日記
逢瀬 AK4495特注DAC
2016年10月18日
PCオーディオの利便性に魅せられ、DACの導入を検討しています。
導入にあたり、お世話になっているショップから以下試聴機をお借りしました。
1.OPPO HA-1
2.PS AUDIO NuWAVE DSD
3.TEAC UD-503
4.逢瀬 AK4495特注DAC
ちなみに、私はSOULNOTEを愛用しており、主に女性ボーカル物を好んで聞いております。
現在の使用機器は以下のとおりです。
●AMP:SOULNOTE A-1(スパイクをT-PROPに換装)
●CDP:SOULTENO C-1(スパイクをT-PROPに換装)
●DAC:Mytek Digital Stereo 192-DSD DAC
●SP:B&W 802 SD
蛇足ですが、SOULNOTE 製品にT-PROPを装着すると定位感が増します。
Mytekは父から借りて常用しており、これをベースの音質として比較しています。
1.OPPO HA-1
Mytekと同様、ESSのチップの影響かクッキリ&ハッキリした音調が楽しめる。
一方で、細かく丁寧に聞かせると言うより、勢いに任せた感があり雑な音という印象。
2.PS AUDIO NuWAVE DSD
寝ぼけた音・霞がかかった音という印象で、3分で箱にしまいました。
3.TEAC UD-503
AK4490をDUALで、完全ディスクリート構成。ネットでも話題の製品。
平面的な音。奥行きが出にくく、優しい音。
ショップの方も、ハイレゾを意識した繊細な音を出す傾向で、Mytekのような勢いはないよと発言されていた。
旭化成のDACは自分には合わないなと感じました。
4.逢瀬 AK4495特注DAC
TEACの試聴を終え、旭化成のチップを搭載している本機には全く期待しておりませんでした。
試聴の予約もキャンセルしようと思っていたのですが、それよりも前に試聴機が手元に届いてしまったので仕方なく試聴。
TEACの音とは全然違う!!
ボーカル物はSOULNOTEのC-1で聞くのが一番だと思っていたが、この製品を聞くとSOULNOTEの音が曇って聞こえてしまう。
弦楽器についてもSOULNOTEは得意としている分野だと思うが、音の細やかさや勢い、空気感のどれを取っても優っている。
SOULNOTEで不満だったピアノの音も、満足な鳴り方をしてくれる。
妻にもブラインド試聴してもらい、逢瀬の方が良いと言っている。
良い機器の音を聞いてしまうと、手持ちの機器で音楽を聴く気がなくなってしまう。
SOULNOTEは最近手に入れて、まだ半年も経っていない。
値段も手が届く設定で本当に悩んでしまう。
ここまで気に入る商品とはなかなか出会えないと思いますし、購入の方向で検討しています。
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はじめまして、KIRYUUさま。
最近は読みだけでしたが、大変興味深く読ませていただいたのでコメントさせてください。
逢瀬のDAC、私も少し前ですが試聴機を聴く機会があって、試聴後はかなり興奮したのを覚えています。
その時(歴史が・・)、我が家のCDPやDAC達が予備軍になった瞬間でした。
この機種の前のものも大分以前に聴いていたのですが、DACに特化した本機は十分に完成度が高くなっていました。今回購入は見送りましたが、本機が完成版でないため少量生産だったこと、試聴時に気になったことがあったため、最期まで随分と悩みました。
ただ後ろ髪惹かれるのは、搭載しているDACチップなのですが、この音質を評価していたので、次期DACに新型チップが搭載された場合現行の音質の延長になるのかなぁと少し不安もあります。
それにしても我が家では聞いたことがない、良い音でした。
記事を読んで試聴機の中に興味あるものがあったので、今回とても参考になりました。
ES機の大半は、私も丁寧に聞かせる傾向があると思っているのですが、OPPOは少し違ったのですね。
旭化成は、TEACならこのDACではないですがNETPLAYERが雑誌の評価も高く気になっていたのですが、「平面的で奥行き感は少ない」とは少し残念です。
SOULNOTEは音楽を積極的に聞かせるタイプと思っていますが、競り勝つとは驚きです。
PS AUDIOはDSD化した音でしたか。私は、PCMとDSDはどうしても音質の違いを感じてしまうので、基本はPCM、流し聞きや昔のテープ音のように聞きたい時はDSDと割り切ってます。そのため全音DSD化するタイプは、当分は馴染めないかなぁと思っています。
次機発売は来年、それも遅れるような気がするので、暫く我慢の日々が続きます。
ご購入をされましたら、レポートなど上がるのを楽しみにしています。
byカクタスシティ at2016-10-23 12:59
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