ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

ラストコンサート (アリオン西蒲田試聴室)

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2021年09月15日

マイ柱やアリオンアンプの出水電器の西蒲田試聴室がクローズする。



そう聞いて、とにかく最後の聴き納めをしたいと、引っ越しの打合せでお忙しい島元社長にお願いして、ミニオフ会ということでお伺いしました。翌日から荷物の運び出しも始まろうかという、まさにラストコンサート。



島元社長のご事情とコロナ禍が重なり、ここ3年ほどお伺いする機会もありませんでした。この間に、あのソニー製のド級スピーカーはダブルウーファーからシングルウーファーとなり、それを2台の特注モノラルのS-200sv改でドライブする。その音の変貌ぶりも確認しておきたかったのです。



こちらの試聴室で定期的に開かれていた試聴会に参加するようになったのはもう10年以上前のことになります。ちょうど、秋葉原電気街のショップなどいろいろな試聴会に出かけ始めた頃でした。

「オレは今考えると、死ぬまでにどれとどれはできて、どれとどれはもう無理かなって考えるんだよね」

もう20年も前のことですが指揮者の小澤征爾さんがそう言ったそうです。その言葉にとても共感を覚えました。私も自分のオーディオについてそんな思いがありました。「死ぬまでにはもう時間がないから、やれることに集中しよう」と…。頂点を極めた大指揮者を引き合いに出すのはおそれ多いことで、しかも、こちらは趣味のオーディオ。でも、その思いは今でも同じです。

試聴会やオフ会に出かけるようになったのは、ひとりよがりになりたくなかったから。自分のシステムの音が単なる思い込みになっていないか確かめたかったのです。自分の感じ方や考えが偏っていないか、ひとの意見も聞いてみたい。こちらのコミュに参加したのもそんな頃でした。

実際、このアリオン試聴会で出会った友人も多い。こちらのコミュでもおなじみの椀方さんに初めてお会いしたのもここ。そこからたくさんの交遊の輪が拡がりました。出川式電源のデーさんこと出川さんにお会いしのもここ。すでに出川式電源のファンになっていましたがご本尊に出会うことができるとは。その後、親身にアドバイスをいただいています。亡くなったオーディオ評論家の村井裕弥さんともこの会の席で親しい飲み仲間のようなお付き合いをさせていただきました。今や懐かしい思い出です。

DSPによる音場補正機DEQXに出会ったのもこちら。スピーカーや部屋に合わせた周波数特性、位相特性、群遅延特性、諸特性をデジタルでチューニングする。その威力をまざまざと体感することを何度も重ねました。ずいぶんと自分のオーディオ観の積み重ねになりました。



ここのところ封印していたコープランド「市民のためのファンファーレ」をかけていただきました。

こちらに移転する前の試聴室でしたが、木造家屋がズシンズシンと揺れて、試聴会同席の皆さんがどよどよとのけぞっていました。まさかこのソフトをここまでの大音量で鳴らしてびくともしないとは!とかけた本人も驚愕。

今回は、ウーファーのシングル化とS-200sv改の威力は凄まじくティンパニとグランカッサの大打撃もなんなく鳴らしきってしまいます。このソフトを知らない人はかえって何が起こっているのかもわからないでしょう。



ムターのツィゴイネルワイゼン。

たいがいのシステムではオーケストラが破綻するか、ヴァイオリンのニュアンスが出ないかのどちらか。それが両立するシステムはなかなかありません。たまたま同席されていた方が、このヴァイオリンの精妙な妖艶さはオーディオだからこそ聴けるものですね、と思わず嘆息まじりにつぶやかれていました。



フラメンコ!これはリクエストというより島元社長の自薦というところでしょうか。

島元社長お気に入りのトラックは、カスタネットは登場しませんが冒頭の拍手に始まり、指鳴らし、ギターなどキレのよいことこの上ない。こういうハイスピードを誇示するサウンドは、なかなかボーカルの伸びと胸腔に響く心地よさとは両立しないのが常ですが、いかにもアナログ音源らしい伸びの良いボーカルに魅了されました。最後の足踏みのリアルなこと。試聴室の床そのものを踏みならしているかのよう。本日のベスト。

