日記
キエフの勇士の門(キエフの大門)
2022年03月13日
久しぶりにイリーナ・メジューエワの展覧会の絵を聴きました。ライブ版です。

終曲はキエフの勇士の門(キエフの大門)。
壮大なエンディング。メジューエワさんの演奏はきゃしゃに見える姿からは想像がつかないくらいの力強さです。
なぜこの曲を今ということですが、昨日、朝日新聞の読者の投稿で最近彼女が行ったコンサートのことが載っていたからです。
モーツァルトのコンサートだったようですが、冒頭ウクライナの侵攻停止への願いと犠牲者の祈りを込め、3分間の黙とう時間が設けられ、最後のアンコールの前には彼女の日本語でのスピーチがあったとのこと。
「同じロシア人として恥ずかしく、ウクライナの人に申し訳なくて…」
彼女の生活の基盤は今は日本にあります。国籍ももしかするとロシアを離れているのかもしれません。
でもそうだとしてもその思いと発言の勇気は並大抵のものではないと感じています。
感動しました。
改めて展覧会の絵を聴いて涙がこぼれました。
だいぶ前にみなとみらいで生で聴いたことがありますが、その時の演奏も思い出されます。
どうかウクライナの人々が望むような形の平和が早く訪れますように…
この日記にコメントをいただいても私にはレスできそうもありません。
どうぞお許しください。
レス一覧
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私もこの曲は大好きなのですが、今月初頭にNHKが放送した、フォーレ四重奏団のピアノ四重奏バージョンはとっても良かったです。
「キエフの大門」はおっしゃる通り今(文字通り)世界中の懸念が集まるところで、クラシック音楽をこんなふうに戦火と結びつけて聴きたくはないですよね。一方で、私は50カ国近く訪れている中で、ウクライナという国には行ったことがなかったのですが、今回の一件が収まり、平和になったらぜひ行ってみたいと思うようになりました。
「キエフの大門」をぜひ見たいです。
by元住ブレーメン at2022-03-16 19:42
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元住ブレーメンさん、
ありがとうございました。
ピアノ四重奏バージョンというのがあるのですね。
「キエフの大門」は1200年代ころに壊されて再建されたのは40年ほど前だったとどこかで読んだ気がします。
50か国近くの国を訪問されたというのはすごいですね。
私はウクライナに一番近づいたのはトランジットの半日観光で訪れたポーランドのワルシャワと出張で寄ったハンガリーのブダペストだったと思います。ヨーロッパは意外に狭い地域なので隣国はもちろん周辺国でも気が気でない思いでいると思います。
「平和」を祈っています。
byK&K at2022-03-17 17:05