下では柔らかく取り回しがやりやすいことが、接点へのストレスを減らし通信の安定だけでなく音質面でもメリットがデメリットを上回るということ。メーカーによっては音質面で有利になるということです。



ただし、CMC(Carbon Micro Coil)シートとアルミフォイルを組み合わせたノイズ対策を試してみたところ効果があるようなので復活させました。スイッチングハブとDiretta Target PC間のケーブルのコネクタ部です。以前のケーブルでは全く不要でした。やはり、外来ノイズ耐性の点で従来の(A)にはやや劣るのだと思います。


外被シールド、線径、単線の優位性はあると思いますが、太くて曲げにくいケーブルはやはり使いにくく、接点へのストレスという点で通信安定性と、ひいては音質にも良くないということになります。ELECOM CAT6A LD-GPAは、バランスのとれたよいケーブルです。

テレガートナーMFP8は、日本製線CAT6Aに使える唯一のコネクタということで使用してきましたが仕様面でその線径が保証されておらず、実際にカシメ不良が多発しますのでお薦めできません。日本製線CAT6Aは、よいケーブルですが太くて曲げにくいうえに、適応するコネクタが見当たらず、MFP8が推奨できない以上は、残念ながらこれもまたお薦めできないということになります。

ということは、もはや、無理してケーブル自作をする意味もなくなってしまいます。メーカー製のパッチコードはコネクタ部の加工もしっかりしていて信頼感の点で自作はかないません。

全面降伏です。

次回の日記→

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レス一覧

  1. ベルウッドさん
     他に、影響するのはツイスト数や長さ、
     他の(電源等の)ラインとの位置関係。
    (他、ハブ/ルータもなるべく無くす等...)

     以前、職場で、離して配線したら、無知な
     お偉いさんから見栄えが悪いとの指摘、
     仕方なく、モールに電源と一緒に配線したら、
     エラー大頻発...。勉強になりました。

    byナショナルキッド at2020-12-24 11:24

  2. ベルウッドさん

    私のケーブルは多分箸にも棒にも掛からぬサンワサプライ つめ折れ防止カテゴリ6A細径メッシュLANケーブル ブラック&レッド 0.5m KB-T6AME-005BKRです。
    ファイバーが良かったりpcが多いのが良いのは、クロックを基準にした符号化が、その都度シリアル信号を整列させてスフォルツァートの方が言われるところのdacカックンが少なくなるのではと勝手な想像をしております。
    安物スイッチングハブを2台ポチリしそうな自分が怖いです。笑
    やるんだったらファイバー化ですね。

    by雑居ビル at2020-12-24 13:29

  3. ベルウッドさん

    LANケーブルは結構な種類を試しましたが・・・
    一番の選ぶポイントは、
    ・加工のしやすさ
    ・取り回しのしやすさ
    ・安定性
    です!(笑)
    でも6Aの500MHzの絶縁体は良い感じだと思いました。
    単線は良いのは分かるのですが一般家庭でしかもpandaでは辛いですね(汗)

    byMF at2020-12-24 21:16

  4. こんばんは。

    LANは面倒ですよね。

    自分の場合はこうなりました。
    ・CAT8ケーブルへ入れかえ
    ・LAN用絶縁トランス(日辰電機製 NPL-1001)を銅テープでシールド加工して、LANケーブル1本あたりに2個入れる
    ・リンクスピードを10Mbpsにする
    ・PC上のLANコントローラの設定を変更し、オフロード機能と省電力機能をすべて無効にする

    シールド付きのLANケーブルを使うとアースループを起こすので、LANケーブルのPC側コネクタは絶縁テープを張り付けてます。

    でもこうすると、こんどはLANケーブルのシールドが外部からノイズを引き込むアンテナになってしまいます。
    それを緩和させる様にフェライトコアをLANケーブルへ付けたりと…

    本当に面倒です。

    byしゅんかん at2020-12-25 00:04

  5. ナショナルキッドさん

    あちゃ~、電源ラインと束ねちゃぁダメですよね(笑)。

    でもお偉いさんの気持ちもわかります。やっぱり職場は整理整頓ですからね。ただし、整理整頓の原則には工場管理的な工業的レイアウトの原則があることも理解していただきたいですよね。

    byベルウッド at2020-12-25 10:52

  6. 雑居ビルさん

    私も門外漢なので偉そうなことは言えませんが、ネットワークはあくまでも汎用用途なのでどうしても見かけの速度ばかりが重視されます。かといって「オーディオ」「高音質」を謳うものは、効果もまゆつばでぼったくり。意外にローテクで安価なもののほうが良かったりするので困ります。

    音楽再生に高速度は不要。むしろ安定と時間厳守なんです。それについてネットワークの性能評価として具体的な尺度があれば良いのですが。

    byベルウッド at2020-12-25 11:01

  7. MFさん

    勉強になりました。

    最終的には、断線にプッツンしましたけど、そこに至る過程でコネクタ部の接触でかなり接続安定性の影響があることがわかりました。ネット接続が不安定だとデータ転送上、パソコン側でもいろいろ動作状況が変わるようで定常的な音質安定性にも影響がありそうだという気がしました。

    パッチコードは、長さが限られるのできれいにレイアウトできないのが不満です。それから、超短尺ケーブルのメリット、デメリットが今ひとつよくわかりません。

    byベルウッド at2020-12-25 11:05

  8. しゅんかんさん

    今回のケーブル交換は、あっけないほどのローテク、ローグレード、シンプリシティへの回帰でした。オーディオのデータ転送は、一般的なシステム、画像、ゲームとはちょっと別物という気がします。

    byベルウッド at2020-12-25 11:08

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