日記
<円熟の音響!:ヒジヤンサウンド訪問>の巻
2022年01月02日
ファイルウェブの皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末年始にかけて例年の如く酩酊の夢に溺れているバズケロですが、たまにシラフの時間を見つけてはオーディオも楽しんでいます。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?!
さて今回は年末に最新バズケロサウンドを体験しにヒジヤンさんとAuro3Dさんのご両名が遠州まで遥々お越しいただけました。
ハーベス部屋メインではありますが、JBL部屋もシングルアンプとは言え新たなステージへ歩を進めていましたので両方とも楽しく過ごすことができたのではないかと思います。
Auro3Dさんはマルチチャンネルを実践され、音に囲まれる音楽を楽しまれていますので、そんな視点からの2chオーディオ感想をいただけました。
またヒジヤンさんは言わずと知れた音響マニアですが、これまた音に包まれる音楽を音響を整え楽しまれている訳です。
自ずと今回の交流では音響へと興味の軸足が乗っている状況でした。
ヒジヤンさんも直近の訪問日記で感想を述べられましたが
オーディオ再生で一番のカラーレーションは部屋というテーマはバズケロの今回の体験で確たるものになりました。
毎年恒例となりつつある相互訪問のお返しということで中1日置いてこちらからヒジヤン邸を訪問させていただきました。
ヒジヤンさんのお部屋や機器への手当ては既に殆どやり尽くした感じですから、前回から大きな変更点といえばぱっと見はあまりありません。
しかしブレイクスルーした対策として部屋正面からエアコン(右)に対照する左上に設けた自作音響ボックスが大きかったとのこと。
そこへAuro3D体験から反映したリア両側コーナーに施された2種複合的な音響パネルの自作も目につきます。
例によって音を導き拡散するいくつかの格子、木片、布等々を駆使しており、見えないところ、例えばフロントセンターの拡散パネル裏側にまで手が入っています。
ヒジヤンさんの今回の聴きどころは頭の上から後方からも音が回り込む音響効果だそうです。
ますます音響結界が強く結ばれ、その響き具合の居心地の良さは特筆モノです。
早速ヒジヤンさんお薦めの音源を次々に聞かせていただけました。
どの音源からも共通の変化点が見えてきます。
音がふわりと頭の裏側に回り込んで漂うイメージです。
高域の妖精のような響きが回り込んできます。
前後のエネルギーバランスも前回とは異なり、フロント側がスッキリした感覚。
いわゆる音場の見通しが良くなっています。
特にSP外側の見通しが広がったイメージ。
部屋の前側、後ろ側といった区別なく体が包まれる様はまさに擬似マルチチャンネルのようです。
当然2chなので前方に展開する音場は明瞭なのですが、体への響き具合がそう錯覚させるようです。
前回と比べてみて初めて体感できるのですが「角が取れたな〜」というのが感想です。
前回は特に再生音楽をアートした「毒盛サウンド」でしたから余計にそう感じます。
一通り音楽を聞かせていただいたところで昼食をとりに徒歩圏内のお店までお散歩。
表はとても良い天気に恵まれ散歩も気持ちよかった。
音楽談義で食事中も盛り上がり楽しかったです。
その時にもつくづく思ったのは、ヒジヤンさんは理詰めのオーディオなのだな〜です。
バズケロはいつも自分のやっている対策を人に説明するのが大の苦手。
自分なりの当然の帰結として今の音を出しているのですが、思考&体験プロセスを世間一般に通じる常識枠内で説明しきれないもどかしさがありますね。
最近はもう人に解説するのはやめて、バズケロサウンドの評価や魅力謎解きは聴いた人任せでいいじゃん!と思うことにしています(笑)
演目中面白かったのが
同じCDでの外盤と国内盤の聴き比べあれこれ
スタンバーマスターが違うのかしら?
クラシックですと価格に関わらず外盤は概ね楽器の音色や音楽の聴かせ方が魅力的
邦楽や歌謡曲ですと国内盤の方が魅力的とも思います
制作に関わった人の音文化の違いが音に出ていると思いました。
ともに「いい音」なのですがね。
それぞれの音文化に根ざしたいわゆる「聴かせどころ」が違うようです。
最新のヒジヤンサウンドでも一番の魅力は押し寄せ湧き上がる低音!
