テナガザル
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企業勤めの理系です。 でもあくまで趣味ですから結果オーライな考えやプラシーボも容認します。 現在の機器構成 スピーカー : 自作2way Feastrex nf-5 / RAAL 140…

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最近feastrexのユニット載せたスピーカーを部屋にセットしてみました。 満足いくまで遊んでいけたらと思います。
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日記

アクティブクロスオーバーネットワーク k231 購入しました

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2020年10月18日

みなさまこんばんは。

さて、更新頻度は相変わらず低いわけですが
近況の報告です。


前回に引き続きチャンネルデバイダーを検討

先ずはXkitzさんにメールを送りました。
https://www.xkitz.com/
Q:価格を無視して、御社の製品で3wayを組むなら
2wayを2段重ねて使うのと、3way基盤を1枚で使うのでは
どちらがオススメですか?

A:3way1枚がオススメだよ。
でも3wayで組むなら姉妹企業のSublime Acousticで販売している
k231がもっとオススメだよ。


なるほど、ということでSublime Acoustic社にメールで問い合わせました。
https://sublimeacoustic.com/products/k231-stereo-3-way-active-crossover
Q:XkitzのXXXさんに紹介されたんですが、
HPにアップされてるk231の説明書を読むと
電源仕様がアメリカの115Vになってるんですが
100V(50Hz)仕様のモデルも扱ってたりしますか?
若しくはDC仕様があると嬉しいんですが…。

A:k231にはAC115V/230Vのモデルしかないんだよ。
でも115Vにスイッチを設定してくれれば日本でも問題なく動作するよ。
うちらは世界中に販売していて特に問題は出ていないから安心して!
XXX

↑おんなじ人じゃん!!!(笑)
※中の人は同じです。皆さん中の人は同じですよ!

いやまあそりゃ動くのは分かりますけど
115V/60Hz仕様のトランスを100V/50Hzで使うの気持ち悪いって相談なんです…。
(オーディオだけを重視するなら60Hzの西日本に引っ越したい)

という感じのやり取りをいくつかした後
そこまで高い買い物でもないので(?)
オススメのk231を購入。

といってもHPでポチっとするだけの簡単なお仕事。
3wayなのでクロスオーバーポイントが2か所入ります。
彼らはXOモジュールと呼んでいますがこれが2個付属します。

指定できる周波数は以下の通り

40Hz-200Hz ←10Hz刻み
300Hz-4000Hz ←100Hz刻み
4500Hz-12000Hz ←500Hz刻み
250Hz, 275Hz, 350Hz, 450Hz ←ピンポイントで要望が多いと思われる
※2次(-12dB/oct)のLinkwitz-Rileyと4次(-24dB/oct)のLinkwitz-Riledが選べる

XOモジュールは1個12ドルですので、
1270円くらいで1ヶ所のクロスオーバーが指定できます。
既にシステムのクロスオーバーポイントが確定しているなら
追加購入は必要ありませんが
そうでなければ幾つかの追加購入をした方が良いと思われます。
ある程度切り替えたければLow側とHigh側それぞれ3ヶ所は欲しい。
幅を持たせるなら5ヶ所~10ヶ所あればシステムを変えても遊べるでしょうか。
仮に上下とも10点切り替えにするとして追加購入は18個なので
モジュール追加費用は216ドルです。
まあ驚くような額ではないですね。


そんな人はまず居ないでしょうが、全ての組み合わせを買うとすると
40Hz-200Hz ←17個
300Hz-4000Hz ←38個
4500Hz-12000Hz ←16個
250Hz, 275Hz, 350Hz, 450Hz ←4個
合計75個、本体に2個付くので追加購入は73個
合計876ドルなのでそれなりに高いです(笑)
(さらに-12dB/octと-24dB/octがあるので実際には2倍です。)
まあでも買占められない額ではないので
オーディオ機器に頭がヤラれてしまった御仁なら
この広い世界何人かやってるでしょうね「作れる周波数分全部くれ」と。

