のびー
のびー
ロンドンに移り住んで25年経ちました。240V環境の恩恵に浴すも、やはりオーディオは日本がおもしろい。年に数回の帰国の際の物色を何よりの楽しみとしております。

マイルーム

ジャーマンフィジックスを導入しました
ジャーマンフィジックスを導入しました
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーン~80型 / ~4ch
2018年3月、1986年から(32年間)一貫してJBLをメイン・スピーカーとしてきたオーディオ・ライフに別れを告げ、B&W党となりました。2015年のピアノ購入時にオーディオ部屋(約30畳)をピ…
所有製品

レビュー/コメント

レビュー/コメントはありません

カレンダー

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最新のレス

日記
製品レビュー/コメント

製品レビュー/コメントへのレスはありません

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

日記

ジャーマンフィジックス・システムのセッティング

このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年07月25日

前回の日記で、ジャーマンフィジックスのトロバドール80+TW3のシステムにサブウーファーのTW5を導入したことを記しました。

TW5導入に際しTW3の位置を再検討したことで、音場がストレスなく広がるようになりました。暫く上機嫌で色々な音源を楽しんでおりましたが、例の如く徐々に問題点が見えてきます。

何度も訪れて記憶にあるGRF邸と比較すると、音場が全体的に上方への展開に乏しく中央奥に集中し過ぎているのです。具体的には、オーケストラの管楽器はもっと高いところから響き、コーラスも高さが欲しい。

GRF邸と何が違うのか?多くの違いがある訳ですが、GRF邸はハードなフローリング床と高さのある吸音天井なのに対し、拙宅は厚手のカーペット敷で天井は石膏ボードで、反射・吸音の関係が上下で逆になっています。

床や天井の高さや素材が、全体の響きに大きく影響することは広く認識されていますが、音場形成にどう働くのかに言及したものを目にしたことはありません。とは言え、天井を吸音/拡散構造とすることで仮想的に天井高を稼ぎ、高さのある音場を得ようとする試みはよく見られます。

ジャーマンフィジックスのシステムを設置している部屋はリビング・ルームなので、天井構造を弄ったり拡散ボードを付けることは難しく、今回は床周りで対策を考えることにしました。

まずスピーカーの周りをハードな反射性のものに変えてみます。
実験用に適当なボードが無いものか見回したところ、800D3用に購入したバーチ製のウエルフロートが良さそうです。800D3の台座形状に合わせた専用のウエルフロートを導入した際に外したまま使用していなかったものです。

まずSP前方に置いてみます。音場の変化までは聴きとれませんが、それなりに音色の変化があります。悪い方向の変化では無いので、本来の使い方であるSPの下に敷くことにしました。

偶然ですが、ウエルフロートはTW3より縦・横ともにちょうど10cmずつ大きく、載せた時のバランスが良く、杢目や色も誂えたようにそっくりで非常に良い感じです。

SPは、ウエルフロートの高さ(55mm)にカーペットへの沈み込み(5mm)が無くなった分を合わせた60mm程度高くなります。私のエコーネスの椅子はGRF邸のソファより幾分座面が高いので、これも悪くなさそうです。

音は相当変わります。全体的にスッキリした語り口で、予想通り最低域が整理されたように聴こえます。

音場はSPが高くなった以上に広がるので、期待通りですが、最低域の伸びが減るのは寂しい変化です。ウエルフロートは、固い床で低域の処理が難しい時に効果が大きいのですが...

