日記
KA-43SEの6V6化
2019年11月24日
初めて空中配線の真空管アンプを作りました!! (^^)
6P1Pというロシア製の4極管を使った「真空管アンプキット」が春日無線さんから販売されています。
少々前になりますが、雑誌とのコラボ(?)で特別価格(29,800円)になっているのを発見し、思わず購入してしまいました。
この6P1Pですが、6V6系と同規格のMT9ピン真空管とのことでしたので、6V6系の真空管が使える様にUS8ピン(オクタルソケット)で作ることにします。



オリジナルはMT9ピンソケットで設計されていますので、US8ピンソケットに変更するには取り付け部分を加工する必要があります。
取り付け穴の拡大には、ステップドリルを使いました。

内部配線はこの様な感じになります。
オリジナルと比べても、それほど大きな変更ではありません。


とりあえずJJ ELECTRONICの6V6Sを挿してみましたが、ヒーターの光が結構良く見えますね。


他にも、6V6GTや6P6S(ロシア球)などが使えます。
オリジナルの6P1Pはアダプタを介して接続します。

6BW6もアダプタを作れば接続できます。
ヒーター電流(500mA以下)の関係で、EL84や6L6系以上は無理です。
回路構成(スーパー・カソード・NF回路)のためか、うまく鳴らせていなかった「FOSTEX FF165WK+BK165WK」がこのアンプと組み合わせると良い感じで鳴る様になりました。
「KEF Q350」との組み合わせだと少々低音過多の感はありますが、小音量であれば(もともと大音量が出せるアンプではないので)これもありかな...
ちなみに、「12AX7 双極マッチ化」の話はこのアンプがきっかけでした。
O'Audi
レス一覧
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こんにちは~♪
内部配線の直線とRが気持ち良いですヽ(^0^)ノ
私も迷ったらJJみたいな感じです。
球は良いですね~♪
bynightwish_daisu at2019-11-24 13:39
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nightwish_daisuさん、こんにちは!!
そして、初めまして!! (^^)
小生、思い付きで行動するの実験派(!?)なもので、痛い失敗が絶えません... (^^;)
これまで、高いデバイスを自分のミスでふっ飛ばしたことは数知れず...
とは言え、安価な代用品では実験の評価も正しくできない(...かな?)
その点、JJは入手性も良くてお値段もそこそこなので、ありがたいです!!
(とは言っても、ふっ飛ばせば流石に痛い... (^^;))
nightwish_daisuさんの日記を、少しだけですが拝見いたしました。
仮想アースの件、大変興味深いです。
以前仕事でEMC試験も担当させられていたことがあって、シールドをアースする先がグランドプレーン(機器の下に敷いた大きな鉄板/銅板?)だったことを思い出しました。
アースへの接続がいい加減だと、その機器から大量のノイズが漏れて出て大騒ぎになったり、アースへの接続をやり直しただけで見事にノイズが収まったり、どんなにアースを強化しても収まらないノイズがあったり... なんてことをやっていました。(笑)
「ノイズもエネルギーなので、最終的にそのエネルギーが熱(?)に変換されるまでは消えることがない?」なんてことを考えながら... (^^)
O'Audi
byO'Audi at2019-11-24 16:40
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O'Audiさん、今晩は。
楽しまれておられますね。
空中配線が初めてとの事、とても初めてとは思えないとてもきれいな配線で感心しています。
1.1Wのアンプですが、フォステクス92dBスピーカーでは十分でしょうね。良い音が出そうです。
真空管を交換式にされてますが、カソード電圧は共通でうまくマッチしましたか。? 抵抗値が少しずれたらカソード抵抗器を切り替え式にし、最適値にするという手も有りますよね。
真空管ソケットアダプターも手間が掛ったのではないですか、私も以前5933とEL84を併用しましたが、その時は劣化した5933を割りソケットだけを利用し9Pを載せて利用しました。
新しいアンプお楽しみください。
yhh
byyhh at2019-11-24 18:23
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yhhさん、こんばんは。
レスありがとうございます。
そして、はじめまして!!
カソード電圧の件、ちゃんと記録を残していなかったので、改めて測定してみました。
キットの回路図に記載されている設計値は8.3Vです。
それに対して、オリジナルの6P1Pは、Rch=8.33V(+0.4%)、Lch=8.15V(-1.8%)。
6V6Sのほうは、Rch=8.36V(+0.7%)、Lch=8.42V(+1.4%)でした。
いずれも2%程度の誤差でしたので、目をつむることにします。(笑)
ソケットアダプタの部品は、主にAliExpressで購入しています。
<https://ja.aliexpress.com/item/32627792605.html>
<https://ja.aliexpress.com/item/32707101416.html>
ただ、日本のショップ(ECサイト)ではないので、いろいろと問題もあったりして、あまりお勧めはできないですが... (^^;)
yhhさんも真空管の測定器を作られているのですね。
それから、スピーカーやアンプを守るための小電流ブレーカーとか!!
大変参考になります!!
O'Audi
byO'Audi at2019-11-24 20:27
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O'Audi さん、今晩は。
返信有難うございます。
”いずれも2%程度の誤差でしたので、目をつむることにします。”
2%では±0の世界ですね。充分ですね。私はいい加減で10%程度の誤差でも音は普通に出ますので、平気で使っています。
”真空管の測定器を作られているのですね。”
作りましたが被測定管を飛ばしそうで怖いので未だ使用していません。
ソケットの購入先情報有難うございます。ただ日本では無いのですね。敷居は高そうですね。
O'Audiさんの以前の日記も読ませて頂いていました。大変に興味のある内容ですが、付いて行けない内容も有ります。ですがこれからも投稿期待しています。
これからも宜しくお願いします。
yhh
byyhh at2019-11-24 22:22
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yhhさん、こんばんは!!
> 作りましたが被測定管を飛ばしそうで怖いので未だ使用していません。
わかります!!
uTracer3+を選んだ理由の1つに、「プレート電圧の印加時間が1ms」という点がありました。
万が一誤って過電圧を掛けてしまったとしても(過電流を流してしまったとしても)、1ms程度であればそう簡単には真空管は壊れないだろうと。
さらに、電流のリミッターも付いてますので。
それでも、誤って350Bのヒーターに19.5Vを印加してしまってダメにしてしまいましたが...(泣)
O'Audi
byO'Audi at2019-11-26 22:54
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