日記
劣化した真空管の状態をμTracer3+を使って検証
2021年07月22日
壊れたMC275 SCEを修理に出すため梱包する箱を探していたら何と!
初めて壊れた時に返却された真空管が出てきた(^^;
当時の事は忘れてしまったがKT88 4本と12AX7 1本、電解コンデンサーと抵抗数本が交換されている。
外観はそんなに劣化しているようには見えないが....




KT88の1本は測定不可。残りも他のKT88と比べると劣化しているのが分かる。

オリジナルのマッキントッシュとMADE IN U.S.Aのロゴ
捨てるのが惜しくて保管したのだが今となっては....
オブジェとしてほしい人いる~?(笑)

12AX7 こちらはMade in China
かなり片極がハイゲイン(^^;

プレート電圧(Va)を連続的に変化させた時のIa

コントロールグリッド電圧(Vg)を連続的に変化させた時のIa

測定不可
ヒータ電圧(Vh)を連続的に変化させた時のIa

測定不可
12AZ7は当時のまま現在も使っているのでこの12AX7がトラブルの元凶だったのかもしれない。
こういった推測が出来るのがμTracer3+の良いところ。
レス一覧
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VOTTA7さん こんにちは
>壊れたMC275 SCEを修理に出すため梱包する箱を探していたら
>何と!
MC275の故障は大変ですね、ましてやこの暑さで梱包作業も一汗
かかないといけませんし・・・
早く治るといいですね。
byプリマ at2021-07-23 13:49
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プリマさん、こんにちは。
MC275はトランス位置が偏っているのでバランスが悪く非常に持ちにくい(-_-;
更に35Kgはありますから歳を感じます(笑)
KR845シングルは45Kg位あるから移動は真空管を外してから出ないと無理!
電源を入れると出力管に電流が流れすぎてヒューズが飛ぶ現象なんですが自分のスキルではお手上げです(-_-;
byVOTTA7 at2021-07-23 15:52
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VOTTA7さん
>更に35Kgはありますから歳を感じます(笑)
35Kgは確かに重たいですね、しかも管球アンプは片側にトランスが
一直線に並んでいるから本当に持ちにくいです。
45Kgとか無理ですw
>電源を入れると出力管に電流が流れすぎてヒューズが飛ぶ現象
確か物の本によると57mvの固定バイアスだけど調整機構が無いと
いうアンプだとか。
オリジナルでは無くなってしまいますがバイアス調整用のボリュ
ームを付けて貰った方がいいのかもしれません。
オリジナルを重視するとお店に任せるしかなくなるのでこの辺が
難しいところですね・・
byプリマ at2021-07-23 17:31
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MC275は自己バイアスですが後段の12AZ7が深く関与しています。
https://community.phileweb.com/mypage/entry/283/20201119/66451/
でもμTracer3+での測定では異常なかったのでそれより前段のトラブルだと考えています。
byVOTTA7 at2021-07-23 21:15