ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

マイルーム

メインシステム
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

巡査長刑事の隠し部屋 (CENYA氏のアジト探訪レポート)

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2021年10月10日

CENYA邸を訪問しました。

前回は去年の11月でしたから、ちょうど1年ぶり。前回も同じようなことを言っていましたから、まるで1年毎の定期訪問です。ところが、今回は印象は激変。

(参考)昨年11月当時

前回訪問後以来、あれやこれやと変革の嵐だったようです。CENYAさんの問題意識と試行錯誤、大胆な造形と創造的な施工アイデアの連続。そういう1年がかりの大改造の結論を総覧させていただきました。

まず、お部屋に入ると、ずいぶんと違った感じがします。よく見ると基本的なレイアウトや機器類は変わっていません。1年前のイメージと大きく違うのは、広くなったという感覚。とてもすっきりしています。その一番大きな要因は、両サイドのサブウーファーが無くなったことなのかもしれません。その分、スペースが空きました。



リスポジに座らせていただくと、視界に入るシステム外観もとてもすっきりしています。

あれだけ低音にこだわっていたのに、サブウーファーはやめちゃったの?という感じ。

ところが、横や後に回ってみると、これがすごい。



まず目につくのは、スタック別筐体の下段のウーファーキャビネット側面のサブウーファー。

おいおい、ここにあったのかよ!



後に回ると、デフューザー付のバックウーファーに二度目のびっくり。

さらに、フレキシブル金属電線管を通したスピーカーケーブルに舌を巻いてしまいます。ケイフレックスという商品名の電線管ですが、蛇腹状になっているので曲げが容易(可とう性)で、金属部をアースしてノイズ・帯電対策がしっかり。ビニル被覆で振動もダンプされています。それを支えるスタンドの工作にも大したもんだと感心しきり。



さらに下段キャビネットの両側面にはサイドツィターも。

その大改造は、渋谷駅周辺の再開発も顔負けの3次元的な立体階層の大改修です。


さて、その音出し…

意外なことに、CENYAさんのサウンドポリシーは変わっていません。これだけ拡散系、ワイドな指向特性を目指したかに見える新システムだから、部屋いっぱいに音が拡がるサウンドを予想したのですが、さにあらず。音場空間は、くっきりと引き締まったもの。女性ボーカルフェチのエロナーデサウンドは一貫して健在で、まるで精緻なドールハウスを愛でるかのよう。

一年前の時に較べると、リスポジに厳しいところや束縛感、音像定位の不安定さから完全に吹っ切れています。bb7さん宅で耳がリフレッシュされたばかりのパッヘルベルのカノンや幸田浩子さんを聴かせていただいても完璧。低域も、押しつけがましいドロドロのピークも、その逆の寂しいディップもなくて、小型システムとは思えないバランスの良さです。

空間表現は、とてもニアフィールド的。

部屋中に間接音をわんわんと響かせる擬似的な立体感とは対極的で、むしろ、間接音はほとんど感じません。録音に入っている音情報を余さず正確にリスナーの耳に届けるという感覚。頭の中に響くのではなく、まさにスピーカーでの空間再生なのに、そのサウンドはまるでヘッドフォンでの鑑賞のような質感です。



『機動戦士ガンダム』40周年プロジェクト盤。

寺井尚子などの豪華な顔ぶれとの協演。さすがにおカネをかけています。これがかかった刹那に空間がわっと左右のスピーカーの外まで拡がったことにはっとさせられました。押尾コーターローの複雑なストロークも見事に解像。音像がホログラフィックのように浮かび上がることに思わず驚喜しました。



青葉市子:『プネウマ』
https://www.youtube.com/watch?v=8BfCZAoh1jY

何度もCENYAさんに聞き返してようやくメモを取りました。孤高のシンガー・ソングライターなんだとか…相変わらずアブナイ系の女が好みのCENYAさんです。ライブ・セッションだそうですが、わざとらしいエコーがつきまとうわけではないのに深々としたステージの奥行きを感じさせてくれる。すっかり感じ入ってしまいました。

