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日記

ネイキッド・プリ

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2021年03月29日

プリアンプを素っ裸にしてしまいました。

素っ裸といっても、まあ、要するに天板と底板を取ってしまったということです。



アンプ類の天板を外すと音が開放的になるということはよく言われています。理由は、はっきりしませんが、①振動、②電磁波ノイズ、③シールドの三要因が関わっているものと思われます。

天板を外すのは、設置場所にもよりますが、回路の防護とかホコリなどが心配で抵抗があります。私も、音がある程度変わることはわかっていても、フタを外してしまうのはあまり良くないと考えてきました。

①振動については、付けたり外したりすることで振動モードが変わることになるので、どちらが良いかはケースバイケースだと思います。私のプリアンプの場合も、以前、振動対策としてαゲルチップでフロートすることも実験してみましたが、うまくいきませんでした。この方法は、一方では、SONYのハードディスクプレーヤーでうまくいっていたのです。

②電磁波ノイズ、③シールドについても同じです。②と③は同じことと言えるかも知れませんが、②は内部ノイズの反射・輻輳、③は外来ノイズという意味合いです。そういうことで、外す外さないは裏腹の関係です。こればかりは、やってみなければわかりませんが、一般的には金属筐体のシールド効果には一定の信頼感があるのだと思います。

今回、それでもトライしてみようと思い立ったのは、MFPCのコアを最新の2021i9PCに変更した効果が大きかったからです。まさに髪の毛一本一本が見えるかのような高解像度と高SNが得られました。こういうグレードアップは、全体のクォリティを上げてくれる喜びの一方で、微小な問題をまたさらけ出すようなところもあります。

しばらく聴き込んできましたが、どうしても高域にわずかな濁りのようなものを感じて気になってしまうのです。

いろいろ弄ってきましたが、ついに、じゃあプリアンプの天板を外したらどうなるか…?ということに思い当たったのです。問題が無ければフタは有った方がよい。でも…

外してみると、まさにピンポン!でした。あの微かな混濁が取れ、全体的に音が開放的になり高域が伸びやかになります。



αゲルパットでフタを浮かすこともやってみましたが、効果はありません。どうも問題は②あるいは③にあるようです。シャシーはタカチOS型で、天板を取ることで強度低下が心配でしたがまったく問題ないようです。



さらに底板も取ってしまいました。

底板にも基板など固定されているものがありません。ですから、底板も外して上下スカスカにすることも可能です。基板はフレームにアングルを介して、それに吊り下げるような構造になっているからです。



底板の場合、天板を取ったときのような差異は感じませんが、取った方がよさそうですし、取っても何も支障がありません。何度も付けたり外したりしましたが、最終的には外してしまいました。



以下は余談になりますが…

面白いものでシステムに変更があると、今まで良かれと思ったものが逆効果ということにもなることがしばしばです。特に上流の変更は、それより下流の全てに及ぶので検証が大変です。アクセサリーとかセッティングというものの宿命ではないでしょうか。

MFPC roonCore2021i9 への変更以来、試行錯誤を続けてきましたが、以下の点で大きな変更となりました。




1.ハブの二段カスケード化
2.DAC(GRANDIOSO K1)の電源ケーブルに付けていたキソアコ/SHIZUKAの除去
3.   〃     下のウェルフロートにfo.Qシート設置
4.CorePCの仮想アースのマグネシウム粒の減量

“高音質化”は、取り切れなかった振動歪みなどが浮かび上がる一方で、ともすれば高域側へバランスがシフトし、抑制抑圧感が強まり、色彩が淡泊で浅く感じるとともに聴き疲れする音調になりがちです。

その多くは、アクセサリによる対策の重複・過剰から来るものなのだと思います。2.と4.は、まさにそういうアクセサリの撤去・削減ですが、それにいざ気づいてみるとちょっと戸惑いもあります。特に2.のSHIZUKAは、K1導入時にさんざん検証してからずっとやってきたことなので衝撃でした。シールドは、できればやらない方が良いようです。ノイズカットや制振にも言えることですし、そもそもプリアンプの天板を外すこととも通じます。

4..の仮想アースには、ちょっとあわてました。まず試しに外してみたのですが、どうもそちらのほうが良いと感じたのです。他のPCもいったん外すなど試してみましたが、どうもミニPCだけのようです。ケースバイケースということなのでしょうか。さらに、もう少しいろいろな音源を聴きこんでいくと付けた方がわずかに良いと感じるものもあります。そこでマグネシウム粒の削減を思いつきました。ここは微妙なバランスもあるので検討を続けています。

