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9.5畳専用室で2chオーディオと7.1.2chAVシステムの両立を目指しています。その他に家族で楽しむリビング7.1chも構築しました。日々グレードアップを画策中です。

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専用室+リビングシアターで邁進中!
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9.5畳間の専用ルームと家族と過ごすリビング・シアターの二本立てで構成しています。 9.5畳間は、2chオーディオと、プロジェクタ中心のビジュアルです。 リビングは家族で気軽に楽しむ55インチ有機…
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日記

有機EL Sony KJ-55A9G キャリブレーション

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2020年01月03日

前回の導入報告(http://takhag.blog.fc2.com/blog-entry-274.html)に続き、今回は、キャリブレーションの報告をします。

KJ-55A9Gの購入理由の一つは、Portrait Displays のディスプレイキャリブレーションソフトウエア"CalMAN"によるオートキャリブレーションに対応したことがありました。
画面にセンサーを取り付け、入力された映像信号に対し、正確に再現されるよう校正するのがキャリブレーションです。テレビやプロジェクターを作る側は、「綺麗に見える」ことがお客様に買ってもらえるかどうかの基準になってしまうので、どうしても映像を強調したり色味を変えたりしてしまいます。映像作家や放送側の意図通りに再生しようとすると、残念ながらキャリブレーションは必須になってしまいます。

通常はビデオプロセッサで入力HDMI信号を補正してディスプレイに出力し、最終的な画像が正確になるようにします。(逆補正という感じ)
KJ-55A9Gを始めとするCalMAN対応のテレビは、そのビデオプロセッサをテレビに内蔵したとイメージすれば良いと思います。

今回購入した後、しばらくはキャリブレーションは行わず、ソニーお勧めの「スタンダード」で見ておりました。前回レポートしたとおり、その「スタンダード」さえ、ギラギラ、色オーバーです。BDレコーダーのGUIや民放バラエティの原色キャプションが目に刺さります。
耐えられず、早々にキャリブレーションするに至った次第です。

詳細のキャリブレーション方法は、エディピットさんのホームページ(http://www.edipit.co.jp/products/detail.php?id=194)に詳しい情報が載っていますので省略します。
1点、Sonyさんのとっても残念なところは、せっかく「ビデオプロセッサ」は内蔵したのに、「内蔵パターンソースジェネレータ」を省略してしまったところです。メーターとPCは仕方ないですが、さらにパターンジェネレータまで外付けしなければならないなんて・・・。正直ありえないと言っても過言ではないと思います。パナソニックさん他は、内蔵されているようですので、猛省を促したいところ。
仕方なく私は2K時代のDVDO Duoを引きずり出して、パターンジェネレータとして使用しました。

それでは、測定結果です。

まずは、グレイスケール。色温度6500K、ガンマ2.2を基準としました。R、G、Bの3本のグラフが、中央のゼロの線に乗るのが正確な表現です。
上からソニー推奨の「スタンダード」、映画モードである「シネマ」、最後にキャリブレーション後のグラフです。グラフの上の数字が、平均エラーDeltaEで小さいほど良い結果です。

「スタンダード」:エラー11.2
「シネマ」:エラー4.1
「キャリブレーション」:エラー0.4

「スタンダード」は色温度が盛大に青側にずれています。「シネマ」は色温度は正確ですが、中間を映画っぽく見せるために暗くしてあります。「キャリブレーション」は、ほぼ正確。

続いて、カラーチェッカーです。各カラーのドットが、四角い枠に入るのが正確な表現となります。

「スタンダード」:エラー9.0
「シネマ」:エラー6.0
「キャリブレーション」:エラー0.8

「スタンダード」は3原色の色域を広げより鮮やかに見せようとするあまり、水色・紫の位置もすっかりずれています。すなわち、作家さんが「水色」と思って出した映像は水色になりません。「シネマ」は、全体にすこし拡張しているもののほぼいいところに行っています。「キャリブレーション」は完璧、と言いたいところですが、3D Lutではないため、中間調がちょいずれ。

実際の映像です。デジカメで、露出固定で、画面を撮影しています。「スタンダード」と「キャリブレーション」の比較を並べます。

BDデモ映像
「スタンダード」
「キャリブレーション」
BD映画屋外シーン
「スタンダード」
「キャリブレーション」

「スタンダード」は、明るさのみならず、人肌が青白かったり、作業員のおじさんのTシャツの赤もギラギラ等、色がやはりおかしいのがデジカメでもわかります。
「キャリブレーション」は地味に見えますが、これが元々の映像作者の意図というところでしょう。

キャリブレーションを行うことによって、我が家のKJ-55A9Gは実力を発揮しました。何を見てもその映像の美しさに見とれます。買った状態でなんでこうならないんでしょうか?それは我々パッと見で「綺麗!」「暗い!」とか判断してしまうユーザーにメーカーが合わせてしまっているわけで、ぐるっと回って自分たちのせいでもあるんでしょうね。

向上代はとても大きいですので、機材をそろえるチャレンジが可能な方には、ぜひお勧めします。

って言われても、そんなの無理!という方には、せめてもの情報ですが、ソニーのお仕着せセッティングの中では「カスタム」の「標準」が比較的エラーが小さいことをご報告しておきます。グレースケールのエラーは2.1、カラーチェッカーのエラーは2.5です。
この「カスタム(標準)」をベースに、明るさを調整し、色以外のデジタルリアリティクリエーションやノイズリダクションを好みに設定するのが、キャリブレーションを行わない中での次善策となります。お持ちの方は、ぜひ一度お試しを!

**写真の豊富な同内容の記事はブログにて**
http://takhag.blog.fc2.com/blog-entry-275.html

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レス一覧

  1. takhagさん
    お久しぶりです。
    新年、おめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

    ブログの記事、拝見させて頂きました。
    キャリブレーションモードの結果、良さそうですね。

    ちなみに、シネマモードですが、色域をDCI-P3 WBをD65、ガンマ2.4で計測したらどんな感じでしょうか。

    シネマモードは、SDRコンテンツを再生すると過度に色拡張した表現になる為、通常用いないモードですが、WBがD65の場合、違和感が少なくなる傾向があり、あれれってなるんですよね。
    SDR色域外を表示できるモードがあると誇張具合が判るんですけどね。

    ではでは。

    byガッツ at2020-01-04 00:04

  2. ガッツさん
    レスありがとうございます。
    DCI P3/D65/Power2.4でシネマモードを再測定してみました。
    グレイスケールのエラーは2.5。色温度6477K。平均ガンマは、2.827でした。
    カラーチェッカーは、かなり枠に近くなりましたが、エラーの数字としては5.76。
    色に関しては、見た目では、違和感ない再生になります。
    なにかメーカーの思想が、よくわからないですね・・・。

    bytakhag at2020-01-05 20:24

  3. ガンマ2.8ですか、高いですね。
    かなり中間から暗部にかけて沈めているようで?ですね。
    素直にキャリブレーションモードで見るのが健全そうですね。

    ではでは。

    byガッツ at2020-01-07 00:09

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