RICHEBOURG
RICHEBOURG
クラシックを聴いています。

マイルーム

イギリス旧家の様な空間が目標です
イギリス旧家の様な空間が目標です
持ち家(マンション) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン~80型 / ~2ch
今から半世紀前の英国の再生装置を使って、その当時に録音されたクラシックを聴いています。 <システム構成> 《1920〜1946年の音源のプレイバックシステム》 …
所有製品
  • BDプレーヤー
    OPPO BDP-95
  • 一眼レフ エントリークラス
    NIKON D5100
  • ハードラック
    TAOC MSR-3W
  • D-ILAプロジェクター
    VICTOR DLA-HD350

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日記

イリーナ・メジューエワのリサイタル

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2013年07月24日

★会場:みなとみらいホール
(残響時間:2.1s(満席時))
開催日:2013/7/20 14:00〜開演

★出演
ピアノ:イリーナ・メジューエワ

★プログラム
・J.S.バッハ
半音階的幻想曲とフーガ BWV903
・ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第21番 「ワルトシュタイン」 op.53
・ショパン
24の前奏曲 op.28
〜 アンコール 〜
・ショパン
前奏曲 変イ長調 (遺作)
・バッハ
フランス組曲 BWV816からアルマンド




今回、以前より気になっていたアーティスト、イリーナ・メジューエワを観にいきました。といっても、私が知っている曲はワルトシュタインと、24のプレリュードのみで、最初のバッハは、ここで始めて聴くことになりますので、ワルトシュタインと、プレリュードの感想を書きたいと思います。
会場の入りは約9割とほぼ満員。私はRB席で向かい合わせになる形で聴きました。

さて、ワルトシュタインは、第一楽章の序盤で、リズムに?と思うところがありましたが、それでも緻密で、時に激しく、時に繊細に弾くピアノに徐々に引き込まれました。圧巻は最終楽章。取り憑かれた様な演奏はRB席からみていても、ハラハラとさせられるものがありました。当に激情です(笑)。
実は、私はベートーヴェンの交響曲は全て苦手(つくづく自身の感性に残念と言わざるを得ない)で、ピアノソロやピアコン、弦楽モノを少し聴く程度。当然、この曲にも馴染みは少なく、手持ちも児玉麻里、仲道郁代、アリス=紗良・オットの3枚しかもっておらず、再生回数も少ないです。聴き慣れているというほどの曲ではなかったのですが、途方もない感動が得られた今回の演奏。
また聴きたいと思う演奏で、また、良い意味でも勉強にもなりました。


さて、今回、一番の楽しみだったショパンの24のプレリュード。
複雑で多様な曲調からなるこの曲を生でとおして聴くのは始めてで、開始前から緊張が走ります。
高揚感ある1番、優しく滑る様なタッチで進む3番、しんみりと、優しく演奏される7番(通称、太田胃酸)、短いが力強く進む14番、激しく情熱的な18番、ドラマチックで哀愁に満ちた24番…と、実に魅惑的な曲が一杯あります。
全体的に、ややゆっくりとした演奏ながら、一音一音が琢磨され尽くされた感じがあり、加えて雄大な演奏です。これだけ、多様な曲でありながら、全て聴いた後には、1つの作品として感じられる感覚が、この演奏にはあった様に思いました。
スタジオ盤は43分でしたが、実際の演奏時間は、50分程でした。これだけの長い演奏時間ながら、集中力は徐々に増していき、特に終盤の20番〜は恐ろしいほどでした。
また、イリーナ・メジューエワのスラリとした体型からは考えられないほどの強い打鍵には、驚きました。
終演後は、盛大な拍手で会場が満たされていました。


アンコールは、ショパンのプレリュードは遺作、バッハのフランス組曲5番はアルマンドから。
さて、バッハのアルマンドは、私が朝食の時に良く聴く曲で、好きな曲。
肝心の演奏はややサラリとした感じでしたが、それでも、これがトリに選ばれたのは本当に嬉しかったです。
ちなみに、愛聴盤はルイサダのSACD。昨年、fukuさんが上げられた「ファイル・ウェブ 2012 Private Disc Award!」でも挙げさせて頂いた1枚で、演奏も去ることながら、録音の良さも素晴らしい逸品です。


終演後のサイン会にも、笑顔で応対するイリーナ・メジューエワさん。

サインは、日本コンサート・デビュー10周年記念BOXを持参しました。ジャケ表面にして欲しかったのに、イリーナさんは、スルッとケースを開けて、何故か裏側に…
予想だにしなかったサインの場所に思わず「あ…」と声がでるもつかの間、サインは既に書き終わっていました(笑)。

さて、結果から大満足のリサイタルでした。
機会があれば、是非ともまた足を運びたいアーティストです。

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レス一覧

  1. RICHEBOURGさん、こんばんは。

    素敵なコンサートですね。
    メトネルの紹介に力を入れておられる方ですが、拙宅にも確か初期録音集のボックスがあります。
    こんなコンサートが近所であれば良いのですが…


    そういえばご紹介いただいたルイサダのSACDを注文し忘れてました!
    そろそろ入手して聴いてみたいと思います。

    byfuku at2013-07-25 23:04

  2. RICHEBOURGさん、おはようございます。

    定期的にコンサート通い継続してらっしゃいますね。イリーナさんいいなぁ。帰ったら聞き直してみよう。

    ところで、行くコンサートを選ぶ時はどうされていますか?
    私は時間が取れる時に気分で選んでいるのでイマイチな時もあります。
    やはりCDを持っている演奏家を狙うのが無難なんでしょうか?

