日記
Sonyの古いアンプに交換!
2010年09月15日

使っていたヤマハのAVアンプが不調の為に、ストックから気に入っていたSonyのTA-F6B という1977年製のアンプに交換しました。
このアンプは入手して直ぐに試聴した時に、凄く音場再現に優れたアンプだな~と思っていて、何時か使ってみようかと思っていたものです。
今回ヤマハの小型アンプが、入力端子ハンダ割れで不調の為、臨時で使おうかと思っていたのですが、比較してあまりの音質差から当分の間使用する事にしました。
これはかなりS/Nが良く、本当に音場の奥行きを良く再現してくれますし、私の好きな繊細な表現に優れているように思う。
クリ~ンな電源を作ってくれるようで、確かに清らかで良い響きを感じます。
古い物ではありますが、個性的というか良い味出しいると思いますね。
「リップル成分が極めて少ないという特徴をもっています。」ん~んこれですね~音が清らかに感じる原因は・・・フィデリックスのセレナーテが思い浮かびますが、リップル少ないと言えば・・・
以下写真共に「オーディオの足跡」様より拝借しました説明文です。
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SONY TA-F6B \99,800(1977年発売)
解説
より優れた電源部を実現するため、電子回路技術を駆使したパルスロック電源を開発・搭載したDCプリメインアンプ。
パルス電源は、AC100Vをダイレクトに整流し、このDCを20kHzのパルスに変換、フェライトコア・トランスで変圧して再びDC電圧にするという構造になっており、効率が良く、リップル成分が極めて少ないという特徴をもっています。
TA-F6Bでは、さらにパルス幅制御方式の帰還回路を設け定電圧化を図っており、0W~100W出力までの電圧変動率1%以下を実現しています。これにより、アンプ部のリニアリティの悪化を抑え、さらに低周波磁気漏れが無いため、MCカートリッジなどの微少入力でもハムが出ず、高SNを獲得しています。
さらに、FETバッファ電源と合わせ、パワー部からプリ部への電圧のふられも低減されています。
MCヘッドアンプは、初段に低雑音のLECトランジスタを並列接続して等価雑音抵抗を下げ、次段はダーリントン接続の2段直結構成となっています。
デュアルFETによるカレントミラー差動増幅構成のイコライザーアンプを搭載しており、ダイレクトカップリングで低域伝送特性を向上しています。
また、RIAA再生カーブを作り出すNF回路とは別にFETによるDC帰還回路も採用することで、動作点の安定化とNF回路の大容量コンデンサを追放でき、音質を向上しています。
パワーアンプ部は、初段にデュアルFETを用いたソースフォロワ回路、ドライバー段にモノリシックICを採用しており、終段はピュアコンプリメンタリーSEPP OTL回路となっています。
低域の位相が狂わないDCアンプ構成を採用しています。
セルフディフィート式のトーンコントロールを採用しており、トーンアンプには低雑音・高耐圧のモノリシックICを採用しています。
ボリュームには4連ディテントボリュームを採用しています。
入力から出力までの線材の引き回しを最小限に抑え、ストレーキャパシティによる信号系の干渉を低減させるコンストラクションを採用しています。
金メッキPhono端子を採用しています。
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レス一覧
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スイッチング電源のことでしょうか…?
意欲的な回路設計ですね。
byベルウッド at2010-09-15 09:04
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にら~らさん、はじめまして。
パルスロック電源ですか~。今でこそデジタルアンプ(私のSC-LX90)には普通にスイッチング電源が使われてます。
けれど、このTA-F6B等がオーディオ用にスイッチング電源使われ始めた最初の世代のようですね。
byマントラ at2010-09-15 21:23
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ベルウッドさんこんにちは!
これスイッチング電源と言うんですか、言葉は知っていましたがどういう物かは知りませんでした、でもアンプの天盤にダイアログが書いてあるので、内容は何となく分かります。
77年製のアンプですけど、90年代~のソニー製アンプより良い音に感じますね。
byにら~ら at2010-09-16 02:18
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マントラさんこんにちは!
デジタルアンプに使われているんですか、何かで読んだのですが、ノイズの問題とか有りましたでしょうか?
しかしこのアンプの高域は発信してるのかと思うほど切れ込み感が有りますね。
最初聴いていてきつかったです、今日は2時間ほど聴いていたら少し丸くなった気がします。
このアンプ以降の80年~2000年前あたりのアンプでスイッチング電源を使用したアナログアンプは何か出ているのでしょうかね~?
