日記
uTracer3+ Ia/Is範囲拡大
2019年12月31日
uTracer3+のIaとIsの範囲は0~200mAです。
出力管を測定するには少々足りないことがあります。
そこで、「この記事」を参考に、IaとIsの範囲を0~400mAに拡大しました。
①電流検出の抵抗18Ωを2個並列に変更して9Ωに変更します。
②ハード的な電流リミットを約2倍(約500mA)に拡大します。
③UIFソフトウェアをV3.12.6にアップデートして、Calibration画面でCurrent sense registers(AnodeとScreen)を18Ωから9Ωに変更します。
④Complianceの選択肢が400mAまで拡大されますので、適切な値を選択します。
試しに、Compliance=400mAで、EHのKT88(マッチドペア)をVg=-40~0Vの範囲で測定してみます。



→Iaの測定範囲が400mAまで拡大されています。
O'Audi
レス一覧
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O'Audiさん、こんばんは。
uTracer3+はどんどん進化するのですねー。
こうなるともっと精細なGUIが欲しいけど、現状でも十分把握できるので必要ない?
正常にインストールできなかったWIN10ノートにV3.12.6をインストールしたら新しいGUIになりました(笑)
増幅管も奥が深い(-_-;
byVOTTA7 at2020-01-01 22:18
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VOTTA7さん、こんばんは!!
uTracer3+は回路図などが公開されており、また設計者のDekker氏も積極的に改良に関する記事を公開されていたこともあり、今回の様な改造が比較的簡単にできました。
ただ、UIF(GUI)に関してはソースコードが公開されていないので、手を入れられないです...(残念...)
なので、細かな計算は、uTracer3+での計測結果をテキストファイルで出力して、Excelでやってます。
ちなみに、IaとIsの計測範囲を拡大する件ですが、もしご興味がおありでしたら、改造いたしましょうか? (^_^)
O'Audi
byO'Audi at2020-01-02 00:42
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O'Audiさん、何時もありがとうございます。
測定と検証だけでまだ数カ月は掛かりそうですし(^^;
元々は出力管より増幅管の測定がしたかったので、オリジナルのままで十分機能しています。
しかしお気に入りの球の測定結果が悪かったりすると落ち込みますねー(笑)
byVOTTA7 at2020-01-02 23:48
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VOTTA7さん、こんばんは!!
改造の件、承知致しました。(^^)
> しかしお気に入りの球の測定結果が悪かったりすると落ち込みますねー(笑)
そうなんですよね。分かります!! (^^;)
計測結果はあくまでも補助的な位置づけで(機材を壊したりしない様にするためには重要ですが)、最後は人間の耳なんですよね。
それらの間に何か相関を見い出せないか... 日々もがいて(楽しんで!?)います!!(笑)
O'Audi
byO'Audi at2020-01-03 00:21
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