さすがというしかありません。ご本人もやりたいことはやりつくしたかなぁと仰っていました。



天井の和紙照明を落として、ほの暗くするとエロエロな妖しさ満開。

ただし、そこにいるのは万年巡査長刑事ととっつぁんのふたりだけ。マスクもして密を避けつつウィスキーをちびちびと酌み交わす寂しい秋の夕暮れでした。

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レス一覧

  1. CENYAさん、ベルウッドさんへ

    >まるで精緻なドールハウスを愛でるかのよう。

    その手のサウンドは聴いたことがありませんので11月の試聴会が楽しみです。

    bybb7 at2021-10-11 09:48

  2. CENYAさんの 行動力は お見事としか言えませんね。

     エっ!いつから?と 確認したら ここ半年程度の出来事ですからね。 

     DIYの神様は まだまだ腕を奮われる事でしょうね (^^)d

    byアコスの住人 at2021-10-11 10:16

  3. ベルウッドさんとCENYAさんは拘りの深さに共通点がありますねぇ。

    CENYAさんの出される音を体験してみたいです。
    エロエロな音と空間が楽しみ…でしょうか?(汗)


    次は巡査長刑事ととっつぁんの全国出向行脚が始まる予感がします(笑)

    byfuku at2021-10-11 11:40

  4. 今晩は。

    精緻というのはまさにセンヤさんの目指しているところなのだろうな、という事は何となく理解していましたが、ドールハウスとは・・
    ついいかがわしい想像をしてしまいます。センヤさんなだけに(^_^;)

    byにら at2021-10-11 17:18

  5. BB7さん

    CENYAさんは、自分の音と同じだと感激していましたよ。お二人とも純度の高い中高域にこだわりがあるということで共通しているのでしょうね。

    一方で、小型スピーカーへのこだわりもあって、そういうステージ感覚は大型スピーカーで聴かれているbb7さんとは違いがあるのではないでしょうか。

    なかなか楽しそうなオフ会になりそうですね。楽しい交流になるといいですね。

    byベルウッド at2021-10-11 18:14

  6. ベルウッドさん、こんばんは。
    アジトの情報流出ありがとうございます!

    >まさにスピーカーでの空間再生なのに、そのサウンドはまるでヘッドフォンでの鑑賞のような質感です。

    この一文が私の今のシステムをよく表しているように思います。
    この立体音響(3D・ホログラミック)を成すためのリスニングポイントでのタイムアライメント合致、1次反射の抑制、位相(1次フィルター)への私のこだわりがやっと効いてきた感じです。

    音源に含まれるアンビエンス感や音場感が、なるべくそのままに出るように心がけているので、音源によって音場感はガラガラと変わります。

    一つの私の目標位置に辿り着けた感じがありますし、それをベルウッドさんが聴き取って感じ取って頂けたのでほっと安心しました。

    とっつぁん!
    また来年会おうぜ、それまでくたばるなよ。

    byCENYA at2021-10-11 18:23

  7. アコスさん

    そうなんですよ!

    構想開始1年。本格的な製作が半年。すごく精力的で驚いちゃいます。

    むかし、親戚のおばあちゃんが、「歳を取ると一日はすごく長くかんじるけれど、一年はあっという間」と言っていました。耳が痛いです。それにひきかえ若い人は、「一日はあっという間だけど、一年もしたら「刮目して見よ」なんですよねぇ。

    つくづく歳はとりたくないです。アコスさんは、ベテランといっても、負けずに精力的だから年寄り扱いしちゃいけませんけど(笑)。

    byベルウッド at2021-10-11 18:41

  8. fukuさん

    >全国出向行脚が始まる予感

    ぎくっ…(笑)

