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ヒューズの考察
題名の通り、ヒューズの吟味。 サーキットプロテクタの日幸電機 IBP-1が使い物にならなくなったため、ヒューズに回帰。 にしても、たかがヒューズでこの値段の高さは何とかならんものか? これら電源アクセサリーにありがちな、「LOADとLINEを合わせろ=方向性を合わせろ」というのも、やれと言うのだから一応やってみる。大して変わらないとは思うけど。 画像1枚目は、ISOCLEAN-POWERのヒューズ。比較用にクライオヒューズとノーマル。 クライオヒューズは、なんか付帯音が強い印象。使っていくと多少はおとなしくなるが・・・ ISOCLEAN-POWERは、劣化前のIBP-1には負けるが、押し出しの強い音。音が前に出てくる感じ。ジャズなんかには良いんじゃないだろうか。 でも、私はこういう音質は好きじゃないので却下。だって、ジャズを聴かないモンね。 画像2枚目は、フルテックヒューズ。 付けた直後の音質は、まあ烈火の如く?酷い音。言っちゃえば、ノーマルヒューズより酷い。 極めてナローレンジで、低音もモコモコ。こんなので3000円以上!!ふざけるな!!と思いきや、電源入れっぱで10日も経つと変化がでてくる。 音質はワイドレンジ、低音はISOCLEAN-POWERに若干負けるが、情報量が多い。 だけど、システムによってはヴォーカルのサ行、ヴァイオリンの高い音が気になるかも? IBP-1もそうだけど、電源アクセは付けた直後の音は結構酷い音の物が多いので、根気が必要。 音質評価: IBP-1>>フルテックヒューズ>ISOCLEAN-POWER>>>クライオヒューズ 音質的にはIBP-1は1番良いが、何せ接点の劣化が激しい。 調べてみたら、接点は銀製だとか。銀は銅より電気伝導率が高いのは周知の事実だが、Zippoのライターもそうだけど、銀は空気中で酸化する。 オーディオ機器に多用される、高見澤社(富士通コンポーネント)のリレーも銀接点だが、あちらは完全密閉式。IBP-1はトグルスイッチの隙間から空気が入る構造。 どうしてもIBP-1に戻りたければ、バラしてLOAD側の接点を外して無電解金メッキをする手もあるが、さてさて・・・・ さて本題。 一番難易度が高い、LUXMANのプリアンプC-800fの異常に多いヒューズを交換 画像3枚目の右側が電源部。AC/DC整流回路だけで、主電源部に2本、音声信号回路用に2本、コントロール系に2本の計6本。 実はこの基板の下に電源トランス用のヒューズもあるが、ご対面するには筐体自体を本格的に分解しないといけないので撤収。 っていうか、エソテリックもそうだけど、このクラスって非常に整備性が悪い。 SONYのSCD-XA5400ESなんて、ボンネット開けて30秒足らずでドライブ(トラヴァースユニット)をバラバラに出来る整備性の良さ。まあ、それだけ中身スカスカとも言えるが・・・・
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