日記
自己放電式除電紐 ベキスタット を試す②
2022年06月29日
前回のつづき
さて、大地アースをとったケーブルをベキスタットの紐の端に繋ぎます。
設置には、今、静電気対策で使っているGRACE PE-16を利用することにします。

※色々試したので、後に出てくるテスト画像と多少違いますw
いざレコード設置

レコードをターンテーブルに置いただけの状態では、帯電チェッカーの数値は「0kV」でした。
当たり前といえば当たり前なんですが、、、
静電気を発生させるために、乾いた状態のベルベットのレコードクリーナーで何周か擦ります。

帯電しました(少しだけど(^^;)
ベキスタットをレコードの上1cm位の位置に張ります。

レコードを再生し、帯電チェッカーで確認

レコードを掛ける度に、ベキスタットを張るのは面倒臭いので、こんな感じにしました。

てな感じで纏めましたが、いろいろな方法で何十回も色んなパターンを試しましたが、静電気の減衰の程度は幅がありました。
あまり減衰しない時もあります。チェッカーで計測する盤の場所によっても数値が異なっていたりと、私の環境下と方法では、必ずしもベキスタットのホームページにある動画のように近付けるだけで即除電って感じにはなりませんでした。
でも、レコード再生時の静電気の除電効果はあると思います。
んで今回、お借りしたチェッカーを使って実際 目で数字が見える状態で確認して分かったことは、1kV未満であれば静電気でのレコードのパチパチってのは感じないということです。
何かで読んだデータにもありましたが、人間は帯電した静電気を放電するとき1kV程度であれば全く感じないそうです。
感じないってことは感覚的に帯電してないと同じってことだから、その程度はレコードにおいても無害と結論付けて、今回の実験を完了とします。
以上、終わりw
今回、ベキスタットと帯電チェッカーをお貸し下さりありがとうございましたm(__)m
→チラコ特派員の取材帖
レス一覧
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パピー(チラコ)さん こんにちは
拙宅の場合ですと4kVまで帯電していると1cm距離でもスッっと帯電が抜けますが、1kV程度だともっと近付けるか、いっそのこと接触させるまで帯電が抜けませんでした。放電パワーが足りないのかな? それに、感覚的に、±0.4kVまでは供試機の誤差範囲?
この紐、今の湿気の多い時期は活躍しないかもしれませんが、埃を吸い寄せる静電気の季節「冬」には除電アイテムとして働きの場があるかもしれませんですね。 綺麗にした盤のクリーン状態維持の為に?。 他のアクセサリーや薬品?と違って、静電気を物理的に大地に逃がす感じなので安心感があります(^^
報告ありがとうございました!!
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bynightwish_daisu at2022-06-29 10:52
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nightwish_daisuさん、こんにちは。
この度はお世話にまりました。
楽しく実験することが出来ました(^^)
最初は半信半疑でしたが、静電気が減退するのを数値で目にすることで効果があることを実感しました。
これからも色々遊んでいこうと思ってます。
本当にありがとうございました。
byパピー(チラコ) at2022-07-01 13:29