島元社長が、さだまさしを熱く語ったのはびっくり。この10年以上のお付き合いで社長がさだまさしのこれほどの熱いファンだとはつゆ知らず。楽しいひとときでした。

出水電器の本拠地は、伊豆の韮山のほうへ移転されるとのこと。マイ柱やオーディオ専用幹線工事、アリオンアンプなどのビジネスはいよいよ多忙だそうですが、都内に本拠地を持つ必要性はもはや感じないとのこと。悠々自適のニューノーマル・ライフを楽しまれるということだそうです。

試聴室は、その伊豆の新居に併設されるとのこと。目下、ご自身のためのマイ柱も設置中で10月には新しくオープン。

その秋の再訪を約して、最後の西蒲田試聴室を辞しました。

島元社長、ありがとうございました。

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  1. ベルウッドさん、ご無沙汰をしております。
    西蒲田の試聴会では何度も同席させていただき、大変お世話になりました。
    FAST~ALLIONのシステムは毎回進化をしてその都度驚かされ続けましたし、島元社長やベルウッドさんをはじめ、諸先輩方の意見も同時に同じ音を聴いたからこそ投げかけ合えるものばかりで大変勉強になりました。
    そういう音にそう言う方々の集まりだったからこそ、試聴会も出来るだけ参加しようと頑張ったものでした。
    伊豆での試聴会となると今迄以上に行き難くなりそうではありますが、是非社長には音頭を取って戴きまして、参加したいものだと思っております。
    これから先、伊豆での試聴会、もしくは別の機会等で顔を合わせた際にはまた面白おかしくお話させていただければ幸いです。

    可能であればアルコール込みで(笑)
    やはりアルコールの有無でエンジンの回転数違いますから!
    音は出水電器の表の華、ノーガードトークが出水電器の裏の華です!

    by快聴亭戯休 at2021-09-15 13:19

  2. 快聴亭戯休さん

    毎月1回、試聴会があった頃は楽しかったですね。しかも、毎回、多士済々のゲスト。試聴会が終われば懇親の飲み会。みんなでわいわいがやがや遠慮無しの放談は楽しいだけでなく勉強になりました。

    快聴亭さんが、あの人気オーディオブログの主だと知ったのはしばらくしてからで、こんなお付き合いができるのがうれしかったです。

    秋にはぜひ日取りを合わせてご一緒に押しかけませんか。新生シングルウーファーも、まだまだ手を入れるところがあると島元社長も張り切っていました。蒲田のように飲み会というわけにはいかないかもしれませんが、なんとかあのワイワイガヤガヤを再現したいですね。

    byベルウッド at2021-09-15 20:52

  3. 早速のレス、誠にありがとうございます!
    こちらこそ是非是非ご一緒したいと思います。
    仮に社長がOKしていただければですが、飲み物持込で行きますか。
    私毎回泊りで西蒲田でしたので本当に申し訳ない事に社長が夜遅くまでお付き合いしてくださっていたのですが、ある時は視聴室に戻って若干名で三次会ということもありました。
    そこまで行くと良い意味での無礼講状態による自由試聴会となりますので、思い出深い機会でした。
    ベルウッドさんは様々なオフ会及び反省会?での御経験が豊富と存じておりますが、私が同席した際にはお帰りの事も考えて抑えていらしたのでは?
    次はより一層忌憚のないお話を伺いたいです。

    by快聴亭戯休 at2021-09-15 21:52

  4. 当時は単身赴任先の住まいから出水電器の事務所まで徒歩圏内だったこともあり、旧の狭い視聴室に押し込まれたタンノイウエストミンスターロイヤルと真空管ハイブリッドのFASTアンプを聴かせていただいてましたね。
    拙宅のオーディオ専用電源工事をしていただいたのも、島元社長から「アンプ替えるよりも先に電源工事する方が費用対効果が大きい」と言われ、実際に他のユーザーさんの電源工事施工に立ち合いして効果を確かめたからでした。

    その後、伊豆の別荘地に別途視聴室を設けたと思ったら、路地裏の民家を改造した2代目視聴室で毎月のように視聴会が開催されるようになり、そこで沢山のオーディオ愛好家の方々と知り合い懇親会で語り合ったことが楽しい思い出になっています。
    今の西蒲田視聴室は大阪に戻った後に3代目視聴室として開かれたところで、ここでの視聴会には残念ながら参加できませんでしたが出張の折には立ち寄らせていただいたことがあります。

