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ロンドンに移り住んで25年経ちました。240V環境の恩恵に浴すも、やはりオーディオは日本がおもしろい。年に数回の帰国の際の物色を何よりの楽しみとしております。

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2018年3月、1986年から(32年間)一貫してJBLをメイン・スピーカーとしてきたオーディオ・ライフに別れを告げ、B&W党となりました。2015年のピアノ購入時にオーディオ部屋(約30畳)をピ…
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日記

PCオーディオの常識もろもろ

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2022年05月06日

先日、JBL4320に関する日記を書きました。続編を書く予定なのですがあまり聴き込めていません。そんな折、CENYAさんのPC周りの日記に触発されたこともあり、別の話題について思うことを記します。

PCオーディオを始めたのは2005年頃だったと思います。最初のオーディオ専用PCは、この本を参考にして2007年に製作しました。

Behringer DCX-2496にKenrick Soundのデジタル出力ボードを追加してPanasonic SA-XR57EB-Sというフル・デジタルのAVアンプ2台をスタックして、DA変換を一度も行わないマルチアンプ・システムを試したこともありました。

写真は2008年のものです。シアターと同居していました。右側の棚のBehringerの機器の上にオーディオ用PC、さらにその上にPanasonicのデジタルアンプがあります。機器の構成は非常に複雑だったものの、隣の部屋の大きな扉を開けて配線出来たので構成変更は楽でした。

その後、色々なPCを製作したのですが、最近になって良く分からなくなってきました。
それは、製作に際してずっと信じていた「PCオーディオの常識」の反例が多く出て来てしまったからです。「常識」の幾つかはMFさんから教わったものですが、彼自身のMFPCも大きく変化しています。

主なものを紹介します。

*低スペックは低ノイズ
「CPUのコア数は少ないほど、CPUクロックは遅いほど、メモリー容量は小さいほど良い」
この常識は数年前から部分的に崩れているのですが、「必要最小限の構成が低ノイズに有利」という考えは根強くあります。

*電源は容量よりも低ノイズが大切
「スイッチング電源 < リニア電源 < バッテリー電源」
音楽再生専用PCは負荷変動が小さく、電源も瞬時電力供給能力より低ノイズが大切と考えられていました。

*OSやアプリは軽いほど良い
「Windows < 汎用Linux < 専用Linux」
「Windowsの場合は、プロセス数、スレッド数が少ないほど良い」
同じOSなら不必要なプロセスを止めてCPU稼働率を下げた方が良いという鉄則は、まだ有効だと思います。

*分散は力
「サーバー、コントロール、オーディオ出力の3台のPC(もしくは端末)が必要で、機能分散・負荷分散の効果は大きい」
DLNAやOpenHomeなどのネットワークプレーヤーでは分散が前提になっており、PCオーディオでも操作性に加えて音質面からも分散構成のメリットが強調されてきました。

*デジタル・インターフェイスが大切
「SPDIF < USB < I2S」
主義主張はともかく、多くのDACがUSB接続を前提としています。

多くは理論的に説明がつくし、経験上も正しいものです。ただ、総合的な音質にどれだけ影響するかは実装状況により大きく変化します。理論的に説明がつかないものでも自分が適当な理論を知らないだけかもしれません。


以上、「常識」の主なものを列挙してみました。現時点で私なりの総括は以下の通りです。

*低スペックPCを複数使用するより、高スペックPC1台の方が良い
機能分散は通信を伴うことからどうしても構成が複雑になります。新しいPCを簡単な構成で再度聴いてみると結構いけます。

*最新PCの音は良い
微細化が進んだ最新のPCでは、高スペックの部品でノイズが気になることは無く、余裕度の高さのメリットの方が大きいようです。高スペック部品を余裕をもって使用するためにリニア電源から最新のATX電源に変更すると更に良くなりました。