    RICHEBOURGさんとは反対で私はベートーヴェン大好物です。そして小品は苦手です。ピアノでもピアノソナタは好きなんですが。
    そんなにわか丸出しの私から見たらRICHEBOURGさんの好みの方が玄人らしくてカッコいいと思うのです(笑)
    隣の芝生は青く見えるということでしょうか。

    いつか一緒にコンサート行きたいですね。

    bykanata at2013-07-26 08:43

  3. >ストラさん

    レスありがとうございます。

    >あの細図やかな…
    そうですね。テクニックも去ることながら、一音一音を丁寧に弾いている様にみられました。感動が伝わる?コンサートでしたよ。
    ちなみに、6月に小ホールで、仲道郁代を観にいったのですが、席が悪かったのか、フォルテの感じがイマイチでした。仲道をこういう視点で聴いてはいけないのかもしれませんが。解説を入れてくれたので、凄く勉強にはなりましたが。。。ピアノはYAMAHA CFⅢでした。

    >演奏講習会…
    そういえば、以前、イリーナ・メジューエワさんの講習会に行かれたと仰ってましたね。定期的にやるのでしょうか?
    時間があえば、是非、ご一緒させて下さい(笑)。

    byRICHEBOURG at2013-07-27 14:20

  4. >fukuさん

    レスありがとうございます。

    >メトネル…
    メトネルをお持ちですか。さすがfukuさん。ちなみに、私の10周年記念BOXにも入ってます。
    この方は、ほとんどDSDレコーディングしているみたいですけど、残念ながら、SACDではなくてCDのみなんですよね。。。

    >ルイサダ…
    このSACDは録音も演奏もいいですよ。是非!

    byRICHEBOURG at2013-07-27 14:25

  5. >akazuさん

    レスありがとうございます。

    >苦手であった曲も…
    キッカケってありますよね。
    でも、ベートーヴェンの交響曲はまだ時間がかかりそうです(涙)。

    生コン通いは、やめられません。
    akazuさんは、お近くにホールがありましたよね。
    最高の環境ではありませんか(笑)。

    byRICHEBOURG at2013-07-27 14:31

  6. >kanataさん

    レスありがとうございます。

    >コンサートを選ぶとき…
    私の場合は、CDを持っているアーティストに限ってます(オルガンなんかは持っていないアーティストですけど)。
    加えて、聴きたい(聴きこんでいる)曲が一作品以上ある場合のみです。
    「好きなアーティストで好きな曲を聴きたい」というのも大きな目的なんです。仰られてる様に無難な選択かもしれませんが、よほどのコトが無い限り、確実に満足感が得られますよ(笑)。

    >にわか…
    いえいえ。にわかは私です。マーラー大好きですし(笑)。
    ちなみに、ベートーヴェンの交響曲は苦手ですが、ブラームスの交響曲は大好きなのです(笑)。自分でも良くわかりません。。。
    ベートーヴェンが好きになれば、Blu-rayもSACDも一杯あるし、楽しめるのですが…まぁ、長い目でみようかと。

    >一緒にコンサート…
    そうですね。是非、行きましょう(笑)。

    byRICHEBOURG at2013-07-27 14:47

  7. RICHEBOURGさん、遅レス失礼します。

    イリーナ・メジューエワはいちど聴いてみたいと思っているピアニストです。今回も横浜なので見送ってしまいました。できれば、もっと小さなホールで聴いてみたいと思っていて、機会を窺っています。ストラさんのいう“講習会”に出てくれるのなら行ってみたいです。

    RICHEBURGさんがベートーヴェンの交響曲が苦手というのは意外ですが、わかるような気もします。私も滅多に聴こうという気になることがありません。べつに無理に聴くことはないですよね。好きなもの、聴きたいものを聴いていればよいと思います。そのうちに偶然みたいなことで、また、新たな発見があったりします。神の手にお任せすればよいのかもしれません。

    byベルウッド at2013-07-29 09:27

  8. >ベルウッドさん

    レスありがとうございます。

    >ストラさんのいう“講習会”…
    講習会では、ホール(または部屋でしょうか)も比較的小さい場所でしょうし、私もとても気になります。
    また、イリーナさんの解釈も聞けそうですし、私の様に初心者にはとても勉強になりそうです。

    >好きなもの、聴きたいものを聴いていればよいと思います…
    そうですね。とはいいつつも、ベートーヴェンは公演も多いですし、ソフトも豊富ですので、残念なのです(苦笑)。
    ベルウッドさんほどクラシックに精通してらっしゃる方でも、滅多に聴かれないのですね(以前、おっしゃられてました?記憶曖昧です…)。

    おっしゃるとおり、「神の手」にお任せすることにします。

    byRICHEBOURG at2013-07-30 17:04

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