幾つか聴いて、ウエルフロートの水平可動を止めてみることにしました。非常に肌理が細かく固いウレタンフォームを適当な厚さに切り、ウエルフロートの四隅に捻じ込みます。これで見た目には全く動かなくなり1枚の板のようですが、上板はほぼフロートされており床からはアイソレートされています。

この状態では、先の「ウエルフロートに載せた」ものと同じ傾向ながら、音場感改善のプラス効果が最低域減少のマイナス効果を上回ると判断しました。

少しずつ改善していますが、まだまだです。
あと、何が出来るか?やはり...以前から気になっている箇所に着手することにしました。続きは次回にて。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. のびーさん

    おはようございます(日本では=笑)。

    早速、続報、拝読しました。

    天井がいじれない場合、どうするか?という問いに、とりあえず「床からの反射」を増やす、という作戦と、SPをフロートさせる(その意図はよりエンクロージャーが振動しやすくする、ということでしょうか?)の二つを試されたわけですね。

    それにしても、SPが何キロあるのか存じませんが、軽そうには見えないので、自分なら考えるだけで腰痛になります(笑)。私もついこの前センタースピーカーの位置調整をしなおして、そのせいで今はカイロプラクティックに通院中です(笑)。

    真面目な話題に戻すと、GRF邸には和室にも同じようなシステムがあると聞いています。私は拝見したことがないのですが、のびーさんはありますでしょうか?もしあるのであれば、その和室の天井はどのようになっているのでしょうか?また、SPは畳に直置きなのか、何かボードのようなものを入れてあるのか?

    このあたりにヒントがありそうな気がします。

    byAuro3D at2021-07-25 08:37

  2. のびーさん、こんにちは。

    素敵で広い空間の中で自由なスピーカーセッティングは遣り甲斐がありそうですね。大好物なスピーカーセッティングを楽しまれている様子がうらやましく思えます。

    さて、GRF邸との違いを埋める取り組みについて、気に留まったことについて書き込ませてください。

    ・トロバドール80は部屋中に音が充満するように配置されていますでしょうか?これだけ広い部屋で、ピアノなども配置されているようですので、無指向性のジャーマンフィジックスとは言え、実現するのは至難の業かと思いますが、ここがポイントかと思いました。

    ・GRF邸のサウンドの秘密は、素晴らしいセッティングに加えて、部屋の素性のよさがあるように思います。ダイレクトラジエータ式のスピーカーでも同様で、二つのスピーカーから出る音が部屋中に充満し、部屋に溶け込むようなセッティングです。これが実現できると、高さも広がりも大きさも兼ね備えた音場空間が現れると思います。ただ、部屋の素性は簡単には変えられないので、丹念な追い込みが必要かと。

    ・床一面が厚手のカーペット敷き詰めが音響的に不利なのは明白ですね。拙宅でもこの点は苦労しましたし、床がカーペット敷きで音のよいホールに出くわしたことはありません。ただ、苦労するのは低域側の下支えかと思います。

    ・天井の吸音は、音が響きすぎるのを防止する効果は出ると思いますが、床がカーペット敷きでしたら無用かと思います。天井を吸音すると、むしろ天井が低く感じるだろうと思われます。

    ・最後に、ウェルフロートの陽動防止用の材料です。自分もいろいろ試したのですが、ウレタンフォームは音がかさつく感じはないですか?拙宅でもいろいろ試しましたが、αゲルがよかったです。

    スピーカーセッティングの追い込み記、今後も楽しみにしています。800D3の部屋と対比しながら追い込むのも面白いかと思いました。

    byヒジヤン at2021-07-25 10:06

  3. こんにちは。
    私見ですが、GP製のスピーカーにはのびーさん宅のような厚手のカーペット上でもリジットにセッティング出来るようねじ込み式のスパイクが付属しています。
    PSD製のフット部は硬いフローリング上にセッティングするのを前提に設計されていると思います。

    今はSP下のボードがカーペット直置きのままだと思いますが、カーペット下の床材にリジットで固定できるスパイク付きのボード上にTW3およびTW5を載せるのも有りかなと思いました。

    by椀方 at2021-07-25 11:12

  4. のびーさん、

    ジャーマンフィジックスにはWFは使用しないだろうと私は勝手に考えていましたので、のびーさんがやられるとは思いもしませんでした。フルコンWFの特徴でもある高さ方向と広がりが出て良かったですね。ジャーマンフィジックスは少し動かしただけでも低音の出方が違って来ますので、今後のセッティングの詰めが効果がありそうですね。
    スピーカーとWFが滑らないようにする対策も効果的です(変な物を挟むとつまらない音になりますが)。WFの下に同じ大きさの鉄板のような硬くて薄い物を入れてみても面白いかもしれませんね。