*Windowsの音が好き
Linux系のOSは、一様にすっきりとしています。鮮度の高さを感じる一方で、PCオーディオで指摘される音の軽さや薄さがどうしても気になります。Windows系もバージョンによる差はありますが、音の厚みはLinux系より出し易いようです。ただこの音の差はOSによるものかドライバーの差によるものかははっきりしません。ほとんどのUSB-DACはUSB Audio 2.0に対応していてLinuxでもそのまま繋がりますが、Windows ドライバーのような細かなレイテンシーやバッファの調整が出来ないことが原因かもしれません。

*現時点でパーフェクトな再生ソフトは見当たらない
私は、2015年からいわゆる重いソフトであるRoonを一貫してメインのソフトとして使用してきました。一時JPLAYにシフトしたこともありますが、使い勝手の良さからRoonをやめたことはありません。
ただ、バージョンアップの度に重くなることが気になり、最近はHysolidも併用しています。残念ながら2016年頃から全くバージョンアップされていないのですが、DSD256、PCM384までの再生が可能です。こちらはWindows系としては相当軽いソフトで、Windows Server 2019 Standardをプロセスカットして使用しています。

96/24のFLACファイルを再生中の稼働状況です。HysolidはWindows Serviceなので普段はログインしません。

*USB DDコンバーターは結構いけます
Chord DAVEでJPLAYを高DAC Linkで再生するためにGustard U16を購入しました。

JPLAYを使わなくなり使用機会が激減していましたが、May DACのI2S入力を活かそうと再登場しました。

PC
↓USB
Gustard U16 ← 外部クロック入力
↓I2S(HDMI)
May DAC(PLLオフ)

という接続にしています。少しZeroLinkを意識した訳ですが、鮮度とコントロール性が両立して良い感じです。May DACでRoonを再生する場合、AoE構成のSymphonic-MPDも使用可能ですが、USB-DDコンバーター経由の方が登場機会が多いです。


最近のPCオーディオ周りです(B&W800D3のシステム)。2008年から使っているZalmanのHTPCケースは今も現役です。

少なくとも現時点では、高スペックPC、ATX電源、PC単体での構成、USB接続を選択し、高負荷アプリと低負荷アプリの双方で再生しています。

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レス一覧

  1. のびーさん

    ZALMANのHTPCケース、懐かしいですね~
    かく云う当方も3R SYSTEMのHTPCケースを10年以上も使っていて、そろそろ交換したいのですが、最近はカッコいいHTPCケースが見当たらなくて、、、

    PCオーディオに関して、当方も「原点回帰」で基本的なファクターを再確認をしてみたくなって改めていろいろと実験を開始しています。コンピュータ的に考えれば原理原則はどこかにあるとは思うのですが、これをオーディオ的側面から解こうと思うとまだ最適解は見つかっていないという状況なのかな、と考えています。

    オーディオの「音」自体は難問そのものかもしれませんが、PCオーディオの良いところは、構成やパーツ、さらにはOSやソフトウエア、その設定を含めて自由度がとても高いことだと思います。その中から自分流のベスト(あるいはベター)を組み立て、探す試みは、完成品の購入とはまた違う楽しみがあって、これもオーディオ的な醍醐味のひとつかもしれませんね。

    byゴンザエモン at2022-05-06 08:06

  2. のびーさん

    PCオーディオは日進月歩…というか、日々、ちょっとしたことでレーゾンデートルみたいなことが揺らいだり、遷移してしまうところがありますね。

    私はPCビルダーではなくそういったことには門外漢ですが、オーディオファンとしては次の三要素がずいぶん大きいなぁと感じています。

    *電源
    まさに瞬時電力供給能力ですが、一般には直流領域の発想で容量だけに目が向きがちですが、電源の内部インピーダンスの視点からすればPCの電源負荷は桁違いの高周波領域です。MHz級のインピーダンス特性が求められる。その点ではスイッチング素子のスピードが技術革新で進歩すれば、コンデンサ出力のリニア電源とかFETレギュレーターのバッテリー電源よりも、最新のスイッチング電源の方が高性能だという気がしてきました。