    今のところ県境を越えるお許しは出ていますが、実は、CENYAさんのところは、拙宅から都心に出るのとさして違いはありません(笑)。

    byベルウッド at2021-10-11 18:44

  9. にらさん

    いかがわしい想像はやめてください(爆)。

    でもむかし「ドールハウス」というアメリカのTVドラマシリーズがあったような…。そういえば「攻殻機動隊」にもアンドロイドとかゴーストバックとか似たような発想があったかも。

    そうそう、真行寺弘道シリーズ2作目もちょっと似たようなテイストでした。

    https://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20181222/61231/

    この時、私は「スクールカースト」ならぬ「オーディオカースト」はやめましょうねって書いたんですけど。最近、このコミュでもイヤな傾向が強まりましたよ。ホント、イヤなことです。

    まあ、巡査長刑事シリーズの次の新作に期待しましょう。

    byベルウッド at2021-10-11 18:59

  10. ベルウッドさん、こんばんは。

    CENYAさんのサウンドの特徴など、楽しく読ませて頂きました!
    至る所に創意工夫がされていて
    あまり大きな音を出せない事情も考慮して
    音の方向性まで考えられていることが伝わってきました。

    スピーカーの後ろにつながっているケイフレックスを見て
    「GANTZ」に出てくる黒い玉の中につながっているチューブを連想しました(笑


    それぞれのシステム1つ1つに拘りとサウンドの世界が広がっていて
    改めて オーディオの楽しさを感じました。

    CENYAさんとベルウッドさんの日記に感謝いたします^^


    CENYAさんのシステムには幾田りら「SWEET MEMORIES」が
    似合いそうですw

    byケニティー at2021-10-11 19:42

  11. CENYAさん

    >音源によって音場感はガラガラと変わります

    そのことが一番印象的でした。

    位相というのは、もちろんアンプなど回路や伝送系も大事ですが、スピーカー以降もものすごく重要で影響が大きいのですね。回折対策が大きいですし、その対策方法としてサイドユニットや波長の長いミッドバスのバックユニットということが有効だということも目の当たりにしました。

    CENYA方式ともいうべきユニークなシステムを他の皆さんにも実体験してもらいたいなぁと思います。

    来年も生きていたらお伺いしますよ。

    byベルウッド at2021-10-12 09:01

  12. ケニティーさん

    こだわりと創意工夫がすごいですよ。

    確かに大音量派ではないですね。あれだけ実験精神にあふれていてすごい大改造なんかをやっているのに、取り散らかったところがぜんぜん感じられないのもCENYAワールドですね。とても心地よいプライベートな生活空間になっています。


    幾田りら?

    ケニティさん、また、若い子に手を出したのですね。イケマセン。

    イクラ醤油漬けを酒の肴の手土産にして、ぜひ、CENYA邸をお訪ねください。

    byベルウッド at2021-10-12 09:15

  13. ベルウッドさん、こんにちは。

    青葉市子をオーディオマニアに普及させる活動を地道に行っている私としては、CENYAさんが自分とのオフ会以外で彼女の曲を使用して下さったのがとても意外で嬉しかったです。

    プネウマでの演奏は確かにアブナイ雰囲気があるのですが、これは彼女の第3人格的かもしれません。
    基本的には平和で穏やかな曲調が多く、ただこの曲のように時折見せるダークサイドもまた魅力的ではあります。
    オリジナルアルバムの冒頭にレスピーギ(ローマの噴水)を使ったり、同じクラシックギター奏者である福田進一氏と対談したり、ヤルヴィ に公開質問したりと、クラシックもわりと好きなようです。
    ちなみにアナログ盤は音が良いと評判だったりしますので、騙されたと思って1枚如何でしょう?(私は「0」、「qp」が好きです)。

    さて、CENYA邸ですが、あれだけ大規模なスピーカー改造を行ったにもかかわらず、ベルウッドさんが仰る通り、ベクトルが一切ぶれていないことが私には最も大きな驚きでした。小さな部屋でオーディオを楽しむ方法論として1つの解答例だと思います。
    アイディアが無尽蔵かつ個性的なので、私はいつもCENYA邸でのオフ会が楽しみです。

    bytaketo at2021-10-13 11:00

  14. 横レス失礼します!