    後は実験で、800D3用のWFをTW5に入れてみると低域からのフォーカスがより明確になり、高域の改善も見られるかと思います。TW5はかなり重そうですので、トライするにはかなりの気合が必要ですね。

    byHarubaru at2021-07-25 12:55

  5. Auro3Dさん

    こんにちは。早速のレスありがとうございます。

    ウエルフロートを用いたのは反射性の床材をシミュレートするためです。他に適当なものが手許に無かったので使用しましたが、ウエルフロート本来のフロート機能を試したかったわけではありません。

    GRF邸の和室は何度も伺い音を聴かせて頂いております。狭い和室とは思えない広くかつ深い音場が再現されますが、床も天井も特に音響対策を施されているとは思えません。ただSP下に板材が敷かれており、その敷き方は一見無造作に見えますが、相当な調整をされたようです。

    私が、今回SP下を色々と試そうと考えたのは、GRF邸の和室の音を聴いたことにも少なからず影響されています。

    byのびー at2021-07-25 16:08

  6. ヒジヤンさん

    こんにちは。

    トロバドール80のポジショニングは、ピアノや他の家具の配置を考えると、「現実的なベスト」に近い位置にあると思います。

    このSPはちょい置きでも相当広く音が廻るので、置いてすぐに良い音で鳴ってくれたのですが、音の密度を上下左右にバランス良く展開させるのに苦労している訳です。SP間隔が狭かった時でもSPの外側にも音場が十分に広がりましたが、中心部にエネルギーが集中し過ぎてストレスがかかったような表現になりました。これは前回の日記で記したように、SP間隔を広げ前方の壁から距離をとることで改善しました。

    床一面のカーペット敷はやはり難しいですか。そうですよね。
    ただこの部屋でハード・フローリングにすると明らかにライブ過ぎます。天井はさわりようがないので、消極的な判断から現状維持です(笑)。


    >ウェルフロートの陽動防止用の材料です。自分もいろいろ試したのですが、ウレタンフォームは音がかさつく感じはないですか?拙宅でもいろいろ試しましたが、αゲルがよかったです。

    まだそこまで聴けてないです。「陽動防止」の程度が分かりませんが、私はウレタンフォームをウエルフロートの四方にキチキチに詰め込んで全く動かなくしています。簡単に外せるのでαゲルも試してみます。

    byのびー at2021-07-25 16:39

  7. 椀方さん

    こんにちは。

    ウエルフロートの底面にフェルトを貼って鳴き止め処理をしているので、カーペット上では全く滑らず見た目には安定しています。ただカーペットの繊維上に浮いているだけですからミクロで見れば結構不安定です。

    ハード・フローリングに近付けるには、仰る通りスパイク付きボードで床下に固定するのがベストですね。ただこの部屋のカーペットは、英国ではよく使用するアンダーレイ(underlay)という10mm程度の底敷きがあり、相当長く尖ったスパイクが要りそうです...

    byのびー at2021-07-25 17:01

  8. Harubaruさん

    レスありがとうございます。
    先に書きましたが、ウエルフロートを用いたのは反射性の床材をシミュレートするためで、ウエルフロート本来のフロート機能に期待した訳ではありません。

    板床の800D3の部屋で色々試してみて、ウエルフロートはライブな部屋で低域の解像度を上げて中高域をスッキリさせる効果があると理解しています。ジャーマンフィジックスの部屋はある意味で真逆の環境なので、やはりフロート機能の恩恵は小さかったです。しかしながらSPボードとしてバーチの響きの良さはプラスに効いているようです。

    >スピーカーとWFが滑らないようにする対策も効果的です(変な物を挟むとつまらない音になりますが)。

    ウエルディスクが使えそうですね。試してみます。

    byのびー at2021-07-25 18:22

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする