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ロンドンに移り住んで26年経ちました。240V環境の恩恵に浴すも、やはりオーディオは日本がおもしろい。年に数回の帰国の際の物色を何よりの楽しみとしております。

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ジャーマンフィジックスの世界
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JBLを32年、B&Wを4年使用した後、German Physiksをメインのスピーカーとしています。 リスニングルームは17畳程度の専用室。他に30畳のピアノ室と2つの別室にサブシステムを組ん…
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日記

Pink Floyd - The Dark Side of the Moon 聴き比べ

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2021年10月19日

先日、ベルイマンさんが紹介されていた The Dark Side of the MoonのAnalogue ProductionsによるSACDを私も入手しました。

この邦題が「狂気」という1973年に出たアルバムを最初に手にしたのは、中学生だった1977年のことです。それ以来40年以上も愛聴していて手許には幾つかのバージョンがあります。プログレッシブ・ロックはその頃から好きですが、普段オーディオ装置の試聴ではクラシックやジャズのアコースティックな音源を用いるので、ロックやポップスをオーディオ的に真剣に聴くことはあまりありません。とは言え、Alan Parsonsによる好録音を高音質で定評のあるAnalogue Productionsが制作したSACDをボーっと聞き流すわけにはいきません。

せっかくなので、手持ちの音源と聴き比べることにしました。

この盤は5.1chのマルチチャンネルも収録されたマルチ・レイヤー盤ですが拙宅では5.1chを本格的に楽しむ環境が無いので、以下の感想はSACDステレオ層を聴いたものです。

今回、比較したのは以下の4音源です。
①アナログ盤 EMS-80324 (Japan) 1974年
②SACD/CD マルチレイヤー盤 TOGP-15001 (Japan) 2003年
③SACD/CD マルチレイヤー盤PFR24/19075810332 (US) 2021年
④2track/15inch テープ - 2016年に友人から頂戴したもの

このアルバムの音楽的な解説は各所で為されているので省略しますが、アルバム全体が壮大な1つの曲として構成されています。1973年のリリースの2年以上前に基本コンセプトは概ね出来上がっており、ライブ活動を通して完成度を上げていったそうです。

音楽的にもオーディオ的にも聴きどころが多いアルバムですが、前半の「Time」と、後半の「Brain Damage」を重点的に聴きました。

Timeでは、まず冒頭のさまざまな時計の音が入り乱れる箇所で、上下・左右・前後の広がりと音の厚みを、続いて中盤からのギルモアのぶ厚いギター・ソロ聴きます。Brain Damageでは、やはり冒頭、ギターのリフと鼓動のようなドラムの中にボーカルが入ってくる辺りの各パートの分離と混ざり合い具合を聴きます。

皆さんならどこを選ばれるのでしょうか?

アコースティック楽器と異なり「生の音」の基準が無く、おまけにライブコンサートも聴いたことが無いので、比較はもっぱら個人的な嗜好です。

比較試聴の内容と結果は次の日記で記します。

次回の日記→

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レス一覧

  1. こんにちは。
    同世代です。自分は中学生の時だったか高校の時だったか記憶があいまいですが、「狂気」を聴き倒していました。レコードとカセットテープをヘッドフォンで聴いていました。「狂気」はヘッドフォンで聴くのが面白かった記憶があります。

    近年でも懐メロとして、ご紹介の②SACD/CD マルチレイヤー盤 TOGP-15001 (Japan) 2003年と同じ?Discを買いました。でも、昔のよい音だった記憶が蘇らずに、少し聴いただけで仕舞い込んでしまったようです。

    きっかけを作ってもらったので、探して聴いてみようと思います。

    byヒジヤン at2021-10-19 08:11

  2. のびーさん

    これは同世代としては、どうしても反応してしまいますねぇ(笑) 私は、アメリカ留学中とイギリス留学中に各1回ずつ、Pink Floydのコンサートに行っていますが、前者は野球場、後者はサッカースタジアムで、いずれも野外なので、まあ、「聴いた」というよりは「見た」という感じなので(笑)、コンサートを「原音」と捉えたとしても、全くレコード(録音という意味)再生とはかけ離れていますね。ただ、コンサートの音場空間はぐるりとSPに囲まれて形成されているので、マルチ派の私にとっては、「音質」ではなく、「音場」の比較なら、「ライブ」と「レコード再生」である程度可能だと思っており、自宅のマルチで聴くたびに若い頃のコンサート体験を思い出しております。

    そのうえで、

    >皆さんならどこを選ばれるのでしょうか?

    マルチ派としては、まずはOn the Run です。ここで再生される人の足音や飛行機のエンジン音などは、2chだと左右にしか動かないでしょうが、マルチだと円状に動きます。この音源の音量や音域は同じなので、「フロント巨艦主義」のマルチシステムだと音が横から後ろに回った時に急に貧弱な再生音になります。また、かつて論じた「位相」があっていないと、足音がSP間を動かず、ワープします。また、前後でスコーカーやツイーターが異なるユニットを使っているSPで構成されていると、動きにつれ音色が変化してしまいます。

    もう一か所は、Any Colour You Like です。ここでは左右のみならず、前後からも折り重なるようにシンセサイザー音が再生されるので、特に音色の前後の違いを見るには最適なトラックです。

    私の聴き方は2ch派ののびーさんにはほとんど参考にならないと知りながら(汗)、恐らくこの記事に反応する方の何人かはマルチ派だと思いますので(このSACDはマルチが有名)、自分なりのポイントを書かせていただきました。失礼しました!

    byAuro3D at2021-10-19 09:27

  3. 皆さん、色んな歴史があるんですね。私は”The dark side of the moon”や”I wish you were here”や””the division bell”をCDで30年くらい聴き続けた程度のレベルです。中学生の時はよく分かりませんでしたが、大学生の時にははまっていきました。(^^)