床下からズワワ〜ンと足元へ振動が伝わるのです。
これが心地良い!
邪心音源にはバズケロが思わず床から足を浮かせた程(笑)
面白かったのは足を床から浮かせた時。
あれ?低音がスッキリ聞こえる?!
聴こえ方が全然違います。
「これって、骨伝導なの?」
思わずバズケロは足を浮かせたままの情けない姿でヒジヤンさんに聞いてしまう程体感が違います。
謎解きはヒジヤンさんに任せましょう(笑)
もう一つの魅力がボーカルや楽器音色に含む高域の色気の成分がオーラのように漂っていること。
バズ:「なんと言えばいいのか…痺れるような音色が漂ってくる」
ヒジ:「分かる?!(笑顔)」
バズ:「この音色が回り込んで包み込むように感じて魅力ある!」
ヒジ:「あの両サイドのチップ、昨日まで苦労しました」
バズ:「これ、人に言えない…伝わんないよ」
ヒジ:「・・・」
バズ:「これ、わかる人、きっとオーディオ的に変態だよ!」
ヒジ:「・・・」(心の声:バズケロの変態め!)
本当に次から次へとたくさん聴かせていただきました。
面白かったのがバイオリンで四季演奏聴き比べ。
優等生サウンドに仕上がっているのがヤンセン

ソリストがバリバリに濃いのがジュリアーノ

音楽として良いなあと聴けるのがSonatori

それぞれが音源として良いのですが音楽として聴かせる仕上がりというところに好みが分かれるのでこうした聴き比べも音会では面白いと思います。
録音も演奏もすごく良かったと思ったのがこのJohann Sebastian Bachです。

こうした優秀盤に出会えるのもオフ会の良いところですね。
最後の1枚としてヒジヤンさんが聴かせてくれたのが、いわゆる「聴きたい音源を聴きたいように鳴らす」大本命としてマーラー5番が登場です。


ようやく聴きたい音にまとまった!そんなメッセージだと思いました。
この渾身の再生には感動しました。
部屋が消えます!
音楽の深いところまでのめり込むように、全身が溶け込むような感覚。
素晴らしい再生芸術を体験できました。
たくさんの感動を携えて帰路に着き、ここ数日かけてバズケロサウンドと聴き比べていました。
特にJBL部屋で強く確信。
部屋の持っている強固な特性を無視した音響対策は迷路にはまるということ。
人の見様見真似だけでは改善には程遠い。
ヒジヤンサウンドは部屋が楽器の一つとして演奏に参加している。
バズケロサウンドのJBL部屋はガッチリした強度を持っているモニターサウンドなのです。
ヒジヤンサウンドのような低域を床がビクともしないJBL部屋に取り込むことはできないでしょう。
無理やりイコライザーで盛り込んだとしてもあの低域は直接音ではないので、音楽のバランスを崩すからです。
元々目指しているベクトルが異なりますから、素敵な音へのアプローチが違って当然。
やれるとしたら部屋を楽器にしているハーベス部屋になると思うのですが、部屋が防音ではないので音量的に床振動効果がそこまで高められません。床鳴りくらいなら中音量でイケますが…
Auro3Dさん邸の音量とあの広い床ならできるのではないかな?!
音響対策だけでそれをやるには気が遠くなるほどの時間と労力を必要とするでしょうが(汗)
マルチの良さはこういったところでも本領発揮すると思いました。
これからオーディオルームを構築されようとされる方がこの日記を読まれているとすれば、床の構造はくれぐれも聴かれる音楽のベクトルを考えてから施工されてください。
土間ベタ床は強い音が出やすいですが、豊かな低域は出しにくい。
土間に直根太を挟み床板の目をリスナーに向けて貼るのが強く豊かな低域を出しやすい。
普通のベタ基礎に根太&パネル床を施工された場合は包まれ感を出し易いがブーミーな低域になりやすい。
どれも好みの問題ですが、低域の素性とベクトルは部屋構造を一度決めてからの変更は至難の業だと思います。
それらの至難を乗り切って素晴らしい音楽を実現されたヒジヤンさんの凄腕には改めて敬意を表します。
ここまで来たらもう「円熟の音響」と言っても良い素敵なバランスでした。
この先の交流では、大きな変化はあるのでしょうかね?!