    *OS
    これは私にとってはブラックボックスですが、MFさんはかねてよりLinuxのような軽いOSよりもWindowsの方が良いと力説されています。私も聴いた印象として同じ意見です。やはり音楽再生でもリソースマネージメントが重要ということなのではないでしょうか。

    *伝送(含むインターフェース)
    伝送系の技術進歩もめざましいものがあります。かつてはS/PDIFとかSATAのような素朴な直結がベストとされましたが、オーディオ用として悪評高かったUSBの改善が進みあっという間にオーディオ機器のデファクトになってしまいました。I2Sも映像だけでなく音声面にも目を向けられ変遷しているのだと思います。今後の優劣の変遷は予想もつきませんが、やはりいったんデファクトになったものの《総合的》優位性は揺るがないのではないでしょうか。


    そもそもPC送り出しの優位性そのものはいかがお考えでしょうか?

    先日、某所であるお方から「お使いの高価なCDプレーヤーをDACとして使っているとのことですが、本当にPCの方がディスク再生より音がいいんですか??」と聞かれてしまいました。

    まだまだPCは利便性は高いが、音質のほうは進歩したとはいえまだ劣っているのでは?と信じている人々のほうが多いと思います。

    byベルウッド at2022-05-06 10:32

  3. のびーさん始めまして
     D/Aは音楽を聴く時に必須なのですが、
     アナログ音源の取り込みやPCでの計測も多く、
    (ある程度の性能の)A/Dも私にとって必須です。

       然し、何故かA/Dがない物が殆どなので、
       皆さん、取り込みや計測しないのかな...。
        因みに、(A/Dで)計測すると自システムの
        性能の良し悪しが歴然と分かってしまいますが...。

    byナショナルキッド at2022-05-06 17:44

  4. のびーさん、こんばんは。

    PCオーディオ用のPCはこれだ!
    という構成が確立できれば、PCオーディオをこれからやろうとしている人も無駄な出費をしなくていいので、ファイルウェブコミュニティでPC猛者達がノウハウを紹介しあえれば良いですねー。

    なんとなーくですが、メインボードの品質がオーディオにとても効いて来るような気がします。
    特に多層式でベタのGNDの面積が広くて、体積が大きいのが良い。
    基板自体も厚みがあって重量があって硬いやつ。
    となるとフルサイズのATXサイズが有利かなあと思っています。
    のびーさんが紹介してくださった12世代のMB気になります。
    現在使用しているのはZ390、最新はZ690?気がついたらかなり進んでますね〜。
    す〜ぐに置いてかれちゃう。
    スペックじゃなくて物理的に優れている物に出会えたら、多少型遅れでも気にせず使えるのですが。

    ✳︎分散は力
    私は「電源の分散は力」と言いたいです。
    SSDはM.2のMB直挿しのを使っているのですが、もしかしたらSATA電源を別供給させた普通のSSDの方が良い可能性があるなと今気がつきました。
    うーむ。。。

    しつこいかもしれませんが言いますね、
    GaN-ATX電源ユニットはめちゃくちゃ良いですよ!!!

    byCENYA at2022-05-06 18:42

  5. のびーさん、こんばんは。

    PCオーディオを始めから、約5年になりました。
    その間、分散で1台増え、3台体制ですが、2台のH/Wは、当時(7世代Intel)のままです。

    供給電源(12V、19V)、OS、S/Wを散々変えて来ましたが、その度に音が悪くなったり、良くなったり。。。
    何が正解かよく分かりません。
    未だに暗中模索状態です。まあ、それも楽しいですが。

