日記
SACD導入
2011年04月01日
散々、悩みました。
というより、どちらかというとPCオーディオのために、既にNAS(QNAPのTS-119)まで導入し、結構リッピングを進めていました。
ここで、締めくくりのDACを選ぶ段階になって、有力候補として、
dCSのDebussy、Berkeleyのalpha DAC、WeissのDac202(つい最近米国価格を15%程度値上げ、ちきしょう!)それに、小生の好きなRowlandがAerisを発売!(ただし、これはdCsのサポートを受けてるのではと邪推)。
あれこれ、頭を悩ませていたのですが、検討しているうちに、どうしてもSACDを演奏できること、およびCDをDSD変換して鳴らすプレーヤーが欲しくなってしまい、dCSかEMMしかない・・・・
で、またまた衝動的なAudiogonポチり作戦、残念ながらDACとして使えない機種ですが・・
すぐにやってまいりましたCDSA SE現行バージョン。新CDドライブのものです(といってもオーストリアのフィリップス系列の頼りない奴ですが)。

早速、つなげて試聴。いやーぶったまげました。良いかどうかの判断は別として、これまで聴いてきたCDととても違う。もともとPCオーディオをやっていると、確かに便利ではあったのですが、音はやっぱり専用CDPのほうが気持ち良いと感じていました。PCオーディオだと、音像がシンプルに前に出るだけ。CDPだと、それがもっと全面に広がる感じ。このCDSA SEではプラス奥行が出て、後方に定位する。しかもプラシーボなのか録音時のスペースが再現されたかのような空間とそのエコーが聴こえてしまう。楽器が多いと気にならないのですが、ボーカルでは上記の印象で、単純に楽しむならPCMのほうが集中できるほど。
またこれまで、ボーカルで声が高く大きくなる部分では、いかにも声を張り上げて金きり声に聞こえてきて、それがもっともデジタルの限界を示していた所と感じていたのですが、このCDSAではそれが消えて自然に聴こえてくるではありませんか。
という具合で、どちらが録音に忠実なのか判定できない迷路に落ちています!
もうしばらく聞き込んでみます。音場の拡がりは CDSA>Metronome>CDP+Tactデジタルアンプなんですよ。熱いジャズを聴くなら真逆の順位。
でもこの組み合わせ、EMMのCDSA→Rowlandのシナジー→Rowlandのモデル12→B&Wのsignature daiamond・・音のほうも、見た目も極甘のコンビネーションか。