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2011年、4年間の上海駐在を終えて東京に帰任。 東京の狭い部屋でLAT1と家族と同居。 2017年、10年ぶりに上海に赴任。 LAT1と逢瀬と一緒に暮らしています。 一生懸命に生きていれ…

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LAT1 & 逢瀬の部屋
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借家(マンション) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
二度目の上海。3LDKに一人暮らしです。 思い切ってリビングをオーディオ専用にしました。 上海の「音が見える部屋」まであと少し!? <現在のシステム 2021年3月~> …
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日記

逢瀬 WATERFALL Integrated 試聴テスト 詳細

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2014年12月18日

さて、苦しい胸の内を抱えつつ、報告を続けよう。



IntegratedをKRELL EVO 505の上に置き、完全に上から目線で音を聞き始めた。

ヘッドホンの音が良いことは確認済みなので、DACの能力が高いのは間違いない。
クレルのEVO505からSPDIFのデジタル信号を逢瀬 WATERFALL Integratedに入れる。

ケースは意外にも肉厚だ。



一応、音出しにヘッドホンで聞き始めたが、やはり異様に音が良く、
これだけも値段分の価値がある。

ヘッドホンなのに音が抜けるというか、少々おかしな表現だが、
帽子を脱いだような解放感が味わえる。

クリアで清涼な音場にパワフルな低音と繊細で素直な高音が両立する。
ヘッドホンの世界は詳しくないが、これは間違いなく良い音だ。

これだけDACの性能が良いとなると、ひょっとして・・・?

いやいや

良い線行っていることはあっても、プリメインで重さ4キロの機器が、
クレルのハイエンドよりも良い音が出るなんてことは、あるはずがない。

(この時点では、念のため確認してみよう、という程度の軽い気持ちである。)



WATERFALL Integrated音量をMAXにして、プリ出力の音をKRELL EVO202プリに入れる。
まずは、DACとしての能力を確認しよう。

同じような方法で、過去にもCapriceやAITラボを含めいくつかのDACをテストしていた。
ただし、いずれのケースもKrell独自のCAST接続の音が最良という結論に至っていた。

音が良くなれば良くなるほど、CASTのレベルに近づくだけだったので、
まるで「光の速度が最速」という原則のように、
CASTの音が最良という法則を信じていた。

これはKrell純正の組み合わせでは十分あり得る現象のはずだ。

しかし、である。

今回に限って、WATERFALL Integrated RCA = Krell CASTという予想外の結果になった。。

これはプラシーボでもなんでもなく、認めたくない事実だったのだから、
残念ながら気のせいではない。

衝撃である。

ただし音の傾向はかなり違う。

KrellのCASTは、陰と陽、静と動、タメとバシッ、という相反する要素の両立に加え、
ほんの少し美音系にシフトするチューニングで極上サウンドを奏でるのだが、

逢瀬 WATERFALL Integratedの音はただ一言

「圧倒的な解放感と情報量」

付帯音まるでなし、一音一音が明瞭で、音が全部聞こえる快感。

音楽を楽しく聞くと言う要素において、CASTは最高の魅力を持っていた。

しかし、逢瀬 WATERFALL Integratedも素肌美人とも言えそうな基本性能の高さで、その魅力と十分に渡
り合っている。

いったいどういうことなのか??

登山家がいろんな山を登るように、オーディオにもいくつも頂上があるはずだ。

マランツの#7やウェスタンの300Bあるいはオートグラフのようなヴィンテージの頂き、
JBLやアヴァンギャルドが聴かせるJAZZの頂き、
ビビッドオーディオのGIYAや、dCS、コンステレーションなどの最新ホログラフィックサウンドの頂き、
レビンソン、クレルなどのアメリカンの頂き、など挙げ始めればきりがない。

