日記
JPLAYインストール墳謄記2
2017年05月06日
続きです。
最初の関門はWindows2016 Serverのインストールです。
こちらはAsoyajiさんのHPやみみず工房さんのHPに書いてある通りに進めれば大丈夫ですが、Windows2016 Serverはおよそ7GBありますので8GB以上のUSBメモリが必要です。私は8GBのUSBでインストールしました。
そして、先ほど書いた通りCoreモードを希望するのでしたら、Desktopではなく何も表示のない方をインストールする必要があります。
私はGUIモードでインストールを行いました。一通りインストールを経験しないと、とてもCoreモードでインストールはできないと感じました。
その後、DDCのインストールです。Windows2016用のドライバーは提供されていませんが、普通に7,8,10用のドライバーが認識しました。
第2の関門はJplayのインストールです。
こちらはJplayのお試し版をインストールして動くかの確認を実施しました。
Audio PCの方を最初に行いまして、こちらは何の問題もなくスムーズにできましたが、Control PCの方がなぜかAudio PCに繋がりませんというエラーでJplay Settingsが立ち上がってくれません。
色々行った結果、原因の一つ目はファイアーウォールの設定に問題がありました。
デフォルトではファイアーウォールが有効になっており、PC間の通信ができない状態です。
Pingコマンドでもパケットがロストするので、全く繋がっていないことが分かります。
このファイアーウォールをAudio PCは完全無効に、Control PCはプライベートは無効、パブリックは有効に設定。
この辺のやり方は上記のお2方のHPに詳しいです。追記するとWindowsボタン>管理ツール>ローカルセキュリティポリシー>ネットワークリストマネージャーポリシーでネットワークのプライベート、パブリックなどを変更可能です。
この設定の後ネットワークを固定IPに変更、Pingコマンドで確かめると両方のPCから相手のPCへ、ちゃんとパケットが返信されていることが分かりました。これでこれは終了です。
原因の2つ目は、Control PC側のJPLAYの設定の問題でした。
JplayのレジストリにあるAudio PCのIPアドレスが違っていました。
Regeditを立ち上げ(Windowフォルダーにある、変な所を弄るとWindowsが立ち上がらなくなる危険あり)、HKEY_LOCAL_Machine>SOFTWARE>JPLAYをクリックするとStreamer Distinationという項目があるので、ここをAudio PCのIPアドレスと同じにします。
HKEY_CURRENT_USER>SOFTWARE>JPLAYをクリックするとHOSTという項目があるので、ここをAudio PCのIPアドレスと同じにします。もしかするとこちらだけで大丈夫かもしれません。
これでControl PCの方のJPLAY Settingsも立ち上がるようになりました。
3に続きます。