日記
SPECアンプ試聴しいオーディオショップへ
2016年10月23日
ZONAです、こんばんは。
現システムでようやく出音が落ち着いた矢先、
浮気性の私は新しい出会いを求めてこのところアンプやスピーカーの
新規導入を検討しておりました。
以前は高解像度・ハイスピード、響きが少ない出音を好んでたんですが、
最近はもうちょっとスケール感や音色に有機的な要素(響きとか艶とか、どっしり感)も求めるようになってきました。
現在使ってるアンプはNmode X-PM2の吉田苑仕様のデジタルプリメインで、いいアンプなんですがやっぱりデジタルチックな出音のアンプなんですね。
なのでアンプ次第で結構今の好みに更に近づくんじゃないかなと推察。
とはいえ、一度デジタルアンプの軽量・省電力系を経験するとA級・AB級の重量級アンプは導入する気にはなれないので、
最新のデジタルアンプでいいものがないと探していたところ、SPECという会社を知りました。
するとはかったかのようにオーディオユニオンさんにRSA-888というプリメインの中古が・・・
ということで久方ぶりに機材試聴にいってみたので、その辺のお話を。
あいにくCDを持参しなかったので、Guns 'N RosesとピアノトリオのJazzのCDを
チョイスし、CD PlayerはYAMAHA、スピーカーに新型のSCM11で試聴させてもらいました。
RSA-888には真空管的なアナログな雰囲気がある、という購入者レビューを見かけていたので
結構な期待を抱いていたのですが・・・・う~ん、あまり今のうちの家の鳴りと変わらないなぁという印象。
デジタルアンプ特有の透明感などは優秀なんですが、音の粒子といいますかそういうのがやっぱりデジタル特有の小粒的な感じ。
また低域方面も押し出し感や伸び・音の深さを期待してたのですが、ちょっと今自分が求めてる出方とは違う感じでした、うまく表現できないのですが。
ピンとこないみたいだな、というのを店員さんも悟ったらしく、参考までにということでこの後、AccuphaseとKRELLのアンプも試聴させてくれました。
Accuphase はE-260というモデルで、エントリーモデルということでした。
実はまともにAccuphaseを聴くのは初めてだったんですが、実に素直に音を出すアンプですね、透明度の高さはデジタルアンプにまったく劣らない。
また素直といっても適度に艶や張りがある感じで出音には実体感がある。
次に、「ロックでゴリゴリ聴きたいなら」とKRELLのアンプを(たぶん、K300iというやつ)聴きましたが、
「・・・そんなにゴリゴリしてるかなあ、たしかに中域は出てるけど全体的に音が平たい」と、あまり印象に残りませんでした。
KRELLは96年制モデルということで結構お歳を召していたこともありますが、
3台あわせて聴いてそこまで大きな違いを見いだせなかった感じ、私の耳は大分衰えてるということなんでしょうね。
その後、スピーカーも検討していて出音が気に入ったのはSterlingBroadCastのLS3/5a V2やTANNOY autograph mini(方向性違いすぎなのは自覚してますが)あたりだという話もしたり、聴かせてもらったりしました。
結局、今すぐに新しいアンプを購入してお金を使ってしまうよりは貯めておいて、中古市場などで気になるスピーカーなどチェックしつつ、今まで聴いたことなかったスピーカーなど視野にいれて試聴されるといいですよ~、と店員さんにアドバイスを受けて本日の訪問は終了しました。
これまで近所で試聴できるような機器をセレクトしてなかったので無試聴で購入することがほとんどでしたが、やっぱり実際に試聴できるというのは非常にありがたいですね。音の好みも変わってきてるし、しばらくは色々聴きに行ってみようと思います。
最後に、13時から別イベントが控えているとのことだったのに、懇切丁寧に機材試聴や相談に快く乗ってくれた店員さんには本当に頭が下がります。
今後、欲しい機材が決まったら是非利用させて欲しいですね。
といったところで、本日はここまでです。