何も聞こえなくなった
何も聞こえなくなった
クラシック音楽ファンです。演奏会へ行くのと、家でメディアを聴くのと力の入れ方は半々でしょうか。家で聴くのはSACDをマルチチャンネルで聴くというパターンがほとんどです(ステレオ音楽はPCオーディオで聴…

マイルーム

リビングと兼用
リビングと兼用
持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~5.1ch
12畳ほどですが、長い方の壁にフロント・スピーカを置いています。 SACD/CDプレーヤ=ソニーSCD-XA9000ES; フロントスピーカ=ダリHELICON300 (マランツPM-11S1…
所有製品
  • サブウーファー
    TANNOY TS10
  • スピーカースタンド
    山本音響工芸 DKS-60
  • スピーカーシステム
    ADAM HM1
  • プリメインアンプ
    MARANTZ PM-15S1
  • SACDプレーヤー/トランスポート

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日記

装置の弱点を曝け出したディスク

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2012年06月24日

ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」全曲 ヘンヒェン&オランダ・フィル(2005 Het Muziektheater Amsterdam)(ライブ; 13SACD)(Etcetera)

リンダ・ワトソンなど名だたる歌手が出演しているライブ盤です。演奏面は聴き込んでみることにしますが、録音面では、音の広がりが素晴らしく、ワイドレンジで臨場感あふれ、会場いっぱいに拍手が広がるのを聴くだけでも、ホールの音響の良さ、収録技術の良さがわかります。

ただ、驚いたことに、5chで鳴らすと、歌声の直接音がセンタースピーカーのみから聴こえ、左右フロントスピーカーからは歌声の残響音しか聞こえません。ただしピットに入ったオーケストラの音は左右フロントマイクとセンターマイクでとらえており、左右スピーカーとセンタースピーカーから普通に聴こえます。つまり、舞台の音に関してはほとんどセンターのマイクのみで拾っているのです。いかにオペラと言っても、こういう録音は初めてです。

私の装置はセンタースピーカーを10cm小型2ウェイ(エアボウImage11/KAI)でごまかしております。したがって、このディスクに入っている歌声の再生が厳しいです。時々音が割れたりします。

現実に出回っているマルチchSACDのほとんどが、左右フロントの音でセンターの音をカバーできるような収録の仕方をしているので、センタースピーカーが小型でもそんなに不都合はなかったのですが、しかしこのディスクだけはそうはいきません。

プレーヤーあるいはアンプの方でセンター信号を左右に割り振ったらよいのですが、私の装置ではダイレクトモードにしており、そういう小細工をする回路をスルーしています。また、ほんとうなら、フロント3チャンネルとも同一スピーカーで構成することが好ましいですが、うちの部屋ではフロント3本を同じスピーカーにすることは無理です。

そこで、いま使っているセンタースピーカー10cm小型2ウェイを、腰のしっかりした音が出る他のスピーカーに交換することにしました。スキャンダイナの「ドロップ」というスピーカーですが、サブシステムで充分鳴らし込んでおり、急遽これをセンタースピーカーに持っていくことにしました。

「ドロップ」は密閉型で、ユーモラスな見かけにも関わらず、大入力に耐え、そこそこのアンプでドライブしてやればしっかりした音が出ます(太鼓、金管楽器などの表現が得意)。ただし小入力時のニュアンスの表現は苦手で、そういう意味でリアスピーカ向きでなく、どちらかというとセンタースピーカ向きと言えます。

実際「ドロップ」をセンターSPにして聴いてみれば、左右フロントスピーカ(ダリHelicon300)とのマッチングも及第点で、「ニーベルングの指輪」だけでなく、他のマルチチャンネルディスクでも、エアボウのときと違って、装置全体の表現力が上がったような気が・・・ 映画の台詞もより強く聴こえるはずです。 ただ完璧ではないですが・・・これから数ヶ月聴き込んでみます。

いずれにしろ、このディスク(楽劇「ニーベルングの指輪」全曲)は音楽も素晴らしいですが、このような録音方法ならで、フロント3本を同じスピーカー(または同じようなスピーカー)で構成している人には、お誂えのディスクであると思います。ただ「指輪」は上演には4日を要する、人類史上、もっとも長大な作品です。

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レス一覧

  1. オーディオ、ホームシアターを長くやっているとどうしても「ニーベルングの指輪」に行き着きますね(笑)
    実際全編聴いた事もないし自分の嗜好とはかけ離れているのに..
    それでもいつか聴くことになるのかなー。

    マルチチャンネルを極めようとすればするほど何故このような馬鹿な規格を作ったんだと腹立たしくなってきます。

    byVOTTA7 at2012-06-24 21:07

  2. VOTTA7さん、レスありがとうございます。

    ワーグナーの「ニーベルングの指輪」はストーリーを真剣に聴かなくても、善対悪のアクション・スペクタクル映画の気分で聴けば楽しめますよ。この前もコンサート形式でワルキューレ第3幕を観に行き、改めて感動しました。「ワルキューレ」が一番親しみやすいでしょう。

    それに、ワーグナーの作曲もすごく充実しており、有名な旋律が次から次へと繰り返し現れ、この音響に身を浸すのも気分がよいです。

    5.0~5.1chフォーマットは、(BD,SACDどちらでも)このようなスペクタクル・オペラの収録のために考案されたと言ってよいほど、マッチしています。しばらく、「指輪」のオペラ空間にワープしてみます。

    by何も聞こえなくなった at2012-06-24 22:06

  3. 何も聞こえなくなったさん、こんばんは

    驚いたことに、5chで鳴らすと、歌声の直接音がセンタースピーカーのみから聴こえ、左右フロントスピーカーからは歌声の残響音しか聞こえません。

    もしかしたら、映画やBDで販売するのを主目的に音を作ったのかもしれませんね。

    自分、センターチャンネルにボーカルのみのソフトを2本所有してり、やはり、「何も聞こえなくなった」さん同様うまく再生できず、行き着くところ、フロントスピーカーLCR3本同じものにしました。

    日本の一般家庭でLCR3本置くのは難しいですが、フロントスピーカーLCR3本そろえた時しか出せない音があるのは事実です。

    マルチチャンネルを極めようとすればするほど何故このような馬鹿な規格を作ったんだと腹立たしくなってきます。

    VOTTA7さんの書かれたことは自分も体験して納得できるのですが、仮に大きな部屋のサイズ(幅5~6m)が確保できれば、等身大のオペラ空間が再生できそうです。
    そういうのも想像するのも楽しいのかもしれません。
    実現は叶わなさそうですが…


    以前、評論家さんのプロジェクターのデモで、120インチスクリーンに映し出されたオペラのソフトGiulio Cesare [Blu-ray] は、本当に目の前で役者が演技している錯覚をした記憶があります。

    byゆたんぽ at2012-06-24 22:46

  4. 何も聞こえなくなった さん今日は

    マルチの時は全部同じSPを使う方が良いと思います

    byJAZZLAND at2012-06-25 14:55

  5. ゆたんぽさん、ありがとうございます。

    >日本の一般家庭でLCR3本置くのは難しいですが、フロントスピーカーLCR3本そろえた時しか出せない音があるのは事実です。

    たぶんそうだと思います。機会があれば聴きたいものです。

    by何も聞こえなくなった at2012-06-25 21:23

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