    最近のヒットは、CPU供給電源ラインにトロイダルコアを巻き付けるたら、びっくりでした。
    まだまだ、7世代で行けるじゃんと思わずニヤケたのですが、そろそろ12世代、13世代の恩恵を受けてみたいと思っているところです。

    byいたちょう at2022-05-06 20:18

  6. のひーさん こんにちは
    やっぱりそういう結果になりましたか?
    いまだに大きい円盤やら 小さいものを 廻して遊んでいます。
    暫く PCは 放置状態でしたが これからは 皆さんの情報を頼りに ボケ始めた頭の活性化を 図るために( 多分 そこに費やす時間ができるはず??) 失敗を覚悟して, 自力で 構築ではタラと考えてます。(難しいかも?)
    自分でできると きっと楽しいですよね。

    byX1おやじ at2022-05-06 21:48

  7. のびーさん こんにちは

     私はオーディオマニアではありませんが、少しパソヲタです(最近の事情には疎いですが)。私のPCオーディオの始まりは、Windows7の頃からが始まりです。もともとオーディオ向けではないOSにあって、Wasapiは実に革新的なものでした。ONKYOがWindows-XPの時代にSotecと組んでPCオーディオを世に出しましたが、WASAPIが実装される前では早過ぎました。せめてWindows-Vista SP2くらいまで我慢してWasapiを活用していれば、、、。

     マザボに関してはここ二十年くらいASUSのマザーです。近年はグルマンさんの情報を元に、ゲーミングマザーです。最新CPUに対応することはもちろん、CPUの定格動作よりも上、メモリーの定額周波数よりも上での、動作の安定が見込める『オーバークロック耐性の高いマザー』がオーディオにも適しているという考え方です。そういうマザーは高周波設計が優秀でノイズに強く、電源ラインも余裕があります。
     余裕という面ではサーバー機が強いですが、マザー単体売りが少ないのとサーバー機は価格が一桁違います。ただ、半数以上の電解コンデンサが液漏れしているのに問題なく動いていたのを見るに、設計にもの凄い余裕を持っているものだとサーバー機は言えます。(そのWindows Server2003マシンは電解コンデンサーを超低ESR電解コンデンサーに換装&空きランドに増設のうえ、現在でも稼働可能な状態にあります。)

    bynightwish_daisu at2022-05-06 22:42

  8. 2019年頃のハナシですが、、、

    OSは軽い程よい → Win2000こそ至高!!
    リッピング は 等速に限る!! 
    音の良いのHDDは○○だ!! → 将来に備え該当HDD複数台所持

    という御仁がリアルに居ました。Windows10の時代に何をやってるのかと、、、思いましたが、その御仁のお考えではなくてその御方の教祖様の教えがそうだったので右にならえで従うほかなかったようです。

    その2019年、今となってはもう古臭いですが、当時PCオーディオについて書いた日記(アメブロ)があったので紹介してみます。(当時はPhilewebへの日記投稿は気後れして殆どしていませんで、もっぱらアメブロでした。)

    https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/entry-12493561708.html
    I2Sなdacを駆るのびーさんには今更つまらない内容だとは思います(汗)



    そういえば、
    あのdacのUSB入力インターフェス部の基板は届いて完全復活しましたでしたっけ???昨年11月に復活したか、あるいは復活予定だったような、気がしますが、どっちだったか忘れてしまいました(笑)。改めてお聞きしてみます。
    .

    bynightwish_daisu at2022-05-06 23:04

  9. 誤:定額周波数
    正:定格周波数

    bynightwish_daisu at2022-05-06 23:13

  10. ゴンザエモンさん、

    レスありがとうございます。私もずっと代わりのHTPCケースを探していますが、ATX電源対応のある程度大きなサイズのものは製造中止になっていて、中古でもなかなか見つかりません。

    PCオーディオは、ハードウエアの大半を変化の速いコンピューター業界に依存するので、趣味性の高い(気に入った製品をある程度長期に亘って愛用する)オーディオ機器と製品サイクルが合わないからか、なかなか良い完成品がメーカーから提供されません。

