日記
Fidelix製静電型ヘッドホンアンプSTACCATOファーストインプレッション
2020年04月04日
Fidelixから発売された静電型ヘッドホンアンプSTACCATOが到着したので、簡単にインプッションをアップしたいと思います。
非常にコンパクトで、STAXのドライバーより小さく置き場所に困りません。
電源ケーブルは2P直出しで、入力はRCAとXLRの二系統で裏で切り替えです。

ヘッドホン出力は1系統、ボリュームとパワースイッチが前面についております。
試聴環境はヘッドホンはSTAX009s
比較対象の標準の半導体アンプシステムは
①STAX純正ドライバーSRM727A(ボリュームバイパス)+Blue corner(三毛猫荘ボリュームコントローラー)
真空管システムは
②WOO AUDIO 3ES

電源タップはiFi power stationにHigh Fidelity MC-0.5 helix刺しで濃いめの味付けにしてみました。
さて、ポン置きで余ってたバランスケーブルで繋いでみます。
30分程度のエージングでかなり良く鳴り出しました。
STAX純正ドライバーで気になっていた中低音が軽い感じが払拭されて、高音の美音はそのままに適度な押し出し感があってしっかり鳴る感じでとても好ましいです。
真空管アンプのような過度な装飾はなく、あくまでも冷静に音源の信号を増幅することに徹している印象で出来すぎの優等生、Fidelixの中川さん曰くリファレンスとなるアンプという言葉に納得です。
普段はFinalのヘッドホンを使っているのですが、比較すると静電型ヘッドホンはボーカルの押しや、低音が弱い印象だったのですがSTACCATOでは全くそんな印象は無くなりました。
真空管アンプやら電源ケーブルにかなり投資しましたが、最初からこのアンプに出会っていたらその試行錯誤はいらなかったのではないかな?と思っています。
もちろんWOO AUDIOの真空管アンプも甘美な音を出すので気に入ってます。
ヘッドホンコネクタの接続がしっかりしていて力がいるため気軽に繋ぎ替えする気にならないのが悩みどころです。