あ、自分は追加で4枚買いました。
欲しい位置は大体分かってたので。

購入するときの追記欄に
欲しいクロスオーバー周波数を書けばOK
XOモジュールを追加したら
その分もまとめて書けばOKです。

ただこの季節に個人輸入は時間かかりましたね。
ネットでポチってお金を払うだけで手間は無いんですが
コロナのおかげでひたすら待たされます・・・。
アメリカで集荷されてから一定期間放置
日本に届いてから一定期間放置

そんなかんなで8月半ばに頼んで、9月の後半に到着。

追加情報ですが彼らはクロスオーバー周波数を
オーダーメイドでちゃんと揃えて
エージングまでして作り込んでるっぽいです。
特性揃えて社内で動作確認してから出荷してくれます。
(メールの言葉を信じるのなら(笑))
そのため75個のXOモジュールを頼んだら、
それらの調整だけで1ヶ月くらい待たされると思います。
結構売れていて忙しいっぽいので社内在庫は作らず(作れず?)
注文が入ったものから逐次対応してるっぽいですね。

k231本体と袋に入った追加XOモジュール




背面画像

正直各端子はもう少し離して配置してほしい。
箱が大きくなるから無理なんでしょうけど・・・。

裏面

クロスオーバーの切り替えはここの蓋を外します。

裏面2

ここに見える基板を差し替えます。


とりあえず100Vでも問題なく動作します。
(動くこと自体は心配していませんでしたが)
変にトランスがうなったりだとかはありません。

http://www.xkitzconnect.com/files/K231_3-Way_Active_Crossover_User_Manual.pdf
製品にはここのpdfがそのまま説明書として付属します。

気を付けるのは電源スイッチが初期値で230Vになってるところです。
多分彼らの工場では230Vで使ってるんでしょうね。(羨ましい)
背面スイッチを115V側に動かしてあげます。

因みにこのk231、2wayでも使えます。
2wayで使う場合は内部のディップスイッチを2wayにしてあげます
自分は3wayで頼んだので初期設定は3wayでした。

それと一番左にBSCというボリュームノブがあります。
これはバッフルステップ補正ボリュームです。
バッフルステップは皆さんご存知の通り?
スピーカー前面のバッフルが平面になっているとその面で音を反射します。
すると特定周波数の音が大きくなります。
手に持ったラジオを机の上に置くと音が大きくなると思います。
それがバッフルステップ効果です。
音が大きくなるなら良い事じゃないか!と思われるかもしれませんが
大きな平面で音が反射して大きくなっているので音がにじみ
ステレオの音場や定位感が悪くなります。
そのため最近のトレンドはなるべくバッフルを小さくすることで
音のにじみや不要な回折を無くしているのですが
バッフルでの反射がなくなる分低音側の音が小さくなります。
それを補正する回路がここのBSCです。
説明書を読むと、
バッフル幅が9インチ(225mm)以下なら設定値3 (507Hz以下を持ち上げる)
バッフル幅が9-13インチ(225mm~325mm)なら設定値2 (350Hz以下を持ち上げる)
バッフル幅が13インチ(325mm)以上なら設定値1 (253Hz以下を持ち上げる)
にすると良いとのことです。
実際には音を聴いて切り替えれば良いと思います。
ボリューム最小時に補正無し
ボリューム最大時に-6dB中高音を落としているようです(相対的に低音が上がる)

そしてLinkwitz-Rileyフィルターは12dBの場合は逆相接続
24dBの場合は正相接続をしてくださいねとのこと。

あとはk231の電源ON/OFFでポップノイズが出るので
必ずパワーアンプは落としておくように、と書かれています。

Low Mid Highのボリューム調整幅は-9dB~+2dBとのこと。
HPの写真を見ると時計2時くらいの位置に白丸がついています。
ここが±0dBのポイントみたいです。
意匠的な苦情が来たのか何かは分かりませんが
自分が購入したk231にはこのマークはついていませんでした。
この白丸に合わせないと気持ち悪い人が多かったんですかね。

調整の仕方は
まず0dBポイントに合わせてHighとMidを合わせ(一般には高能率なHighを下げて)
次にMidとLowを合わせる
最後にBSCを調整すると良いとのこと。

Ideally you should use a white or pink noise generator and a spectrum analyzer to accurately balanced the High, Mid, Low and BSC settings, but you can just as well balance your system ‘by ear’.