    自作は楽しいのですが、完成度の点でどうしてもメーカー製品に劣り、機器構成上、PCトランスポート部分がボトルネックになりがちです。

    ゴンザエモンさんのブログを拝見すると、色々と検討されておられて共感します。引き続き宜しくお願いします。

    byのびー at2022-05-07 05:36

  11. ベルウッドさん、

    こんにちは。
    信号処理のためのPCの電源と、最終的には「音」となるアンプの電源を同じ枠組みで考えること自体、あまり意味が無いと思っています。 信号処理のための最適な電源はリニア電源では無さそうですよね。

    OS、伝送に関しても概ね同意見です。

    PC送り出しに関しては、以前は単純にプラスチックの円盤を回すよりHDDやSSDから読み取る方が精度が高く優位だと考えていました。最近は、ポテンシャルは高いけど現時点での実装では必ずしも優位とは言えないと思っています。

    ただ、世界の潮流を見ると、今後の音源に関してはディスクよりデータであることは間違いないでしょう。電気自動車に関する議論と似たようなものです。「電気自動車が環境に良いか?」という議論の答えはともかく、世界は電気自動車に向かって進んでいます。

    byのびー at2022-05-07 06:33

  12. ナショナルキッドさん

    レスありがとうございます。初めてでしたか?

    私は、計測はほとんどしないのですが、A/Dということでは、時々、音場計測・補正のためにTrinnov ST2 HiFiを、AnalogMagikというアナログ・レコード・プレーヤーの調整ツールのためにRMEのインターフェイスを使用します。

    確かにD/Aでの音質差を皆さん熱心に語られますが、A/Dに関してはほとんどコメントを聞きませんね。A/Dは制作側では非常に大事なプロセスですから、プロオーディオの世界ではA/D Converterの音質が議論になるのでしょうか?

    byのびー at2022-05-07 06:54

  13. のびーさん
    測定用で24bit/192kHzが要注意...。
     以前使っていた音質重視でない安物のA/Dは
     1/2の96kHzまで結構フラットだったのですが、
     少しお高めの音質重視のものは、
     上が余り延びてない事が多い様です。

    所で余談ですが、以前、マイコンやディジタル機器を
    製作していて、当初、シリーズ電源ではエラー連発。
    SW電源に変えて解決した事が何度かありました。
    (SWの方が負荷側のスパイクノイズが少ない...)
     まあ、当時は基本ディスクリート回路でしたので、
     今とは一寸違う時代でしたが...。

    byナショナルキッド at2022-05-07 07:56

  14. のびーさん ナショナルキッドさん

    ちょっと的外れのコメントかもしれませんが、お二人の対話に割り込ませていただきます。前から疑問に思っていたことがあるのです。

    それはD/AとA/Dの音質面での度合いの違いです。つまりD/Aは安物と高級品とで大きく違うのに、A/Dは良し悪しがほとんどないと思えるのです。

    15年ほど前、ファイル再生を始めたころKORGのMR2000Sというスタジオユースのレコーダーを購入しました。今でも販売されているロングセラーで、プロ、アマ問わず現場やアーティストの自主製作用の貸しスタジオなどで広く使用されています。

    プロが使う機器だから、これをダウンロードしたハイレゾ音源の再生用に使えばさぞかし良い音だろうと考えたのですが、全然期待はずれでした。そのことをさるオーディオ評論家に尋ねたら「再生は重視してないから」との答え。それには今ひとつ納得できませんでした。

    もうひとつは、FMチューナーです。こちらはちょっとA/Dということと違うかもしれませんが、受信したアナログ信号をデジタル変換しFM変調をデジタル領域で演算させるというもの。そのままデジタル出力させて、業務用(社内放送や店舗BGMなどの用途)のレコーダーで記録・ファイル化し、MFPCで再生して楽しむという仕掛け。これが素晴らしい再生音質なのです。

    先日、のびーさんが来宅された時にもそのひとつとして、内田光子とハイティンク/RCOのライブを聴いていただきました。あの時は、バシリスの実験中で我が家のシステムはイマイチでしたが、この録音が一番ナチュラルで素晴らしいと好評でした。何だかなぁという思いと、やっぱり…という思いが相半ばしたところでした(笑)。

    ことほどさように、A/Dはまったく音質差など気にならないようなのです。どれであっても超特級。

    そんな感想や印象をお持ちではないでしょうか?

    byベルウッド at2022-05-07 10:56

  15. CENYAさん、

    >PCオーディオ用のPCはこれだ!という構成が確立できれば...

