日記
新しい接点改善剤
2012年05月04日
皆様、今日は! クテマです。
GWも後半に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか?
さて商品一覧には載っていないのですが、アコリバから新しく接点改善剤(EIC-100)が発売されています。
もう使用されているメンバーの方もおられるでしょうが、私も一昨日入手して使用しました。
本当に驚きました。透明感、滑らかさが2ランク向上しました。
カーボンナノチューブを使用した接点改善剤だそうですが、過去に同類のものとしてSTEEN No.1というものがあり、私も使用そましたが、多少改善されるものの何か変な艶がついてしまい、正直今回もあまり期待していませんでした。
ところが実際は凄い効果!。システムをかなり追い込んでいたので、差がより明確に出ました。ともかく透明度が上がり、滑らかさが増加するも、変な音が付く事はありません。
カーボンナノチューブの粒子が接点部分の粗さの間に入り込んで導通を改善するそうですが、
そのためには
(1)カーボンナノチューブ粒子の凝集を防ぎ、粒子が均一に分散
していること
(2)カーボンナノチューブ粒子の大きさが細かく均一であること
(3)カーボンナノチューブはマルチウォールタイプではなくシングルウォールタイプであること。
(4)粒子の数は多いほど効果が高い
私は会社でカーボンナノチューブの研究開発をやっていたので、カーボンナノチューブ粒子を均一に分散させることは極めて困難で、粒子が細かくなり多くなるほど困難になります。即ち、上記条件が分散性と相反関係にあり、両立することが非常に困難です。
界面活性剤を使用すれば分散性は良くなりますが、界面活性剤に音が乗ってしまいます。またSTEEN No1は色が黒いので、これは粒子が大きいか凝集していることが予想されます。EIC-100は透明で、洗浄力も高いので、界面活性剤を使用せずに粒子をうまく分散させていると思われます。
またマルチウォールタイプはケーブルの練線と同じでホッピング現状が起き、シングルウォールタイプは単線と同じなので、ホッピング現象は発生しません。
だけどシングルタイプは高価です!!!
すでに使用されているメンバーの方、効果の程如何ですか?
効果の程を教えていただければうれしいです。