大福丸
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日記

テクニクスSB-F2リニアフェーズ化計画(1)

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2021年09月27日

SB-F1はリニアフェーズの看板に偽りなく、全域で(まぁまぁ)良好なサインショット波形を再生しますが、SB-F2は前記事のようにリニアフェーズを売りにしているとは思えないサインショット波形です。

リニアフェーズの実装に必要なのはウーファとツイータのタイムアライメントを取る(前後位置関係を揃える)ことと、1次のデバイディング・ネットワーク(LPF,HPF)によって分割・再合成することです。

SB-F1のネットワーク構成部品はL2個、C1個、R1個、つまりウーファはLによる1次LPF、ツイータはC-Lによる2次HPF(Rはアッテネータ)で帯域外をカットする構成です。
「オーディオの足跡」によるとツイータのホーンによる低域上昇をネットワークで抑えるという記述があるので、ホーンの低域上昇とネットワークの1次低域減衰が(ほぼ)相殺されるのであれば、実質的にはトゥイータ側も1次HPF特性に近く、リニアフェーズの要件を満たすのかもしれません。

SB-F2のネットワーク構成部品はL3個、C2個、R1個で、ウーファ側はL-C-Lの3次LPF、ツイータ側はSB-F1と同様の2次HPFになります。
ツイータ側はSB-F1同様に実質1次に近い特性なのだとしても、ウーファ側の3次LPFは納得できません。

前記事の波形で気になるのが1KHz〜3KHzで波形が収束せず尾を引いていること。尾を引いているのはウーファの応答ではなくツイータのf0共振です。
アッテネータが抵抗2本で分圧するのでなく直列に抵抗1本を入れるだけのもの(こっちのほうが音がいいという人も)なので、インピーダンスが上昇するf0近傍はほとんど減衰していないかもしれません。相対的には上昇しているはずです。
このツイータのf0のピークがウーファの応答との位相関係によってピークやディップを生みます。
SB-F1同様にツイータのレベルがウーファより数dB高めなので、分圧タイプのアッテネータでウーファと同レベルまで絞るだけで影響は小さくできそうです。

データを保存し忘れたのでお見せしていませんが、ウーファのみで測定した波形におかしな高域共振も見られないので、LPFは1次でいいんじゃないかと思います。

タイムアライメントは変更しようがないので、ネットワークを改造(というより換装)して特性向上を図ります。

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