    まさにその内容が「PCオーディオの常識」で、それなりの期間、上述の常識が通用していたと思うのですが、それが最近、どうも通用しなくなったか、そもそも間違いだったと感じています。

    CENYAさんが仰られる「メインボードの品質が大切」で、「多層式でベタのGNDの面積が広くて体積が大きい」、「基板自体も厚みがあって重量があって硬い」ものが良いらしいとMFさんも主張されています。

    ただ、これも少し前までは、「NotePC用の高密度なものが低消費電力で低ノイズで一番」と多くの方が信じていたと思います。もちろん、nightwish さんのように一貫してハイスペック・マザーを嗜好されている方もおられますが、私自身、ずっとノイズ対策を考慮するとオーバースペックはマイナスと考えていました。

    > SSDはM.2のMB直挿しのを使っているのですが、もしかしたらSATA電源を別供給させた普通のSSDの方が良い可能性がある...

    これは「今までの常識」です。この常識が否定された訳ではありませんが、先のハイスペック・マザーとの組み合わせではM.2のMB直挿しが良いのかなと思っています。

    私は、JPLAY時代にはKingSpec 2CH SATA DOMというSLC Flashを使用していました。外部給電専用で高品質なSSDですが、今の方向性と合わない気がしてやめてしまいました。

    なかなか難しいです。だから面白いのですが...

    byのびー at2022-05-07 18:19

  16. いたちょうさん、ご無沙汰しています。

    私もいまだに第7世代の7700Tがメインです。TDPが35Wの低消費電力、低ノイズで、以前のアプローチだと全く問題ないはずなのですが、最近ぐらついてるんですよね。


    > CPU供給電源ラインにトロイダルコアを巻き付ける

    これは試したこと無かったです。すぐに実践できるので試してみます!ありがとうございます。

    byのびー at2022-05-07 18:31

  17. ベルウッドさん
     結局、A/Dは殆ど使わないので、音質に拘っても
     訴求し難くく、検討が手薄になりがちなのかな思います。

     まあ、ユーザが評価するにしても
     音源の音質? A/Dの音質? D/Aの音質?
     (何の音質を評価しているのかがわからない...)
     そして、S/Nの確保も至難....。
     (確保しても、その再現性が乏しい...)

    byナショナルキッド at2022-05-07 18:40

  18. X1おやじさん、こんにちは。

    2CHとマルチCHを同時に取り組まれているのですから、なかなかPCオーディオまで手が回らないですよね。Trinnov Altitudeのセッティングだけでも大変そうです。

    それでも是非PCにも挑戦してみて下さい。一度、自作を経験すると、自身でベストなものを作れなくてもトラブルとかは自力で解決出来るようになると思います。トラブルが怖くなくなると思い切ってチューニング出来るので俄然面白くなりますよ。

    byのびー at2022-05-07 19:05

  19. nightwish_daisuさん、レスありがとうございます。

    > ONKYOがWindows-XPの時代にSotecと組んでPCオーディオを世に出しました

    はい、覚えています。ONKYOは異例なほど初期の頃からPCオーディオに積極的でしたね。デジタルインターフェイスを各種、PCIボードまで出していました。先見の明もタイミングを間違うと...残念です。

    nightwishさんのマザボに関するポイント - 「最新CPUに対応することはもちろん、CPUの定格動作よりも上、メモリーの定額周波数よりも上での、動作の安定が見込める『オーバークロック耐性の高いマザー』がオーディオにも適しているという考え方です。そういうマザーは高周波設計が優秀でノイズに強く、電源ラインも余裕があります。」- は、「新常識」に極めて近いです。