再会して「元気?」と挨拶するくらいしか思い浮かばない完成度でした!
年末の忙しい時期に、ありがとうございました。
音楽も交流も人も楽しいね!
では、では
レス一覧
-
バズケロさん
先日は年末のお忙しい中お招きいただき、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
あの後、ヒジヤン邸に行かれたのですね(私は家族が伊豆に来たのでお付き合いできず、失礼しました)。以前に私が訪問した後の変化(たゆまないですよね、彼は=笑)を、興味深く拝読しました。
記事中に拙宅への言及をしていただいたので、気がついたことをレス入れます。
>やれるとしたら部屋を楽器にしているハーベス部屋になると思うのですが
確かに、ヒジヤンさんも書いておられましたが、私も実は、「ハーベスとの正三角形の頂点」にあったフットレスト付きのリスニングポイントより、その後ろのコーヒーテーブルに座った時の音の方が心地よかったのです。あそこは「定位感」とかが問題ではなくて、「音場感」といいますか、「響き」ですよね。「部屋という楽器」を聴くにはあそこがべスポジだと感じました。恐らく、リスニングポイントでは直接音と間接音の比率が7:3ぐらいだったのが、テーブル席では5:5ぐらいになっているのではないでしょうか。
先ほど拙日記のレス欄で元住ブレーメンさんにも書いたのですが、「オーディオに最適な部屋」には、「部屋を楽器にする」アプローチと、「部屋の影響を排除する」アプローチがあるようで、バズケロ邸の二部屋はそれぞれのアプローチを使い分けているのだなあと思いました。でも「どちらがより最適か?」という問いに、答えが出せると思われますか?
byAuro3D at2022-01-03 06:33
-
バズケロさん、おはようございます。
今ごろは、酩酊の夢の中でしょうか?
昨年はAuro3Dさんも交えた相互訪問の実施で、音響に包まれたオフ会だったのですね。前振りからも、そんな印象を受けました。
改めまして、感想日記をありがとうございます。
確かに、昨年の夏にトライアングルオフ会と称して聴いてもらって以来は、ほぼ「音響関連」しか手を入れていません。大きく整理するとこんな括りとなります。
①Auro3D邸での「上からの音」に惹かれてのAuro3Dまねっこセッティング
②5年来の課題であった左右のスピーカーの音を同じにする取り組み
③音像型から音像/音場共存型へのセッティング変更
そんな変更を、「音で感じ取ってしまう」バズケロさんは凄みもあり、ありがたみもあるゲストです。
前日に見つけた課題:ソプラノの跳躍(急に音程を上げる)時の音色の変化への対処にも敏感に反応されていたのには驚きました。
やったことは、5×30mmの木片2箇所設置しただけですが、3時間以上かけての取り組みでしたので気付いてくれただけで嬉しかったです。
毒盛りサウンドからサラウンド音響に変化したとの感想も、自分が感じていることと同意です。
足裏伝導の話しは、試してみましたが自宅で慣れてしまっているためか、よくわかりませんでした。ゲストならではの感覚なのかもしれないです。面白いですね。
音源比較の件は、自分の感想日記にも書いてみようと思います。
また相互訪問いたしましょう。ありがとうございました。
byヒジヤン at2022-01-03 06:47
-
バズケロさん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
詳細なオフ会記、ありがとうございます。
楽しく読ませていただきました。
他の方の所で聴かせていただくのも楽しいですね。
同じディスクがどのようになるかもそうですし、お気に入りのディスクを教えてもらえるのも嬉しいです。
オーディオの流儀や作法、基本tipsなども良いですね。
私も今年はまた遠征できれば良いんですが…(汗)
>同じCD
あるオフ会で同じロットの国内盤で音が違うという体験をしました。
こうなると、良いものに当たることを祈るしかないのかもしれません。
byfuku at2022-01-03 14:55
-
バズケロさん
明けましておめでとうございます!