    考えたらもう20年近くのお付き合いになる出水電器さん、今思えば初めてお会いした頃に熱く語られていた将来の夢をほとんど実現されて来たことに気づきます。
    いつになるか判りませんが、小生が新たな住まいを構える事になったら最優先にオーディオ専用電源工事をしようと考えています。
    伊豆の新しい視聴室にも伺える機会があるとイイですね。

    by椀方 at2021-09-16 08:58

  5. 椀方さん

    この最後の試聴室は、二代目だと思っていましたが三代目だったのですね。さすが古参の椀方さんです。椀方さんには、ここで知己を得て、ここからいろいろな同好の方もご紹介いただきました。昨日も、UNICORNさんが拙宅にお出でいただきましたが、椀方さんとの懐かしいオフ会の話も出て大いに盛り上がりました。

    出水電器さんには、幹線導入やアース強化など折に触れてじっくりと話しを聞いていただき、アドバイスもいただきました。トランスかクリーン電源かでさんざん迷っていた時にも3時間ぐらい喫茶店でお付き合いいただいたことも。逆にこちらも言いたいことを言い放題ですが、それにも素直に耳を傾けてくださる度量の大きな方です。タンノイウエストミンスターロイヤルも、一度、再公開しましたが、結局、断腸の思いで断捨離されましたね。そのことに島元さんのオーディオにかける真摯な思いとともに、お人柄も感じます。

    byベルウッド at2021-09-16 11:23

  6. 快聴亭戯休さん

    確かいつも駅へ行く途中のビジネスホテルにお泊まりでしたね。島元さん行きつけのお店のママは本格的な歌手だったかでしたよね。一度、試聴会にも参加されていた記憶もあります。

    飲み会はつきものでしたからね。お酒大好き人間としては、私も、真っ先に伊豆試聴室では、お酒持ち込みとか宿泊とかをどうしようかと考え始めたところでした。

    いずれにせよ、新試聴室の完成が楽しみです。スピーカーもまだまだ手を入れるところがあると張り切っておられました。

    byベルウッド at2021-09-16 11:28

  7. ベルウッドさん、こんばんは。

    やはり旧知の方々が集まってきますね。素敵なことです。後何年かを数えるのは小澤さん、予算を数えるのは小津さんで、プロとしての誠実な追求精神なのでしょうか。島本社長にはなんとかプリとクロスオーバーの問題を解決して、ハイレゾ再生にまであのパワーアンプとSONYスピーカーの門戸を拡大する探究をお願いしたいところです。酒飲みが集まる伊豆の会合の際にはぜひお声がけをお願いします。

    byベルイマン at2021-09-16 19:08

  8. ベルイマンさん

    やはりお人柄でしょうね。

    ああいうビジネス、業界なので、やはり妬みそねみやあからさまな営業妨害的な誹謗中傷にも事欠かないのも裏から見てきましたが、いつも明るい笑顔で笑い飛ばしていました。

    ハイレゾということでは、いつかMFさんをご紹介してこの試聴室でデモをしてみたいと秘かに思っていましたが、ついにその機会がないままとなりました。

    プリとクロスオーバーの問題…というのは、聴かれてのご感想でしょうか。どんなところが気になられましたか?

    byベルウッド at2021-09-17 08:03

  9. ベルウッドさん、こんにちは。

    プリとクロスオーバーの問題は、SONYスピーカーをマルチアンプ駆動しながら、ハイレゾを再生できるような環境にしてもらいたい、という個人的な願望を述べただけであります。音質云々の話ではありません。CDレベルの再生は非常に素晴らしいと私は思っています。

    byベルイマン at2021-09-17 11:43

  10. ベルイマンさん

    なるほど、そういうことでしたか。

    確かに、チャンデバも兼ねているDEQXとプレーヤーのデジタル入出力がSACD(DSD)に対応していなかったり、オーディオサーバートランスポートが古いモデルでCDフォーマットにしか対応していないなど、ちょっと時代遅れのところがありましたね。

    いまは新しいモデルも出ているようですが、残念ながらあまり話題にはなっていません。

    https://www.phileweb.com/news/audio/200906/29/9098.html

    でも、あのデジタルトランスポートで聴いたムターのツィゴイネルワイゼンは素晴らしかったですね。明らかにディスク再生を上回る音質でしたし、直接比較はできませんでしたが、SACDも上回っているという印象でしたね。

    DEQXのモデルチェンジのためには膨大な資本が必要で、現状では開発が進んでいない、というお話しはちょっとショックでしたね。

    byベルウッド at2021-09-17 21:15

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