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テクニクスSB-F3の低域補償(2)
前記事で設計したパッシブのf特補償EQを作ります。 プリアンプとパワーアンプの間に入れて使うものです。 f特補償EQで6.8μFなんて大きいコンデンサは初めてでしたが、買いに行ってみるとWIMAのオーディオ用(?)フィルムコンがけっこう小さかったのでこれを購入、あとはいつもと変わらない部品で作りました。 f特がこれ。(ウーファにぎりぎり近づけて測定してるので中高域は参考にならない) 太い線がEQありのf特です。概ねシミュレーション通りでしょうか。 100HzのピークがなくなるのでEQ使用直後は低音が出なくなったようにも聴こえましたが、男性の声の低い方の風邪でもひいてるような変な癖がなくなり自然な声になります。(歌よりもアナウンスで顕著) ちゃんと低音の入った音楽ソースではEQで低域がのびたことがよくわかります。 f特だけなら10センチウーファでもこれくらいに仕上げられますが、やはり振動版面積が大きいほうが余裕があります。 一般的には16センチでも小口径に分類されるのでしょうが、広くない部屋(約14畳LDKのリビング部分)で聴くには十分です。10センチだとたまに感じる「小口径を無理にローブーストしてる息苦しさ」みたいなのを今のところは感じません。 サインショット波形です。 14KHzの共振以外は良好です。 よく見ると振幅は小さいけど100Hzの逆相の共振がありますね。ノッチを少し深く設計しすぎたかもしれません。そう思ってみるとf特も少し100Hz近傍をペチャっと潰しすぎたようにも見えます。補償前のQを2ではなく1.7くらいで設計すればベストマッチだったかもしれません。 このままで聽いていても不満はないので(パーツ屋のある)日本橋方面に行くついでがあれば少しだけノッチの浅いEQに作り変えることにしましょう。 ひとまず完成。
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