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  1. ベルウッドさん

    PCのグレードアップ後にピンポイントでセットアップを変更される所は流石ですね!
    上流だけでなくスピーカーやアンプDACでも変更を要する所は少なからずあると思いますが、デジタルデータの変化は大きいと思います。
    近い将来オーディオ機器のトランスポートではPCに太刀打ちできない時代が来るのかと予測しています。
    それだけハードウェアとOSは物凄い進化を続けています。
    大量生産・製品ランクを守り続けなければならないオーディオメーカーにはとても難しい分野です。
    MFPCはおいしい所だけどんどん新しいものを取り入れてグレードアップを続けていくでしょう・・・。

    byMF at2021-03-29 00:55

  2. MFさん

    本文で書き漏らしましたが、アップコンバートやデジタルフィルタ-もやめてしまいました。

    同じミニPCのコアでも、貸し出し試聴の2020i9ではDACのアップコンバートにしましたが、2021i9にしたところオリジナルのほうが良くなって元に戻してしまったのです。DSDのデジタルフィルターも同じです。いまはネイティブ再生に戻してしまいました。

    短期間でしたけど、アップコンやフィルターが良いというのもアリなんだと思いました。具体的な条件はまったく不明ですがケースバイケースなんですね。

    でも、これも無しですむのなら、そちらのほうが良い。こういうものは足し算ばかりやっているとどんどんとおかしい方にいっちゃいます。時々、引き算をやって検証してみるのが良いですね。

    byベルウッド at2021-03-29 18:02

  3. ベルウッドさん、こんばんは。

    私もプリの天板は外したままですが、底板まで外すとは恐れ入ります。

    30年前に作ったときに天板の有無で音が変化することに気付いて、何とか対策をしようとしたのですが上手く行かず外したままになっています。

    ところが、最近、東京のオーディオ仲間のために作ったコピー機のメンテナンスをしていて、面白いことに気付きました。

    セレクターSWとVR間の配線を変えたときのことですが、ここにシールド線を使うと天板の有無で音が大きく変わり、もとのダイエイ19芯に戻すとほとんど変化がなくなりました。

    シールド線は音が籠ったり伸びが無くなるとかよく言われますが、
    シールド線の周りを筐体で囲ってしまうことで電気的に何かが起こっているような気がします。

    まだ、サンプルが少ないので断定的なことは言えませんが、信号レベルが高いところではやはりシールド線を使わないほうが良さそうです。

    それはそうと、STEREO誌4月号にどこかで見かけたような方が出ていますね。

    byED at2021-03-29 23:24

  4. EDさん

    自分としては、天板外し路線にずっと抵抗し続けてきましたが(笑)ついに軍門に降りました。できればフタはちゃんとしておきたいと今も心の底では思っています。

    >シールド線の周りを筐体で囲ってしまうことで電気的に何かが起こっている

    なるほど!これはあるかもしれませんね。シールド同志の干渉でしょうか。何事も重複、過剰は、かえって弊害を呼びますね。

    ただ、私のプリはシールド線は、フォノ入力と基板間のみにしか使っていません。金田氏は、ライン入力のシールド線はやめてしまいました。無くても済むのなら…の論法です。私もそれに従っています。今回はそのライン入力でも天板を外したほうが良くなってしまったということです。

    でも…

    >シールド線は音が籠ったり伸びが無くなるとかよく言われ…

    信号配線が例えシールドでなくとも、天板がそのシールドの役割をしている。それが回路などの品位が上がったりすることなどで弊害が見えてくるということかもしれません。

    byベルウッド at2021-03-30 00:00

  5. ベルウッドさん

    底板はともかく天板をフロートさせるのは最近よく目にしますね。それは①を目的にしてそうですが。

    問題が②や③ならアクリル天板とか試してみる価値がありそうです。
    最近、例のプラ筐体のハブをカスケードにして鮮度の向上に驚きました。パンダのケースも電磁的にはオープンの木製ですし...

    byのびー at2021-03-30 05:21

  6. ベルウッドさん、こんにちは。

    ネイキッドプリになっちゃいましたかあ、
    底板を外すという発想に脱帽です。

    一般的な筐体だとメリットとデメリットがせめぎ合うような感じなのですかね?
    厚みが10mm以上のアルミを使った筐体くらいのレベルになると、それはそれで異次元のメリットを享受できるような???