    『狂気』は言葉の厳密な意味でKlassische Kunst だと思います。私はチャプリンを幼児の時から観ていますし、Blu-ray全集も持っていますが、時々観るのですが、別段懐くしくないです。むしろ新しいですね。時の試練なんてへっちゃらなんでしょう、本物は。

    もちろんメンバーとアラン・パーソンズが手作りしたSEをふんだんに使用したサウンドは、実験精神があふれる崇高な作家たちの20世紀半ばのサウンドと比べるならば、幾分かポピュリズムの嫌いはあるでしょう。『狂気』は1973年ですが、”Les Espaces Électroacoustiques I/II”というSACDに集められた1960年以前のものとぜひ比べてみてください。こちらも素晴らしいサラウンドサウンドが揃っています。

    サラウンドに関しては、概ねAUROさんが書いている通りです。がっつり鳴らそうとすると非常にレベルの高いシステムと部屋が求められます。サラウンド的音場ができていることも重要ですが、例えばMONEY等のブリティッシュロックとしてのエネルギー感が得られているかはもっと重要で、壁際に音場の空間が広がっているだけでは、ロックファンへの訴求力は持たないでしょうね。

    2chでもサラウンドでも、リスナーの背面が白々しくならないような重厚な音場のホールド感に、エネルギッシュなトラペやボーカルがどこまで前に来るか、でしょうか。テープとの比較、楽しみにしております。

    byベルイマン at2021-10-19 13:16

  4. ヒジヤンさん、こんにちは。

    確か私の方が少しだけ年少です(笑)。
    私も入手したアナログ盤は虎の子のように大事にしまって、ひたすらダビングしたカセットテープで聴いてました。

    そのような原体験のある方には、今回のAnalogue Productions盤はおススメですよ。まだ入手可能だと思います。

    byのびー at2021-10-19 18:36

  5. Auro3Dさん、

    Pink Flyodのライブを2回も観たのは凄いですね。

    私も観たかったのですが、初めてイギリスに来た1985年にはRoger Watersが実質的に脱退しており、興味を失っていました。今思えばそれでも聴いていれば良かった(ゴタゴタしていてライブ活動は休止していたかもしれません)。代わりに?移転前のMarquee Clubで無名タレントのライブを観たのが良い思い出です。

    聴きどころのご紹介ありがとうございます。
    確かにマルチだと制作意図がより鮮明に聴けそうです。
    ただ、私が重視した諸点と全く違います!

    レファレンスが存在しない音源ですから、自分の嗜好とイメージを頼りに聴くわけです。同世代?でも違う聴き方があるって面白いです(^_^)

    私のhumbleな聴き方は後編で記します。

    byのびー at2021-10-19 18:40

  6. ベルイマンさん

    >CDで30年くらい聴き続けた程度のレベルです。

    いやあ十分凄いです。私が聴き始めた頃はプログレは全盛期を過ぎていましたが、まだまだ同時代だったので、猫も杓子も聞いてました。私もそれに乗っかった一人です。コメントを拝見しただけでも聴き方の密度が違います。

    『狂気』はDiscogsを見ると、これまでに世界各地で1000以上のバージョンがリリースされています。仰るように時の試練をものともしていません。

    ”Les Espaces Électroacoustiques I/II”は聴いたことないです。機会をみて聴いてみます。『狂気』はそれ以前のサウンド・エフェクトと比較するとむしろシンプルに聴こえます。


    >リスナーの背面が白々しくならないような重厚な音場のホールド感に、エネルギッシュなトラペやボーカルがどこまで前に来るか、でしょうか。

    同意です。2ch派としては音の動きより厚みとその安定感を重視して聴きました。

    byのびー at2021-10-19 19:41

  7. のびーさん

    けっこうロック世代なんですね。

    私は根っからのクラシック派だったので、ピンクフロイドは名前は知っていてもリアルタイムでの体験記憶はありません。

    10年ほど前でしたか、DENONの試聴会でサラウンドで聴いてなあるほどこういうことかとニンマリしました。その後、当時、永代通りにあったDENON本社のサラウンド試聴室で再び聴く機会があってその立体的な音の面白さにすっかり感服しました。いずれも「Time」でした。やっぱり後からとか目覚まし時計が鳴ったりというのは新鮮でしたねぇ。

    うろ覚えなのですが、唯一、リアルタイムと言えるのは高校生だったかの頃に観た映画の音楽。

    映画自体は当時流行のちょっと殺伐としたヒッピー・ストーリーなんですが、デスバレーかどこかの砂漠にある邸宅が吹き飛ぶラストシーンがすごい印象的で、そのシーンの音楽がピンクフロイドだと知ってスゲーと思った覚えがあります。何という映画だったのか、題名すら覚えていません。

    ベルイマンさんあたりの映画好きだったら知っているのかなぁ。

    byベルウッド at2021-10-21 01:05

  8. ベルウッドさん

    レスありがとうございます。

    私の音楽趣味は雑食で広く浅くです(^▽^;)

    ご指摘の映画は1970年製作の『砂丘』(Zabriskie Point)だと思います。
    私は大学生の頃、先輩に誘われて時々参加していた映画サークルで観ました。

    ラストの爆破シーンは後に語り継がれるほど話題になったそうです。

    話は変わりますが、Wikipediaによるとその映画ではJerry Garciaの曲も使用されていたようです。その彼がステージで愛用していたMcIntosh MC2300が、サザビーズの今月のオークションで$378,000で落札されたそうです。

    古いオーディオ機器でもこんなに価格が上がるものもあるのか!と驚きました。

    byのびー at2021-10-21 01:59

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