日記
嬉しい悲鳴:原音へのスピーカー技術
2019年02月24日
まず、#253 を養生追加で、もう一度歪率を測定しました。
すると「少し悪化」が「少し挽回」となり、これでマチュアで
やれやれです。
#253 にて、分厚くした「弾性体」による制振は制振効果が
サチルことが判ったので、小型で分厚い塗布の候補を選んで、
G10 「粘性体制振」研究をおこうことで選定に入りました。
センタースピーカーの中古から取り出した φ76 の三兄弟の
スピーカーは同一ですので、比較には最適です。
フォトは左方から #291・292・315 で、#291と292は
振動体制振をおこなっていますが、#293 改め#315 は
振動体には触っておりません。

#291は筐体の線束バンド与圧を実施ですが、#292 は
しておりませんし、#315 は G9材質の制振塗布です。
まずは歪率の再確認測定をおこないましたが、もともと優秀
なのが、さらに優秀となり、まっこと嬉しい悲鳴で、いま
剥ぎ取って G10 塗布することに躊躇しています。
データにあるように、確認測定の結果は4帯域の高調波/
全高調波の 8項目の平均で #291 : 0.937% が 0.677%
#292:0.685% が 0.575%、#315 : 0.692% が 0.563%
となり、#292 500Hz 高調波では 0.062% の低歪率を記録。

それで困ったのが、これから剥ぎ取りをおこなうか、
おこなってかえって悪化しないかの懸念です。
熟慮の結論は #315 は G9塗布に G10追塗布を行ない好結果を
目指し、#291 は線束バンド与圧を取りやめて全塗布を
剥して、G10新塗布をおこない、#292 はそれらの結果で
決めるとしました。
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本研究は趣味+αですが、スピーカー装置の不要振動制振による
「音の美の新技術」が日米特許成立!(誰でも廉価で可能)
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製作は大歓迎で、個人目的では誰でもOKです。
技術実証 代表モデル
#314 : φ97SP2way 5.2Kg φ280+□50 d230
400Hz歪率 高調波/全高調波 0.194%/0.516%
#315 : φ80SP 2.1Kg φ240 d220 0.068%/0.291%
#316 : φ100SP 2.8Kg φ160 d200 0.096%/0.455%
#317 : φ100SP 4.9Kg φ280 d200 0.095%/0.394%
→ http://www016.upp.so-net.ne.jp/atsunaga/