おいけ
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大阪在住の30代至って普通の男です。 いろんなジャンル(クラシックからデスメタルまで)の音楽をリビングオーディオで楽しんでおります。 自作がメインとなりつつあります。 よろしくお願いいた…

マイルーム

リビング占領中
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
LINN MAJIK DS-Iを中心としたシステムです。 2014年の末にスピーカーをPIEGAに変更し、縦置配置から横置配置へと変更いたしました。 before after
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日記

結局全バラ。ターンテーブルの静と動

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2019年02月19日

昨年夏に手に入れたヤマハYP-600。

もはや書いてる本人すら前回の日記で何を書いたかうろ覚え状態。放置をお許しください(°▽°)

使い出してやはり気になったのはモーターの振動です。



76年製の本機。この時代では定番のシンクロナスモーターが取り付けられています。
一応ゴムでメインシャーシから浮かせてはいますが、アクリルカバーに耳を当てると心地良い低周波を感じる事が出来ます。
ここは想定内。以前使っていたPro-jectにも移植した小型DCモーターをこのプレーヤーにも移植してしまいます。インナープラッター径が異なるので抵抗の係数の変更も行います。



ただし、1つ変化点があります。
YP-600のアーム操作レバーは電源のON/OFFも兼ねているため、これを生かそうと思いACアダプターも本体に仕込んでしまいました。
ハムを拾わないか?と心配しましたが杞憂に終わりました。

ところが回転が安定しません。
以前のプレーヤーよりもプラッターがかなり重くなった事も原因かと思い、モーターのトルク制御抵抗値を触りますがパッとしません。
あれやこれやと原因を探った結果、制御ICが怪しいとなりました。が、使用していたAN6652は単体での販売先を見つけられず。同様の回路構造を持ったIC、ロームBA6220を見つけ交換しました。これだとOPアンプと同じ形状なので交換も容易かつ装着時にハンダの熱が加わる心配もありません。



ちなみにトルク制御抵抗値Rt=モーターの直流抵抗×17で行ってます。
本体の回転調整VRも時代物でしたので新しい物に交換。こちらは東コスの10回転タイプ。より細かく制御したいとの思いからです。



モーター自体はあえて2点設置。フラフラしやすいモーターを下から支える構造にする事で本体に振動を伝え難いように心掛けました。

こうする事でかなり出てくる音も静かさが増すものですから面白いですね!



以前より使ってみたいな〜と指を咥えていた物があります。
TON2さん亭のリニアプレーヤーに使われていたピュアストレートアームです。
ですが、ろくに針すら買えないお財布事情には高嶺の花。何とかならんだろうか?

そう思っていたらYP-600の純正アームを改造してストレート化されている方を見つけたのです!すぐに情報交換していただき実行に移しました。



アームを分解するのですが、かれこれ40年間くっ付いていた部品達。どうも離れるのが嫌なご様子でした。各パーツは改造にも使用したいので壊したくはない訳です。
ネジを外し接続部をバーナーで少し炙りながらこじると簡単に外れました。
接着剤でついてるだけだったんですね。



お次はストレーパイプ。支点部分に刺さる内径に合わせてΦ9.5ステンパイプを使いました。これにコレクト、アースと固定ネジ用のピンを嵌め込むのですが少しサイズが合いません。手持ちの電動ドリルにパイプを咥えさせてリューターで研磨してサイズに合わせて行きました。この時ほど旋盤が欲しくなった事は無かった(^∇^)



全てを組み上げたら本体とマリアージュさせます。
今回のストレートアームはアンダーハング17mmで計算し作成致しました。
YP-600の実効長が206mmと短いが故、結果アームの有効長は189mmとベリーショートです。
短い=トラッキングエラーも大きいとなります。果たして大丈夫なんだろうか( ̄∀ ̄)





S字やJ型をお使いの方には衝撃的なトラッキング角だと思います。
私も1発目針を落とすのが怖くて、針も盤も壊れても良い物を持って来てトライした程。ですが、その音に衝撃を受けました。
今までパッとしなかったAT32E、さっぱり鳴ってくれなかったコリンデイビスのベト4。不遇の扱いを受けていた者同士の仇討ちとばかりの快演ではないですか!
今までのアームとの違いは低域の明瞭感と音楽が動的に鳴るように変わったこと。
嬉しい誤算は盤を選ばず音楽を聴かせてくれるようになりました。

同時に問題点も。
当時¥59800で売られていた本機。フローティング機構を取り入れたりとかなりコストがかかった反動か、アームの出来がイマイチと感じます。
スラスト軸受にはベアリングが使われていますが、そのベアリングとシャフト径の公差が甘くそこでガタを起こしているのです。
これには閉口してしまいました。のでお次はしっかりしたアームを入手して改造したいと企んでおります。
フローティングプレーヤー故にアームの取付け位置が自由きかないのも辛いです。
出てくる音自体は歪んだりしていないものの、やはり外周部のトラッキングエラーの大きさはやはり気になります。せめて実効長220mmは欲しいなぁと。