    bb7さん
    ドールハウスってなんかキモい表現ですが、精密なジオラマ(立体模型)という感じでしょう。
    音量が控えめなので等身大にはなりませんね。。。

    アコスさん
    やりたいDIYは三つほどありまして、一個は手をつけています。
    10月中に完成させて11月からのオフ会に間に合わせたいです。

    fukuさん
    ベルウッドさんは私がDIYで狙っている効果を正確に把握して下さるので有り難いです。
    伝わるって事は確かにこだわりの深さが近いのかもしれませんね!
    嫌だけど。。。笑

    にらさん
    私もなんかいやらしいことを想像してしまいました、
    だって私だから。
    女性ボーカルを丸裸にして独り占めにするようなことをしているので、そう考えるとボーカルに対する痴漢行為かも。。。
    やめろ!

    ケニティーさん
    幾多りらさんですか、また初めて聞くお方です。
    taketoさんには青葉市子さんを教えて頂いてハマったし、
    みんなから女性を紹介して頂いて助かっています。
    ビバリーのライブはヘビロテですよ。

    taketoさん
    青葉市子さんのダークサイド好きです。
    良い音源を紹介して頂きありがとうございました!
    ベクトルを伸ばす方向でマニアックにマニアックにこれからも突き進みますね。
    個性的な音の方が面白いっちゃ面白いですからね〜。

    byCENYA at2021-10-13 18:42

  15. taketoさん

    青葉市子、独特の雰囲気ですね。イチオシされていたとはさすがですね。

    アコースティックギターの腕前も相当なもので、その鳴らし方もちょっと独特でかっこいい。本文にYoutubeを取り上げているのもそこに衝撃というか惚れこんだからでした。大御所・福田進一と語り合うだなんてすごいですね。

    CENYAさんには、私にとって異業種のソフトを教えてもらうのも秘かな楽しみにしています。2年前の前々回の、魔性の鬱女ビリー・アイリッシュもなかなかでした。その後で最年少でグラミー賞をとっちゃいましたね。

    byベルウッド at2021-10-14 09:31

  16. CENYAさん

    こういう横レスは歓迎です。

    どんどんコミュニケーションしてください。

    でも『ちかんは犯罪行為です』(埼玉県警本部)。

    そのほか、のぞき見、いやらしい言葉や行動などで、恥ずかしい思いや不安を感じさせることも、ちかん行為の一種です。くれぐれもご注意を…

    byベルウッド at2021-10-14 09:37

  17. ベルウッドさんこんばんは。
    やらかしたので他所(FB)で潜伏しておりました(笑)

    私は刑事二人に職質されたら即逃げます。

    って冗談はさておき、これだけのスピーカーユニットの数なのに定位はすこぶるコンパクトなのは素晴らしいですね。

    一つ一つ音のピントを合わせるのは仙屋寺流の勘が効いたているのでしょう。

    byニッキー at2021-10-19 22:07

  18. ニッキーさん

    潜伏期間を過ぎて戻って来られたのですね。でも国外にいた場合、公訴時効は停止しますのでお気を付けください(笑)。

    ユニットを複数にするといっても、同一バッフルに並べるわけではないのでピントを合わせるというわけではありません。複数化の趣旨は、回折対策です。高域はバッフルによる一次反射が強い一方で、低域は波長が長いのでバッフルを回り込んでしまいます。それで帯域によって聴覚上のエネルギーや位相がバラバラになってしまいます。それを側部や背面にユニットを配して、音の拡散を均一化しようということのようです。

    ピントを合わせるのが大変だろうというコメントは、ピントハズレなんですよ(笑)。実際に聴いてみるとよくわかります。びっくりしますよ。

    実際のところ、実に音像や定位が鮮明です。ヘッドフォンのような質感というのは、そういうことが言いたかったのです。

    byベルウッド at2021-10-20 10:42

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