私はここに「すっぴんの頂き」というのを加えたい。
逢瀬 WATERFALL Integratedがまさにこれだ。

今まで聞いたことのない音。
おそらく、普通のマニアはこの音に違和感を感じるだろう。私もそうだった。

ハイエンドによくある、オラオラ感、マッスル感、輝きと艶、濃厚な感じ、スペシャル感。
そういうのがまるでない。すっぴんなのである。

しかし、慎重に比較すると、KRELLよりも音が細かい。高音も伸びている。
ヘッドホンの印象と違い低音はやや薄く感じるが、諧調(解像度)は全く問題ない。



試しにNHKのアナウンスをテレビ音声として聞いてみると、
これがもう異様にリアルなのである。

たしかにハイエンドに求められる芸術性や個性というものは薄い。
(その分値段も安い)

しかし「真実」が見える。まずは、自分のシステムの真実の音が聞こえる。
そして、その向こうに真実の音楽が待っているのだ。

この状態で数日間使ったら、最初に感じた違和感がなくなって、
むしろ、このクリアな音から戻れなくなってしまった。

予想外に音が良かったので、思い切って、一気にプリアンプを外してみよう!
そして逢瀬 WATERFALL Integratedだけの音を聞いてみる。

つまり、Krell EVO505のデジタル出力を、Waterfall Integratedに入れ、
プリアウトを直接、パワーアンプに入れるのである。

ボリウム調整もIntegratedで行う。

期待値は高まっているものの、Krell EVO202はハイエンドクラスのプリである。



ボリウムもラダー型抵抗の切り替え式で、強力なディスクリートのアナログ回路。
小型のプリメインのボリウムコントロールに負けるはずがない、と信じたい。


結果、、、逢瀬 WATERFALL Integrated、、、採用決定です。。。

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レス一覧

  1. minormeetingさん、お久しぶりです。
    情報、ありがとうございます。

    >逢瀬 Integrated すっぴんの魅力 

    いい感じですね。私も一度 聴いてみたいです。

     最近 私もヘッドホンアンプとヘッドホンに興味が出てきて、ポタアンとイヤホンを購入して 移動中に聴いています。その音楽を楽しみながら、自分のシステムの調整の参考にしています。
     私も少し聞いただけですが、頭の中に広がる緻密な世界もいいですね。
     私の現在の目標は、
    ホログラフィックで、緻密、熱く感動させてくれる音像を持つ音楽???(そんなこと出来るかわかりませんが、、、)です。
     minormeetingさんの、逢瀬Integrated日記、非常に楽しみしています。
     よろしくお願いいたします

    bytakapalpal at2014-12-19 05:55

  2. minormeetingさん
    今晩は。

    プリメインアンプも良い物が有りますよね。
    組み合わせる機器により評価は変わるかもしれませんけど。

    私は二台のプリメインを楽しんでますけど、違う良さが楽しいです♪

    byはやぶさ at2014-12-19 18:52

  3. takapalpalさん

    わざわざコメントありがとうございます。
    Integratedは本当にすっぴんなんですよ~。なので余計にこの機器の良さが浸透するにはやや時間がかかるだろうと思っています。

    「ホログラフィックで、緻密、熱く感動させてくれる音像を持つ音楽」ですか、それは良いですね。「快楽の頂き」という名前にしましょう(笑)800SDとジュビリーとブラボーでしたら、既に達成されているような気がするのですが。

    もしヘッドホンでそういう音が出たら、周りのオーディオに興味ない人に聞かせてあげたいですよね。

    takapalpalさんの最新記事のレスの数が296という天文学的なものになっていて驚きました。新しい記事を書かれるのを楽しみにしております。

    byminormeeting at2014-12-19 23:55

  4. ヨシヒロさん

    はじめまして。そうですか、試聴かれましたか。

    実は私もAITはテストしたことがあります。確かに高域はなめらかですね。とても良くできた機器だと思いました。設計もかなり手が込んでいるように思いました。

    なお、私の機材で聞く限り逢瀬の高域がざらつくような感じは一切ないです。かなり大きな音量にしてLAT1で交響曲を聴きますが、本当に細部まで聞こえて感動します。

    私も当初はIntegratedをメイン機材にはしていませんでした。やはり本気で聞くときはKRELLコンビを優先していましたし、真空管アンプの良さも捨てがたかったのですが、一度慣れると、逢瀬のIntegratedの音に毎回驚いています。