とは言え、今までとは別物の音楽を聴かせてくれるようになったYP-600を早々に見切るつもりは御座いません。



モーターを変えてから良い雰囲気で鳴っていたECM。アームを変える事でただ静かな音楽でなく、動的なベースに支えられていたのだと気付かされました。

完成品で楽しむも良し、改造してオモチャ感覚で楽しむも良し。
アナログの沼地のほとりに私も立てたのでは?と感じております。

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レス一覧

  1. 今晩は

    先日、トーレンスのフローティングのプレーヤーを聞く機会がありまして、Pro-jectの初心者向けとはちがう低音の出方に驚きました。やっぱり古くても、こっちのほうが愉しい音がするな~と。

    トルド・グスタフセン・トリオの最近作もフローティングのプレーヤーだとおっしゃるような「動的なベース」がリアルに感じられるんだろうな~。。。そんなことを今回の日記を拝見してて思ってしまいました。

    byゲオルグ at2019-02-19 23:16

  2. おいけさん
    今晩は〜

    グルグル楽しまれているご様子で嬉しいね!

    モーターのフロート化はS/Nにモロに効いたと思います。
    ハーベス部屋では気にならなかったモーター振動でしたが、JBL部屋の突き詰めたS/N環境ではトーレンスのモーターの振動が僅かながら音に出る...一度気になりだすと我慢ならない...で、バズケロもフロート化してみて驚きの静けさでした!
    加えてメカニカルなアーシングも見事ですね〜
    かっこいいです。

    それにしても驚いたのはショートアームの短さ!
    キレの良い音なんでしょうね!
    聴いてみたい〜〜〜

    アナログってめっちゃ遊べるので、楽しいですよね!

    では、では

    byバズケロ at2019-02-19 23:33

  3. ゲオルグさん、こんばんは。

    レスありがとうございます!
    聴き比べる事で初めて気が付く訳ですが、そこが新たなスタートラインにもなり得ます。私の場合はLP12との比較でしたがやはり低域の出方に違いを感じてしまいました。
    pro-jectのプレーヤーは静かなんです。が同時に失ってしまう部分があると今のプレーヤーを使う事で気付いてしまいました。アームがその原因かと思います。

    ECMって静かな音楽が多いので雰囲気で聴いてしまいがちです。
    ですが、その中にある魔性を感じれるか?で作品の見え方が全く変わっちゃうんですよね。
    アナログではありませんが、Mats Eilertsenの新譜は驚異的な低域の入ったオーディオ的悦楽を感じれる名作ですよ!是非ともお試しあれっ!

    byおいけ at2019-02-20 01:27

  4. バズケロさん、こんばんは。

    レスありがとうございます!
    私もすっかりグルグル病患者ですね(°▽°)
    モーターのフロートはpro-jectで学んだ事の進化版です。
    ただ単にゴムを介しただけでは振動の逃げ道は無い訳です。
    逃げやすい別ルートをこさえてやると喜んでエネルギーはそちらに向かって行くんですね。

    アームは作ってる最中から「コレ本当に大丈夫やろか?」と不安で不安で(´;Д;`)ただ、リジッドフロートの7インチの存在が私を勇気づけてくれました。同じ発想の既製品にこんなサイズがあるんだから!と。
    ショートストレートアームのダイレクト感を味わってしまうと元に戻したいとは全く思えませんね!フローティングベルトプレーヤーでダイレクト感って書くとどっちやねん!と突っ込まれそうですけど(^∇^)

    <聴いてみたい〜〜〜

    是非是非聴きに来てやって下さい!って書くは易し、300kmの現実はキツイ( ̄^ ̄)ゞ私もいつかバズケロさんの音楽を聴きに行きたいものです!

    byおいけ at2019-02-20 01:39

  5. おいけさん
    今晩は

    再レスお許しください。
    Mats Eilertsenの新譜、ストリーミングで聞いてきました。グスタフセンと近い人なんですね。音の傾向もよく似てますが、低域がおっしゃるように魅力的ですな~。これはアナログで聞いてみたいと思い、この人のアナログが出てないか探したら、Jo David Meyer Lysneという若手ギタリストとのデュオが一昨年出ていて、なかなか面白かったので注文してしまいました。。。ECMからではありませんが、超低域入ってますよ!それにパット・メセニーとチャーリー・ヘイデンのようなテイストの曲も入っていましたので、愉しみです。
    ご紹介ありがとうございました!

    byゲオルグ at2019-02-20 21:14

  6. ゲオルグさん、こんにちは。

    お聴きになられましたか(^∇^)トルドグスタフセンの世界と少し思考が違うところが気に入ってます。

    ってアナログもありましたか?!これは私もゲットせねばです(°▽°)
    むしろ情報ありがとうございます!

    byおいけ at2019-02-21 15:15

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