理想的にはホワイトノイズとかピンクノイズを使って
スペアナで正確にHigh-Mid-LowとBSCを合わせると良いでしょう。
しかしながら耳で追い込むこともまた同様に推奨します。
(英文とは違うけどつまり最後は耳で追い込んでね、と)


あと最後に一応伝えておきますが
アメリカのガレージメーカーのハンドメイド製品なので
外観にクレーム付けるのはナンセンスだと考えます。
というのも新品の時点で箱の角に僅かなあて傷がありました。
アルミ箱にネジを立てた時の切り子が残ってました。
これを許せず目くじら立てる(日本人には多いとは思いますが)人は
海外ガレージ製品の個人輸入は難しいと思います。
OKOK、概ね綺麗だし音に問題は無いから無問題。
そう割り切れないと海外製品では遊べません(笑)

自分は分かりませんが、外車とかもそういうノリじゃないですかね。
(除くドイツ車)

ラインで流れて来た製品を綺麗に箱詰めして出荷する量産品と
プロの職人さんが手作業で調整してくれるガレージメーカー
プロの職人さんが手作業で調整して外観も綺麗な一流(高級)メーカー
このメーカーは真ん中です。



そんなかんなで調整完了(過程は省略)

とりあえず今のところ1ヶ月ほど使い込んでいますが
1.音は問題ない ユーザーレビューにもある通りk231起因のノイズは聴こえない
2.調整は簡単 BSCも調整しやすい
3.基板差し替え(クロスオーバー変更)はちょっと面倒
4.マイクは使った方が良い、ある程度測定してから最後に耳で詰めるべき

全体としては非常に満足度が高い製品です。
(昔はもっと安かったっぽいですが)
今の値段でも十分にコスパが高いと思います。
連続的にクロスオーバー周波数を変えることはできませんが
それが音質向上に寄与していると思います。
なんというか普通のボリュームと、
固定抵抗切り替え式アッテネーターの差に通じるものがあります。
しかも音量調節ボリュームと違ってチャンネルデバイダーって
一度最適化されたら軽々に変更したりしないものなので
連続可変式ではなく基板切り替え式にするのは
音質的メリットが大きいと思います。
デメリットは最適点を探すのに追加費用が掛かる、ということでしょうか。

2wayでも使えますし3wayは勿論大丈夫、4way以上はk231を複数使う形。

これはオススメかと言われたら
事前に測定などを行ってスピーカーの周波数特性が分かっているとか
何らかの手段でそれなりにクロスオーバーポイントを決められる場合はオススメ。
財力にモノを言わせ?XOモジュールを多数枚買える人にもオススメ。
追加モジュールを買わないというのは余程自信がある場合を除き勧めません…。
最低でも2枚は買って、切り替えて聴いた方がよろしいかと。

次回の日記→

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レス一覧

  1. おはようございます。

    素晴らしい購入レポありがとうございます。
    バッフルステップ効果初めて知りました。そゆこと気にする人たちが作ったチャンネルデバイダー、期待できます(*^^*)
    拙宅のようにJBL UREI 5235みたいな骨董品チャンデバには故障していなくても劣化は気になるところなので、新品購入できるこれは良い製品~♪

    外観については手造りなら仕方なし。
    くだらないクレームでこれから伸びようとする芽を摘む行為は万死に値します。そのツケを払わせられるのは、他でもない我々一般ユーザー。(クレーム対応が価格に転嫁される、あるいはメーカーが育たず枯れてしまう。)

    bynightwish_daisu at2020-10-19 08:24

  2. nightwish_daisuさん、こんばんは

    そうですね、年代物は定数が少しズレていたり
    してもおかしくありませんから
    ちゃんと測って作った新品の方が気分的にも良いと思います。
    値段もお手頃です。
    下手したらケーブルより安いと思います(笑)
    でもケーブルより激変しますよ!