    なんにせよ思い込みで判断するよりも、やってみる事「三現主義」が大切ですね。

    byCENYA at2021-03-30 13:57

  7. ベルウッドさん

    確かに同じような経験ああります。
    合板の上で仮組したアンプの音が気に入ってシャーシに入れたら・・・こんな音だったかなと少しがっかりすることがあります。

    >①振動、②電磁波ノイズ、③シールド・・・・
    そうなんです、いろいろ考えられますが測定でわかる範囲ではなさそうです。

    よいことはそのまま踏襲された方がよいとおもいますが、私なら天板なし、底版なしの状態には耐えられそうもありません(笑
    ところでメインアンプでも同じことなのでしょうか?

    byマイペース at2021-03-30 15:44

  8. のびーさん

    プラ筐体ハブのカスケードはけっこう効きますね。

    ハブのカスケードは、岡山音会でスィートサウンドさんのデモを聴いていその効果は確認していましたが、MFPCならさほど変化はないだろうとタカをくくっていましたが、今回、やってみて驚きました。水の透明度が上がる感じです。例えてみれば、それで水底の汚れとか水面のあぶくの汚れが気になりだしたという感覚です。実は、プリのネイキッド化に取り組んだのは、カスケード化の効果に驚いたから始めたことなのです。

    アクリル天板もやってみる価値はありそうです。パンダのウッドケースはずぼらしてましたが、これもいよいよ手を付けてみようかなぁ。

    byベルウッド at2021-03-31 10:06

  9. CENYAさん

    天板の問題は、日記本文に書いたようにいくつかの要因の複合効果なんだと思います。各要因間のバランスもあるので、仰るようにこうだと決めつけないで、いろいろやってみてから判断するしかなさそうです。今回の私のケースでは、①振動はあまり影響していなかったようです。振動は、むしろ、入出力端子が取り付けてある背パネルの影響が極めて大きく、この対策をほぼやり尽くした結果なのかもしれません。

    思い込みで決めつけることはイケませんよね。

    byベルウッド at2021-03-31 10:19

  10. マイペースさん

    >私なら天板なし、底版なしの状態には耐えられそうもない

    私も、今回、ギリギリまでそういう気持ちがありました。

    やはりフタがないのは、安全面、耐久性、保守性など機器(メーカー製なら“商品”)として完結できていませんから。フタを取る前には、アルミ板裏面に銅箔を貼り付けるなどの対策で多少とも良い方向への変化があったのですが、あるソフトのある部分がどうしても問題解消しない。それがネイキッド化で改善したので決断しました。

    パワーアンプは、プリアンプほどは繊細ではないと思うので手をつけていませんが、そういうわけで、いまはじぃ~っと見つめている最中です(笑)。のびーさんの提案のアクリル天板というのもやってみる価値はありそうです。

    byベルウッド at2021-03-31 10:28

  11. 私のソウルノートのプリアンプP-3の天板もネイキッドの開放感に近づけるように設計されております。それとフォノイコのE-2も
    ソウルノートは結構前から天板を付けると閉塞感がある音になると言って天板無しの音に近い天板を工夫して取り付けております。
    なんと揺らすとカタカタと音がするほど天板が固定されてないんです。

    byニッキー at2021-04-15 21:30

  12. ニッキーさん

    P-3では、たしか、天板は固定しないフロート構造だったはず。ただし、素材は厚めのアルミ(電導体)だったと思います。

    以前に、SONY HAP-Z1ESでアルファゲルテープを使ってフロート構造もどきにしてよい結果を得ていました。Z1ESはもともとそういう造りになっていたのです。緩衝材をアルファゲルに換えたというわけです。その体験を踏まえて今回もフロートを試してみたのですが改善がありませんでした。

    また、だいぶ以前にアルミ天板をチタンねじに交換したことがあるのですが、結果はかえってよくなかったという体験もしています。チタンは導体ではないのでフレームアースからも切り離されてしまうので、そのことがよくなかったようです。
    https://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20130722/38372/
    https://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20141231/45668/


    ということでP-3のフロート天板は、私にはちょっと中途半端のように思えます。一度、フタを取ってみることも試されはいかがでしょうか。

    byベルウッド at2021-04-17 00:08

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