日記
Luxman PD-171ALでOrtofon SPUを鳴らす(序)
2018年03月06日
今日は啓蟄。激しい嵐が過ぎて春がやってきました。
さて、実家を整理したときに大量に出てきた、父の遺品と私の少年時代の思い出のアナログレコードを久々に楽しもうと、レコードプレーヤーを購入しました。当時の少年にはとても手が出なかった(価値も解らなかった)SPUを、一生に一度くらい使ってみたい!ということで、カートリッジはOrtofon SPU Synergyに決定。そのためにLuxman PD-171AL(アームレスプレーヤー),OPPD-AB5(アームベース)、Ortofon RS-212D(トーンアーム)を 購入しました。
中古の良い出物を見つけたので、組み上がった形で家にやってきました。SPUはトーンアームに付けるだけで、ハングオフなど細かい調整はできませんから、ゼロバランス、針圧、アンチスケーティングだけ説明書のとおりやって、そのまま聴いておりました。何しろ、35年ぶりくらいのアナログなので、感銘しきり。
しかし、中にはピアノの強奏でビビリ音が出るレコードがあります。これはどうしたものかとOrtofonに問い合わせました。すると、それはカートリッジのトラッキングアングルとレコード盤との相性のせいで、基本的にはどうしようもない、もしかすると、(アームの水平を保ったまま)アームの高さを変えると直るかも、と懇切丁寧ながらもつれない返事。そこで、アーム取り付けから見直すことにしました。
この組み合わせで検索すると、いくつか例が出てきて、どうやらみなさん苦労している様子です。きっと他にも苦労しておられる方がいらっしゃるでしょうから、私の調整の結果もここに記すことにして、どなたかのお役に立てればと思います。
前置きだけで長くなっちゃいました。調整の実際は次の日記にまわします、すみません。