    これにCENYAさんの「スペックじゃなくて物理的に優れている物に出会えたら、多少型遅れでも気にせず使える」というオーディオ製品の考え方を合わせると、答えは「サーバー用マザボ」になるのかもしれません。

    そういえば、最近、太陽インターナショナルが輸入しているTaiko AudioのPCはサーバー用マザーにXeon2基の構成です...

    byのびー at2022-05-07 19:48

  20. nightwish_daisuさん、

    続きです。
    ブログを拝読しました。さすが、キチンとデータに裏打ちされたコメントで説得力があります。
    SSDに関する説明も「多分そうだろうな~」と思っていましたが数値を見ると納得です。

    あのUSB基盤は、メーカーに問い合わせても在庫なしで途方に暮れかけましたが、機転の利く某国の代理店が在庫を持っていて解決しました(笑)。元気に鳴ってます。

    byのびー at2022-05-07 21:24

  21. ベルウッドさん、ナショナルキッドさん、

    ADコンバーター(ADC)による音質差が思いのほか少ない理由は、旭化成エレクトロニクス(AKM)が市場の大半のシェアを取っているからかもしれません。映像や高周波を含むADC全体の市場シェアでは、AKMは世界のトップというわけではないようですが、音楽録音用のADCに限ると、推定で7~8割のシェアを獲得し、ローエンドからハイエンドまで万遍なくカバーしているそうです(少し古い記事しか見つからなかったのですがご参考まで)。

    https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/1011550.html

    即ち、我々が普段耳にする「ADCの音」はほとんどがプロ用機器に内蔵されたAKMのチップを使用したものと推察されます。民生機器と比較して、周辺回路のバリエーションが小さいプロ用機器で、同じもしくは同じシリーズのADCチップでAD変換されているなら音の差が小さいことも納得です。

    byのびー at2022-05-07 22:31

  22. のびー さん、こんにちは。

    少し前に、DDR3-1600のメモリモジュールを何種類かヤ〇〇クで調達して聴き比べしたことがありますが、見事に音が違ってました。
    総じて音がクリアで好印象だった、メモリチップがELPIDA製のものは、ELPIDA純正とRAMAXEL製(レノボのPCによく使われている)とで音の傾向が違ってました(純正はSN比高め、RAMAXELはニュアンスが多め)。
    DRAMがDDR3からDDR4になってメモリチップのメーカーが一気に集約されてしまったため、DRAMに関しては現状ではSAMSUNG一択。
    MicronやSK-HynixのDRAMメモリチップを使ったメモリはニュアンスが汚く総じて音が軽いので好きではないし、Panramも音がふやけていて締まりがなくイマイチ。
    とくにSK-HynixはRAW現像時の画質もイマイチだったので個人的には絶対に使いたくない。
    SAMSUNGからDDR4メモリが供給され始めてすぐにDRAMをSK-HynixからSAMSUNGに変えたら画質も音質も格段によくなってニュアンスの起伏もうまく表現できるようになりました。

    SSDに関しても、Cドライブ用のSSDは極力SAMSUNG製を使うようにしていますが、Intel製もクセがなく扱いやすかった。
    TOSHIBA(KIOXIA)製は2次キャッシュがないものも多いので、リッピングデータ保管用なら。
    SATA用のSSDとM.2 SSDのどちらが音がいいかといえば、私の耳ではM.2 SSDのほうが総じて音に透明感や立体感があって好印象でした。

    PCオーディオは個々のパーツやOS、ソフトウェアなどの組み合わせの自由度が高いうえ、USBたわしアースなどセッティング次第で音質がガラリと変わるのが面白いところであり、怖いところ。

