日記
テクニクスSB-F2リニアフェーズ化計画(5)
2021年10月07日
雑感です。
1.ウーファとツイータの前後位置関係は正しそう。
最終的に普通の1次ネットワークに落ち着いたのですが、波形合成もまぁまぁ上手くいっています。ウーファとツイータの前後位置関係は適切なのでしょう。
2.ウーファの高域は落ちてくれない。
インピーダンス補正をしていないせいもありますが、コイル1個のLPFで1次の高域減衰などしてくれません。
測定結果を発表してませんが、オリジナルの3次LPFでもクロス(3.5KHz)近傍ではちゃんと減衰してません。3次と言ってもクロス近傍では1次に近い特性なのかもしれません。(コイルの値がわからないので....)
3.SB-F1もSB-F2もツイータのレベルを高く設計されている理由(想像)
有名な5HH17をベースに開発したという自慢のツイータの音を活かしたいのでしょう。ウーファの高域が落ちないのならツイータのレベルを上げるしかなかったんでしょうか。
4.ツイータのf0共振はやっかい。
ツイータのf0共振のインピーダンス上昇が大きいのか、コンデンサ1個のHPFではなかなか減衰してくれません。ツイータのレベルを高くするとウーファの受け持ち帯域にもツイータのf0の影響が大きくなります。
オリジナルはコイルを入れた2次HPFなのにちゃんと減衰させられないのは、コイルの値が大きくてf0より低い帯域から効き始めるのかもしれません。
5,普通の1次ネットワークで上手くつながるのでは?
結果的に普通の1次ネットワークでまぁまぁ上手くつながったのですが、ウーファとツイータが両方鳴る帯域が広くて、高性能ツイータを活かしきれないか?