    試聴機をお借りになっている期間で良さを発見していただければ嬉しいですが、オーディオは好みですものね。ぜひ、ご自身のサウンドを追及していただければと思います。

    byminormeeting at2014-12-20 00:11

  5. はやぶささん

    ご無沙汰をしております。コメントありがとうございます。

    はやぶささんも多くの機材をお持ちですよね。オーディオも追及して行くと、得意とするジャンルが分かれてくるので、いろいろ欲しくなるのは仕方のないところだと思います。

    私もすっぴんサウンドに飽きたら、IntegratedとLAT1の間に真空管アンプを入れてみて、押し出しの強い濃厚サウンドを楽しんだりします。そういう時は、クラシックじゃなくてJAZZや女性ボーカルを聴くことになるのですが、やはり感動の質がそれぞれ違うのが楽しいです。

    はやぶささんは、ブラデリウスの他にもプリメインをお持ちなんですね。とは言え、ATCが相手だとやはりモノラルパワーアンプが最高によさそうです。

    今年もあと10日となりましたね。どうか、良いお年を!

    byminormeeting at2014-12-20 00:18

  6. minormeetingさん
    今晩は、少々遅いレスです。

    なんだか、どこかで有った様な展開にドキドキしてしまいました(笑

    >今まで聞いたことのない音。

    この魔力はかなり深いところに通じてしまう事が有りますね。
    始めは新鮮で我を忘れ、我に返って冷静に分析してみる。
    ソコに隠されていた謎解きを進めつつ、気がつき、良さをより活かそうと工夫する。

    これこそオーディオ音楽を自分なりに仕上げて行くプロセスに欠かせないきっかけなのかも。

    そういえば電源レスのフェーダー左右独立タイプで音量調整などすれば、バズケロ的に無色透明の鮮度で感動した事を思い出しました...

    いずれにせよマイサウンドなので、どんな答えも自分で出すものでしょう。
    楽しみながら音楽に感動できるのは面白いですね!

    では、では

    byバズケロ at2014-12-21 23:20

  7. ハズケロさん

    本当にそうですよね。

    新しい音には新しい感動があるものです。
    同じCDが違う風に聞こえると、若干聞き飽きた音源が復活したりします。

    でも逢瀬はちょっと違うかもしれません。どこまでも素と言いますか・・・出ない音は出ないし、出るべきものは出るようなところがあるのです。

    例えば小型SPでは本質的に低音は出ないものですが、出ているように聴かせるアンプは存在します。でも、逢瀬のアンプはそういうことはしない。このようなコンセプトは、一般の商業的音づくりでは選ばれないものだと思います。

    しかし、良いSPで聞くと本当に良いのです。安い価格で買えるハイエンドだと思います。

    ま、このように興奮して書いている時点で、完全にマイサウンドですが・・・(笑)

    私は今日が仕事おさめでした。
    良いお年を!!

    byminormeeting at2014-12-27 01:13

  8. minormeetingさん、お久しぶりです。
    ヘッドフォンですが、当方も試聴の結果 AKG K812を購入して使用しております。一度試聴されることをお勧めします。

    bytallis at2015-01-02 21:15

  9. tallisさん
    全く記事を見ておらず返信が遅くなったことお詫びします。
    AKG812とは良いものをお使いですね。
    私はどうもAKGのサウンドが好きなようで、701がヘタってきたので、ちょうど次を考えていました。聞いてみます!

    byminormeeting at2015-03-02 01:07

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