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親からオーディオ機器を引き継いだのをきっかけにずぶずぶと。今はPCオーディオ中心にいろいろトライしています。 でも今のところ旧来のオーディオに超える音は出てくれない。

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日記

ケーブルを描いてみる

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2020年05月03日

今年の2月、しかもレコーディング日の当日にTom Christiansen Audio HPA-1というヘッドフォンが届きまして、Drop HD6xxと組み合わせて凄い久しぶりにヘッドフォンリスニングを楽しんでいます。

このアンプ、非常に素性が良く、ナチュラルであり、過不足なく鳴らしてくれています。スペック志向で言うと、今はTHX AAA技術を使ったアンプが目立ちますが、色々聴き比べるにやや音調がクールな方向に振れていると感じます。自分のメインアンプのBenchmark AHB2もその傾向があります。とりあえず間に合わせで買ったDrop HD6xx(Senheiser HD650の廉価品)と組み合わせるには良いかもしれませんが、今後ステップアップ、つまり絶対的な性能は高いものの現代的な嗜好に合わせたやや高域のテンションが高いヘッドフォンと組み合わせるのは自分に合っていないなと。その点、TCA HPA-1はスペックに引けを取ることなく、聴感上も遜色ないながら、自分に合ったアンプだと感じています。
もっとも、Drop HD6xxはきっちりドライブしたとしてもややウォームな音調ですから、バランスを取るためにCardasと組んでヘッドフォンケーブルを作っているCorpse Cable GraveDiggerにリケーブルしました。

うちのメインのスピーカーシステムは、2台のDACをデュアルモノ使い、バイアンプ構成で、何かアクセサリーやケーブルを変えるにしても必ず2セット、XLRケーブルに至っては4ペア必要であり、ここ最近MogamiとVOVOXで統一したまま遊ぶこともなく、過ごしていました。それに比べるとこのヘッドフォンシステムは、DAC->HPA->HPですから非常にシンプルです。オーディオマニアの悲しい性で、ケーブル遊びがしたくなってきました。

都合の良い言い訳をすると、レコーディングを趣味した時からXLRケーブルはMogami 2549をずーっと使い続けており、数年前から短尺はVOVOX sonorus direct Sを入れていますが、対して進歩がありません。Mogami 2549を選定した当時も色々と聞き比べたのですが、今改めてレコーディング用のケーブルも含めて再検討しても良いかなと。というわけで、XLRケーブルの目ぼしいものをごそっと買って、色々やっています。

前から持っているケーブルも含めて以下が比較対象です。

Mogami 2549:2.0mペア -> Mogamiの総合カタログ, pp.7-8, PDF

Belden 1192A:5.0mペア
Belden 88760:5.0mペア
Belden 83352E:1.0mぺア
Belden 8761:1.5mペア

Sommer Epilogue:1.5mペア
Sommer Galileo 238:3.0mペア
Sommer Silver Stage:1.5mペア
Sommer Symbiotic 3:1.5mペア

Gotham GAC-4/1 Ultra Pro:2.0mペア
Gotham GAC-4/1:2.0mペア
Gotham GAC-3:2.0mペア
Gotham GAC-2 Ultra Pro:2.0mペア
Gotham GAC-2 V1:2.0mペア
Gotham GAC-2111:2.0mペア

Neumann K3 x 0,2:1.5mペア
Audioquest Yukon XLR:1.0mペア
QED Reference 40 XLR:1.5mペア
VOVOX sonorus direct S:1.5mペア

3月頭から少しずつやっていますが、聴感比較は全部終わっていません。というかエージングだけで何時間かかるんだという話で、今回は触りも触りでそのケーブル構造の話です。

それぞれのケーブル構造を表に起こしてみると(画像サイズがでかいのでTwitterへリンクします)、結構似通っているものがあることに気づきます。ケーブルはその設計で科学的にある程度特性が求まり、また制約も存在するので、用途に最適化するとおのずと構造も似てくるのでしょう。オーディオ界隈においてケーブルへの科学的アプローチは江川・金田予想とMogamiの仮説・立証以来行われていませんが、今改めて見つめ直すと面白いです。
serieril予想とまではいきませんが、上記ケーブルを聞き比べるうちに何となくわかってきたこともあります。それを整理するためにもケーブルを描いてみることにしました。

ケーブルの作図プログラムは、旧Mogami現インテックスのサイトが参考になりました。ケーブルの特性計算や設計手法についても今一から読み直して勉強しているところです。作図プログラムもまだまだ途中なのですが、成果を並べてみようと思います。
※ドレインワイヤや介在は入っていません
※構造表に載っているものだけを内側から単純に積み重ねで書いており各部材の隙間等を考慮していないので、外被が厚くなる傾向があります
※より線のパッキング問題の最適化は途中であきらめました!20本以降はかなり適当です。Wolfram Alphaが便利です -> 102本の場合

・Mogami 2549

・Belden 8761

・Sommer Galileo 238

この3つはシンプルな構成の2芯ケーブルですが、より線構造、そして外被の厚さに違いがあります。
Belden 8761は固定配線用として機械的に安定している7本のより線ですが、固定配線以外も想定すると断線の恐れがあるため、Mogami 2549は30本、Sommer Galileo 238は48本となっています。更にライブでの使用も想定しているSommer Galileo 238は外被が厚くなっています。
※7本より線ケーブルだとCANARE L-2E5ALとBelden 8412Pも興味があるのですが、切り売りで売っているところないんですよね…。


・Gotham GAC-3

・Neumann K 3 x 0,2

・Sommer Symbiotic 3

・Gotham GAC-4/1

Neumannのマイク用ケーブルをルーツに持つこれらは、やはり構造も似通っています。でも、音は全然違うんですよね。それが面白いところです。


と、まあ、今回はこんなところです。ケーブルを見て楽しむというのもなかなか面白いです。ただ、パッキング問題に取り組むために円の集合体を見てたら、集合体恐怖症を発症しかけて若干気持ち悪くなりました(笑)。蓮の実は同心円、もしくは六方最密構造になっているんですね。

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