日記
スマートフォンとタブレットを使ったサブウーファー配置
2017年12月25日
スマートフォンとタブレットを使えばリアルタイムに定在波の影響を見ながら
サブウーファーの配置ができるのではないかと思いついたので、やってみました。
①最初に部屋の周波数特性を計測
まずはサブウーファーを常識的な位置に置いて部屋の周波数特性を計測します。
スマートフォンにスペクトラムアナライザアプリをインストールして視聴位置に置いて計測しました。
鳴らしているスピーカーはフロントLRとサブウーファーです。
特に70Hz付近と100Hz付近が凹んでいるのが分かります。
②スマートフォンの画面をタブレットに映す
ここからはタブレットも使ってサブウーファーの位置を決めていきます。
スマートフォンに騒音測定アプリをインストールし、その画面をタブレットに映します。
Xperia同士は特別なアプリを使わなくてもミラーリングできます。
表示されている数字が違いますが、これは受信側の表示が遅れるためです。
③視聴位置にスマートフォンを置く
ミラーリングした状態でスマートフォン側は視聴位置に置きます。
④タブレットを見ながらサブウーファーの位置を探す
パソコンをアンプに接続して目的の周波数の正弦波を鳴らします。
そして、タブレットを見ながらサブウーファーを好き放題動かして、
凹んでいた周波数の音量が上がる位置を探します。
こうして一番いい場所を探した結果、こうなりました。
私の部屋では両サブウーファーを逆相にし、右のサブウーファーを後ろ向けにすると
一番よくなりました。
周波数特性を測りなおしてみると、
こうなりました。
70Hz付近の凹みはだいぶ改善したと思います。
200Hz付近が逆に凹んでしまっているので、クロスオーバーをもう少しいじってやれば
更によくなりそうです。
最後にアンプの自動補正機能で補正してやり、お気に入りのディスクを再生してみると、低音はかなり良くなって、今まで聞こえていなかった音も聞こえるようになってきました。
さて、周波数を変えて正弦波を出しているうちに、色んな場所から振動音が聞こえてきました。
フロントスピーカーのバフレフのダクトが緩んでいて鳴っていたり、サブウーファーのネットワーク部分が振動して鳴っていたり、はたまた棚の上に置いていたハサミが鳴っていたり。
こういうのは一つずつ潰していくものでしょうか・・・。
レス一覧
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きけがみさん、はじめまして。
興味深く拝見させて頂きました。
当方ではスピーカーの調整にはレーザー墨出し器を使用しています。
エンクロージャの外側がフィンランドバーチになっており、前後方向に真っ直ぐのラインが入っていますので角度調整は楽チンです。
サブウーファーは適当なので周波数を図りながらというのは勉強になりました。
TA-DAシリーズの仲間という事で今後とも情報交換を宜しくお願いします。
byCENYA at2017-12-25 23:36
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CENYAさん
コメントありがとうございます。
レーザー墨出し器・・・。私も欲しい機材の一つです。(;><)
CENYAというスピーカーは初めて知りました。
すごくオシャレなスピーカーですね。
TA-DA軍団はかないまる氏の引退と共にアンプの入れ替えが止まっているのではないでしょうか(笑)
一刻も早くDolby Atmosの対応が望まれます・・・。
そしで、「シルバー」で出してほしいです!(涙)
byきけがみ at2017-12-26 01:06
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平蔵さん
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
スマホのマイク特性は公開されていないので、正確かと言われればそうではないです。
当方では前々から定在波に悩まされていまして、ウーハーの向きや位置でどう変化するのかを見てみたかったので、こういう方法をとってみました。
byきけがみ at2017-12-26 11:25