日記
USB-1.0SPその後
2011年01月31日
ZONAです、こんにちわ。
先日の日記でUSBケーブルをFURUTECH GT2からアコリバのUSB-1.0SPへ変更したとお話しました。
記述した時点では、サブシステムで小音量でのみの試聴でしたが、
メインシステム側のDAC(インフラノイズ DAC-1)で大音量でも聴いてみましたので総評を書いておこうと思います。
まず結論からして…USB-1.0SPはメインシステムへの導入が決定です。
こう、うまい表現ができなくて恐縮ですが、明らかにGT2とは鳴り方が違う感じです。
快活元気なGT2に対して、威風堂々と音楽を鳴らしきるのがこのUSB-1.0SPのキャラクターのようです。
再生される音楽には「ストレス」的な要素を一切感じません。
どちらかというとモニター調のGT2に対し、USB-1.0SPは明らかにオーディオ向けの音調なので「音楽再生」という観点ではUSB-1.0SPにアドバンテージがあるのかもしれませんね。
恐らくこのケーブルを利用すれば、広大かつ編成の多いコンサートホールでのクラシック演奏でもしれっと再現してくれるのではないでしょうか?
出音を聴く限り、このケーブルは特にクラシックをうまく鳴らすようにチューニングしているような気がします。
また小音量再生時にはどうにも低音がボワついたりなどの不満点が生じていたのですが、
今回DAC-1を利用したことにより不満点は全て解消されました。
やはりDR.DAC2DXとDAC-1とでは固体能力に超えられない壁があるようですね。
といったワケで高い買い物でしたが、期待以上の満足度を得られたので私のシステムへの採用が決定しました。
ですがちょっと困ったこともあって…といいますのも、USB-1.0SPを導入したことにより、同軸デジタルケーブルを再選定する必要が出てきました。
↓今使ってるのはZonotoneのSilverGrandio HD-10というケーブル
http://www.triode.co.jp/zon/n05.html
所有しているデジタルケーブルの中では唯一「アナログな音」を出すケーブルです。
スケール感が非常に大きく、かつその低重心から繰り出される地響くような低音再現性は恐らく右に出るものはいないと思います。
従来であればこいつで一切問題なかったのですが、USB-1.0SPを導入したことによりこれまでの音バランスが飽和してしまいました。
HD-10本来の鳴りが完全に表に出てきているとするならばそれは嬉しいことではあるのですが、
この組合せでは私のシステム、というより部屋ではその能力を持て余してしまうようです。
試しにアコリバのCOX-1.0PA(借り物)に変えてみたところ、これは正にベストバランスといった具合でした。
とはいえ、上記ケーブルを買うにしても現在お財布が心もとないので、1万前後でまたデジタルケーブルを探すことになりそうです。
まあ今後hiFace evoを導入するとDAC-1へはデジタルバランス転送が可能になるので、
これを機にAES/EBUケーブルを探してみようかと思います。
皆様上記ケーブルでもしおすすめがあれば是非教えて下さい。
ではでは、本日はこの辺で失礼いたします。