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WAVとAIFFで音が違う理由と確認
ネットプレーヤ再生で、非圧縮音源の「WAVとAIFF」で音が違う話を聞きます。その理由(個人的な推定)です。 ◆リトルエンディアン 解説はこちらです。 >数値をメモリーに書き込む際の順番(バイトオーダー)規約の一つ。 >下位→上位に数値を格納する。Intel系プロセッサー(x86)やDECのAlphaがこれを採用している。 >例えば、0x12345678をメモリーに格納した場合、8ビット毎に区切り、逆順に0x78 0x56 0x34 0x12の順でストアされる。 WAV音源はリトルエンディアンです。 ◆ビッグエンディアン 解説はこちら です。 >上位→下位と数値を格納する。Motorola系プロセッサー(MC680x0)や、ルネサスのSuperH、SunのSPARCなどがこれを採用している。 >例えば、0x12345678をメモリーに格納する場合、8ビット毎に区切り、0x12 0x34 0x56 0x78の順にストアされる。 AIFFはビッグエンディアンです。 ◆音が違う理由 Intel系プロセッサーで AIFFを再生する場合 ビッグエンディアン > リトルエンディアン に変換する処理が行われます。これがWAVとAIFFの音質の違いの理由です。 逆にいえば CPUがビッグエンディアン系であれば AIFFは変換が無く、逆にWAV音源のほうで エンディアン変換処理が 発生します。 CPUのエンディアンと、WAV/AIFFのエンディアンとの相性と思えば良いですね。 ◆PS:WAVとAIFFでどう音質が違うと感じるか?(知り合いのコメント) 知り合い3名がWAVとAIFFの音の違いを確認しています。もちろん信用しています。以下知り合いの音質コメントソースURLです。 http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6151502&page=10&id=74465658 > [460] 2014年09月05日 15:48 >LINNユーザー(MAJIK DSM)ですが、WAVがいちばん音がいいのは、はっきり分かります。 WAV、AIFF、FLAC無圧縮の3つを聴き比べると、同じ無圧縮なのにWAVが一歩リードしてます。 AIFF、FLAC無圧縮、FLAC圧縮、アップル・ロスレスは、聴き比べてもほとんど差が分かりません(私のシステムでは)。 ただ、3つを連続して聴き比べると分かるのですが、FLAC単独でも十分にいい音なので、タグ情報の便利さを優先してFLAC無圧縮でリッピングしています。 オーディオ好きな方なら、この薄いベール1枚の差は大きなものなのでしょうが、私は音楽マニアなので(そして面倒くさがり屋)、ケーブルやセッティングやアクセサリーにも手を出していません。 ◆自宅確認 マランツNA11S1はAIFFサポートしていませんが、パイオニアN50N70がAIFFサポートしていたので、自分でもやってみました。パイオニア N50 USBメモリー再生でWAVとAIFF 比較しました。CDリッピング音源です。 接続は N50 > 同軸デジタル > NA11S1 です。 確かに違います、WAVのほうが陰影感がありますね。音の微妙な強弱が出ます。小さな違いですが、じっくり聴くと分かりますね。音源によっては分からない違いは分からないでしょう。 この音の違いを知ってしまうと、やはりうちではWAVを使いたくなりますね。 (好みの問題です。) ◆追記1 マランツのNA-11S1がサポートする?しない?という話は USBDAC以外の話です。NAS再生、USBメモリー再生にてAIFFをサポートしていません。 USBDACの場合は、接続する上位のPCの再生ソフト側でAIFFをサポートするしない という表現をします。 ◆追記2 関連する似た話です。 >中島美嘉の新ハイレゾアルバムもWAVとFlacで音が違う理由は http://community.phileweb.com/mypage/entry/3685/20141110/44948/ ◆追記3:TCP/IP通信でのエンディアン http://ja.wikipedia.org/wiki/エンディアン >TCP/IPネットワークでは、エンディアンの異なるコンピュータ間での通信を可能とするため、パケットなどに含まれる多バイトデータはビッグエンディアンに統一することと決められている。これをネットワークバイトオーダという。これに対し、それぞれのコンピュータ上でのエンディアンのことをホストバイトオーダという。 http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0304/04/news001_2.html >ネットワークを通じてパケットを送信する場合、その内部にはバイナリのデータが含まれるのが普通である。例えば先にあげたIPヘッダ中にも、IPアドレスやデータ長、フラグメント・オフセットなど、さまざまなバイナリのデータ・フィールドが含まれている。これらのバイナリ・データをネットワークを使って送信する場合、その「バイト・オーダー(byte order)」をどのようにするかということはあらかじめ決めておかなければ、正しくデータをやり取りすることはできない。 TCP/IPのヘッダー情報はビッグエンディアンバイトオーダーで並べられます。ヘッダ部分のIPアドレスなどの情報はCPU機種によってエンディアン変換されますが、通信のお荷物部分は、そのまます通りします。 知人がパイオニアN30で、USBメモリー再生、NAS再生 いずれもWAVとAIFFで音が違うといっていた話と合います。 ◆PS4 「AIFF エンディアン」で検索すると yamamoto2002 さんの日記にHITしました。 http://community.phileweb.com/mypage/entry/2721/20100924/20718/ >WASAPIはリトルエンディアンなので、WAVファイルのほうが読み込み処理が軽い。 同じ BITパーフェクトデータでも エンディアンの違いで負荷が変わる実例日記ですね。
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yamamoto2002 さん こんにちは。コメントありがとうございます。 それにしてもお詳しいですね。私が かなり昔 現役で開発していた時は リトルエンディアンCPUのみ使ってまして、あまり意識していなかったというのが正直なところです。お恥ずかしいかぎりです。 検索してHITした日記が6年近く前の2010年でびっくりしました。このころから、WAVとAIFFの処理負荷の違いを実感されていたのですね。 また色々とアドレスよろしくお願いします。
byYongJoon at2015-03-13 21:48
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