ヒジヤンさんの部屋を楽器の如く活用するチューニングの雰囲気が伝わってきました。
ブーミングVS芳醇などの紙一重のところを上手くコントロールされているのでしょうね。
直接音重視の音像型と間接音活用の音場型の二つに分けた時に、私は間違いなくバリバリ直接音重視の音像型になりますが、この直接音からくるシャープで密度の濃い音像(3D)でありながら、リッチでコントロールされた間接音(残響音)を付加してリスニングルームの実容積をはるかに超えるようなステージ感を味わうことができれば、これは最高だと思いましてコレに挑戦しています。
ただし、やり方はおそらくピュア受けしません。。。
バズケロさんには解っていただけると信じていますので、完成の暁には聴きに来て下さいね。
既成概念やいわゆるピュアオーディオという枠(呪縛)にハマらないで自由に自分の求める音を目指していきたいと思います。
2022年は新たなCENYAサウンドが確立できそうな予感がビンビンでワクワクです!
byCENYA at2022-01-03 20:50
-
Auro3Dさん
レスありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
>「オーディオに最適な部屋」には、「部屋を楽器にする」アプローチと、「部屋の影響を排除する」アプローチ...「どちらがより最適か?」という問いに、答えが出せると思われますか?
バズケロには答えは出ないでしょうね。
理由は屁理屈ですが、聴く人の気持ちがフラットではないから。
特にバズケロは気分次第で両極端な2極を行ったり来たりしているので最適解はその中間?!とは思いますが...(苦笑)
たとえ「今の時点で最適解の部屋」を作れたとしても「人は時と共に移ろう」生き物ですから。
部屋の音に自分が時間をかけてフィットしていく中で、居心地良く気持ちよく、たまに感動も得られるという空間を得ることができれば、すでにとても幸せと思います。
バズケロは今の部屋でも15年の時間を要していますし...JBL4338も今年で18歳です。
ヒジヤンさんもバズケロ同様に長い時間を経てフィットさせてきましたし。
これからものんびりスローライフで音楽を楽しんでいきたいです。
こうした話題も楽しいですね!
では、では
byバズケロ at2022-01-04 12:07
-
ヒジヤンさん
こんにちは!
ようやく酩酊タイムから目覚めてきました(笑)
ヒジヤンさんご自身の進化イメージとバズケロの感度がほぼ一致していたようで安心しました。
人様の音を日記で感想を述べるのは難しい〜!!
その中でもあの「渾身のマーラー5」は本当に凄かった!
JBL部屋に戻って...あの重低音含めて人様の環境音は根っ子が違えば追えるものでもないな...と、いつも思い返しています。
お互いに楽しく「我が道を進め!」ですね(笑)
そして、また交流しましょう!
では、では
byバズケロ at2022-01-04 12:18
-
fukuさん
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
音楽やオーディオでの交流は楽しいですね。
音楽や機器類の評価も同じ場所で聴いてというのがオフ会の良さですから違和感もないし楽しめますね。
会話の擦り合わせもリアルなのであれこれ盛り上がれますし(笑)
>あるオフ会で同じロットの国内盤で音が違うという体験をしました。
こうなると、良いものに当たることを祈るしかないのかもしれません。
特にアナログは1枚1枚で音が違うのが当たり前の世界みたいです。
バズケロも何組か同じレコードをうっかり(笑)持っていますが、全部微妙に違う音しますもの...
世の中凝り性の方で、お気に入りのCDはダースで仕入れ、ベストの1枚を選び出すという強者もいらっしゃいますしね。
自分でコントロール出来ないことは運任せでしょう!
いい音源にも出会えるのでオフ会も交流も楽しいですね。
では、では
byバズケロ at2022-01-04 12:32
-
CENYAさん
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ヒジヤンさんは「部屋を楽器のように鳴らす」名人です。
音響でブーミーだった環境を逆に魅力に変えてしまった程ですから、その過程たるやオーディオでここまでやるか?!と思えるおバカなエピソード満載なのです。
CENYAさんもメインは鮮度バリバリの直接音重視の音作りなのでしょうね。
新しいエロナーデさんは加えて広がりを併設するようなアプローチだし、マルチチャンネルだし、色々発展性が幅広いから夢がありますね。
ヒジヤンサウンドはJBL部屋とは両極のアプローチ。
バズケロが青鬼ならヒジヤンさんは赤鬼で...鬼に違いはないのだが...カラーが違う(笑)
チャンスがあるのでしたら、先ずはCENYAさんからヒジヤンさん宅を訪問して聴かせてもらうのも色々な意味で成長の手助けになるのではないかな?!