    日本の製品クオリティ基準だとクレーム付ける人が居るかもなと思う仕上がりですが、そこを厳しくしていくと値段がどんどん上がってしまうんですよね。
    結果的にハイエンド価格になると購入者数が減ってしまうので、敢えて無視することも必要なのかもしれません。
    ただ勿論個人の自作レベルよりは綺麗ですよ!(笑)

    あとここのメーカーさんは気に入らなかったら
    本体に限り45日間はいかなる返品返金に応じるらしいので、輸送費さえ折り込めば失敗リスクは少ないと思います。
    現品で特性を合わせたオーダーメイドのXOモジュールは返品不可らしいですけど!
    自分は勿論返品しておりません。

    byテナガザル at2020-10-19 19:30

  3. テナガザルさん、

    こんばんは。
    チャンデバ導入、おめでとうございます。

    ちょっと気になるのは115V仕様ということです。
    私もUSのガレージメーカーのチャンデバを購入したのですが、やはり設計者からは100Vでも動作するよと言われました。

    確かに音は問題なく出たのですが、安定化電源の出力電圧値が、設計値よりも低いことに気が付きました。
    トランスの2次側の電圧値が低すぎて設計値の電圧が得られなかったのだと思います。たぶん電源の出力にはリップルが乗っていたのだと思いますが、OPアンプなのでリップルがあっても信号への影響はあまりなかったのでしょう。

    でもこれだと本来のS/Nが得られない可能性がありますので電源回路の抵抗値のを変更して安定化電源の設定出力電圧値を下げて使うことにしました。
    OPアンプの電源電圧が少し低くなっても音質への影響はほとんどないので電源リップルを避けるためにこうしたのです。

    しばらくしてからこの電源回路をノイズ改善のために大幅変更したのですが、その時に整流用ダイオードを普通のファストリカバリー・タイプからSBD(ショットキーバリアダイオード)に変更しました。SBDは電圧ドロップが低いので結局オリジナルの電源電圧が得られるようになりました。

    まずは現状の安定化電源の出力電圧の値が設計通りになっているかどうかの確認をお勧めいたします。

    その上でもし、電圧値が設計値よりも低くなっていて、チャンデバの整流回路に普通のダイオードが使われているのであればSBDに変更するかSBDをパラに接続して安定化電源回路の入力側の電圧を稼ぐことをお勧めします。
    これだけで0.6~0.8Vくらいは稼げますので、かなりの確率で問題が解決できると思います。

    byK&K at2020-10-19 20:09

  4. テナガザルさん、こんばんは!
    このチャンデバがあればなんでも来いですね〜。
    LOWが「SW」という表記が意味深です。
    2WAY+SWという構成を意識してのクロスオーバーなのでしょうか?
    今後の展開が楽しみです!

    byCENYA at2020-10-20 22:40

  5. K&Kさん、こんばんは

    そうなんです、まさにそこを気にしていたので
    使えるよという回答はいまいち消化不良でしたが
    まぁ色々親切に回答してもらえたし、
    後から何とかなるかなと思って購入してみました。
    100V/50Hzで何の問題もなさそうではありますが
    気持ち悪くなってきたら手を入れたいと思います(笑)

    ダイオードを替えて0.6Vくらい電圧稼ぐのは
    確かに良い手ですね!
    教えて頂きありがとうございます。

    byテナガザル at2020-10-21 19:50

  6. CENYAさん、こんばんは

    そうですね、彼らはHIGH、MID、SUBと呼んでいるし
    SUBにはLR信号を混ぜてモノラル化する回路も載せているので、2wayスピーカーにサブウーファーという組合せも考慮に入れているんでしょうね!

    自分はA&Cオーディオさんとオーディフィルさんが
    切磋琢磨しながら早くウーファー完成させないかなーって期待しつつ、コロナがあると試聴にも行きづらいなーと思いながら
    https://blog.goo.ne.jp/ac-audio
    https://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0
    CENYAさんにお譲りした片割れのCW250Aを引っ張り出して、暫定的に楽しんでいるところです。

    byテナガザル at2020-10-21 20:07

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