    創意工夫をする能力を鍛えるという点においては面白いジャンルだと思っています。

    by8050A at2022-05-08 19:43

  23. のびーさん

    6年ほどの間に色々あったな~と思いながら読まさせて頂きました。
    私の方はformula+3090×2+850W×3基の仕様ですっかり落ち着いちゃいました。
    数年前と一番の違いはメモリ速度だと思いますよ。
    次はDDR5で6GHz常用可能なら買い替え時かなと思っています。
    しかしこの大きさや価格面で一般的に全く勧められる代物ではないと思うのでテンションダウン中です(笑)

    byMF at2022-05-08 20:11

  24. のびーさん SSDについて少し補足です

    M2というのは「カタチ」の事で、これには
    SerialATA接続とNVMe(PCI-Express)接続があって、当然NVMe(PCI-Express)の方が高速で低負荷?です。これを10年前の昔風の説明をすれば、North-Bridgeに接続されるのがNVMe(PCI-Express)で、South-Bridgeに接続されるのがSATAというイメージです。※あくまでもイメージで実態は別のお話


    参照:
    https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/entry-12577969568.html
    https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/entry-12603960405.html
    .

    bynightwish_daisu at2022-05-08 20:21

  25. メモリーに関しても少しだけ。

    私はセンチュリーマイクロを使っています(メモリーチップのメーカーは特に問わないものの、同一容量ならば消費電力の関係から、メモリーチップの搭載個数の少ないものを選ぶ。チップ1個当たりの容量が大きいものを選ぶ感じでこれまでやってきました。メモリー1枚にチップが16個載っているものもあれば8個のものもあります。)2枚組み合わせでDual-Channelは当然(私もやってます)で、最近はQuad-Channnelもあるみたい(私は未経験です)。

    センチュリーマイクロは↓みたいなお遊びもする私の好きなメーカーです
    https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/dosv/1199932.html

    私は購入した経験がありませんが、産業機器向けもラインナップしています。
    https://century-micro.co.jp/product
    .

    bynightwish_daisu at2022-05-08 21:07

  26. 8050Aさん、レスありがとうございます。

    メモリー・モジュールのスペックによる音の違いを私自身、真剣に比較したことはありませんが、時々、「高速のものほど良い」と聞きます。同一スペックでもチップメーカーによりかなり音が違うのですね。

    仰る通り創意工夫の余地が大きな分野ですね。メモリーを取り替え比較することは、オーディオの他のジャンルでケーブルを交換するようなものかもしれません。

    この辺りの違いは、搭載するPCとの「組み合わせ(相性)」の問題なのか、そもそもパーツそのものが持つ固有の性格と結論付けるのかで知見が大きく変わってきますね。

    byのびー at2022-05-08 22:23

  27. MFさん、こんにちは。

    MFさんが完全に大鑑巨砲主義?に行ってしまって、当方は迷子状態です(笑)

    確かにformula+3090×2+850W×3基は高価だし大きいのですが、他のオーディオ機器と比較すれば、「特別」というわけではありません。

    ただ、①Roonのような重いソフトを今後もメインに使い続けるのか?②この構成のPCの現役寿命がどれほどなのか?、等々、幾つか踏み切れない問題があり、迷走しています。

    オーディオマニアの性で、機械としては十分に使えても、他に明らかに良いものがあると、そっちに食指が動いてしまいます。困ったものです。

    byのびー at2022-05-08 22:35

  28. nightwish_daisuさん、

    > M2というのは「カタチ」の事

    はい、よく考えずにNVMeだと思って安いSATA接続のものを買って失敗したことがあります。

    私のメモリーの選定基準は、センチュリーマイクロには拘っていませんが、nightwishさんと同じです。随分前にどこかで読んだと思います。

    あと、試したことは無いのですが、Non-ECCよりECCが良いという説もありますね。まあ、今どきのメモリーではパフォーマンスを犠牲にしてまで高価なECCは必要ないのかもしれませんが、サーバー用MB、XEON、ECCメモリーで長期間使用するというアプローチもありかな?と少し考えています。

    byのびー at2022-05-09 02:07

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