CENYAさんは音響にも興味を持って取り組まれているので響くことも多いと思います。
バズケロも新CENYAサウンドを体験できれば嬉しいですね!
では、では
byバズケロ at2022-01-04 13:03
-
バズケロさん、あけましておめでとうございます。
こちらは今年も自宅にて引きこもって仕事、
其れが終わったら即オーディオという日々が続きそうです。
今年こそは相互交流したですね。
特にバズケロさんの鉄砲をあらためたいと関所にて丹念にオーディオを調整して待っております。
コロナも感染は強くなりましたが、重症化は逆に少なくなった?というのであと少しの我慢でしょうか?
また其方のオーディオ散歩道もお邪魔したいと思います。
今年も宜しくお願いはします。
byニッキー at2022-01-05 20:42
-
ニッキーさん
明けましておめでとうございます。
ご自宅でリモートワークですか!
オンオフの切り替えも大変でしょうが、通勤時間が節約できるのも良いですね。
しかしジワジワと感染者数も増えてきました。
少しずつアクティブな行動が取りにくい状況へとなっていますね。
早く落ち着ける世の中になって欲しいですが、休日引きこもれるオーディオ趣味は比較的安心して楽しめますが、遠距離オフ会はもう少し様子見するしかないようです。
今はもう少し自分の音を見つめる時かな?!と思っています。
色々と変化があったばかりなので、じっくり聴き込む時間も欲しいですしね。
こんなご時世ですが音楽もオーディオも楽しみましょう。
では、では
byバズケロ at2022-01-05 21:30
-
バズケロさん
初めまして。軽男GT4と申します。
以前よりお気に入り登録いただきましてありがとうございます。
今回初めてコメントさせていただきます。
昨年よりPhile Webに登録いたしまして、いろいろな方の日記を参考になせていただいており、B&W使いとのことで、聴いたことはありませんが個人的にヒジヤンさんの実践されている音が私の理想の音だろうと思い、いろいろ挑戦させていただいておりますが、拙宅が2階ということもあり、床下に潜ることもできず(笑)
そんなこんなで取り敢えず自分的には満足できる音を作り上げましたが、Auro3Dさんの影響でサラウンドも再開したいと思うようになり、どうしても今の部屋ではそれは難しそう…。
で、前置きが長くなりましたが、今年から自宅の作業場を改築し、オーディオルームを作る決心をしました!
当然、そんなにお金はないので自分でできるところは自分で、と考えておりますが、ここで本題です。
>土間ベタ床は強い音が出やすいですが、豊かな低域は出しにくい。
土間に直根太を挟み床板の目をリスナーに向けて貼るのが強く豊かな低域を出しやすい。
床板の目をリスナーに向けるというのは、板材の年輪の部分をリスナーに向けるということでよろしいでしょうか?
by軽男GT4 at2022-01-16 21:12
-
軽男GT4さん
初めまして!レスありがとうございます。
オーディオルームを作るということでおめでとうございます。
直近の日記も拝見しましたが、本レスでのご質問はこちらで回答いたします。
>床板の目をリスナーに向けるというのは、板材の年輪の部分をリスナーに向けるということでよろしいでしょうか?
違います。
板の長手方向をスピーカーからリスナーに向けて貼るということです。
床振動は板の長手方向に向けて伝場しますので。
スピーカー設置位置付近の根太は通常よりも密に入れ、その他の床は通常の密度で良いかと。
床の縁切りはスピーカー設置場所よりも、機器類ラック類設置場所に限った縁切りの方が良いと思います。
その上で機器類エリアの床下は土間床構造が良いかと。
土間のセメントを立ち上げて、表面に薄っすら砂を入れて湿気防止のシートを敷くことでガチ水平面が作れます。
その上に合板+薄手のゴムシート+床板と張り込んで見るのが良いと思っていますが、如何でしょう?!
色々とご自身で取り組まれるご様子。
楽しさに溢れていますね!
では、では
byバズケロ at2022-01-17 14:32
-
バズケロさん
いろいろ教えていただきありがとうございます!
根太の貼り方や、縁切りまで教えていただけるとは!
たくさんのアイデア大変勉強になります。
早速メモしました(笑)
スピーカーの低音を床に伝搬させるなら縁切っちゃダメですよね(笑)
相談させていただいて良かったです。
by軽男GT4 at2022-01-17 22:07