有れば聴いてみたいですね、たまたま変わったダイアログだなと思って試聴したのですが、天盤に印刷してなければ聴くことも無かったので・・・
他にこいうのは見たことが無いように思います。
byにら~ら at2010-09-16 02:31
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みなさんこんにちは、僕もTA-F5をつかってます。これも1970年代です、自分で修理したのですがこのアンプはとてもクリアーでダイナミックレンジが大きい!いまどきのアンプよりすごいです。
当時のオーディオ評論家諸氏はパルス電源からノイズがでるという思い込み雑誌記事によってSONYの先進技術はつぶされたようです。電源はカットコアがベストなどいう石頭記事です。だから他社オーディオはこの分野に参入しませんでした。しかし今このアンプで聴くとまったくのデマでしたね。
いまどきデジタルオーディオなどと騒いでいますが所詮オーディオはアナログです。サラウンドなどは二流の音質ですし、おもしろい独創的なオーディオ機器がなくなりましたね。
by焼きソーセージ at2010-10-17 21:58
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レス遅くなってすみません。
確かにダイナミックレンジ大きい様に感じますね、先日パルス電源のプリがヤフオクに出ていましたが、やはり人気でした、今ごろになってセパレート化したいと思ったりしても遅いのですが、出来れば上級機種も聴いてみたいと思っています。
今でもパルス電源のコモンノイズ云々という記事を見かけますが、私もノイズ感は何も感じませんし、ちょっと?ですね。
byにら~ら at2010-10-31 22:33
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おひさしぶりです、コモンノイズという懐かしい言葉を聞きました。(^^)
またこのアンプシリーズは高出力の割には重量が軽いです、電源トランスを積んでいませんから。さすがスイッチング電源ですね。いま使っているSPはQuadのESL57とESL63です。このコンデンサーSPは音が繊細であるがゆえにノイズに関してはすぐにわかりますがこれで聞いても発見できません。いろいろと試聴してSONYのこのTAシリーズの実力を改めて再認識しました。
by焼きソーセージ at2010-12-20 06:47
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レスありがとうございました!
そうですか、現在お使いのSPはQuadのESL57とESL63なのですね、私はQuadのSPは聴いた事は無いのですが、コンデンサタイプ?でしたか、このタイプは繊細な音であるという記事は目にした事がありますが、やはりその繊細さをもってしても、ということは、やはりノイズなんか無いんですね!
私の自作4Wayはスーパーツィーターにパイオニアのリボンを使っていて、CDPはやはりパイオニアのPD-T07HS Limなので、超高域はけっこう音圧高いはずなのですが、それでもノイズ感は無く、気持ちよく抜けています。
今のアンプを最初に聴いた時は、コンデンサが枯れていたのか硬い音でしたが、それでも高域のクリアーさは直ぐに分かりました。
焼きソーセージさんのお話を聞いて、自分の耳もそんなに悪くないのかな?って思ったりしました「^^
現在プリ、パワーをセパレーツにしようかと、ヤフオクで出物を物色中です。
リボンTとサブWがメインSPにパラで繋いであるので、たぶんインピーダンスが2Ω程度ですからね~ボリュームの下の方でしか音が出せなくて、低域がちょっと弱いので、これをなんとかしたいと思いまして。
長くなってしまいました。
それではこれにて失礼致します。
byにら~ら at2010-12-21 00:10
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にら~らさんこんにちは、
スーパーツィータを使われていますか、いいですね。私のESL57は45~18KHzです、高域はとにかく優れていますが低音はコーンSPに劣ります。最近ヤマハのサブウーファをやふおくでゲットしました。いまそれを使って50HZ以下を補償しています。クロスオーバー周波数を50Hz以上にするとESLの音質に影響をあたえて響きがかわってしまいました。このウーファーの音響レベルを上げすぎるとコンデンサーSP特有の自然な音の気品が無くなります。いまのセッティングでためしてよりHi-Fiに近づけていきます。
さてにら~らさんのTA-F6Bがず~っと気になってましてようやく故障品をゲットできました。(^^)これから楽しみながらそれを修理してオーディオラインアップに加えます。温故知新、またまた面白い製品に出会えました。
クリスマスは終わりましたがどうぞよいお年をお迎えください。
by焼きソーセージ at2010-12-25 20:36
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