日記
ベストバイや評判は当てにならない?
2014年09月26日
リスニングチェアを一新したことで、変わってしまったのがスピーカーユニットと耳の高さの関係。
以前のチェアよりも、座高が2cmばかり高くなっているので、スピーカー用ボードを敷くか、床自体を嵩上げするか、チェアの足を低い物に変えるか、という選択肢に迷った挙句、ボードを導入することとなった。
現行で使用中のオーディオボードというと、KRIPTON製のAB-3000、ABA製のS50というマグネシウムとロシアンバーチ天然木ハイブリッドの双方であるが、残念ながら同サイズを複数枚所持していないので試すことが出来ない。
オーディオラックの板材のように、お約束?のウォールナット無垢材を敷こうと思ったが、如何せん、天然木というのはどうしても微妙な反りが生まれたり、平面平滑性が悪いことがあるので、私のスピーカーのように中級程度(30kg)の重さの物は、板材ごと床に重さで馴染ませることが非常に難しい。
ということで、平面平滑性に優れている(と思われる)既製品のボード導入ということになった。
私が普段お世話になっているのが、木曾工業のfo'Qという制振シート、インシュレーターであるが、ボードが販売されているのは知ってはいたが、導入には躊躇していた。
何故なら、使用レビューや評判があまり良くなく、ネット徘徊していても、あまり導入している様子を見かけない。
ところが、今回はリスニングチェアに無謀なダイブ!!の勢いの余波?で、fo'Qのボードである、AB-4045を2枚導入。というか、レッドカーペット的な真っ赤な色に惹かれただけ(爆)


スピーカーの下に敷くのはセッティングやり直しで面倒なので、とりあえずは一番軽いクロックジェネレーターの下に敷いてみる。。。。。が・・・・・既にfo'Qのインシュレーターを使用しているせいか、効果がほとんどプラシーボ程度w
意気消沈して、さらにヤル気が下方修正になるものの、重い腰を上げてスピーカー下へセッティング。平面性は2枚とも問題なし。
ちなみに、AB-4045近辺の環境はこんな感じ。
スピーカー
↑
チタンM8ロングボルト
↑
J1 Project三角コーン(M8ネジ)
↑
タングステン スパイク受けインシュレーター
↑
ABA メタルフォースβ
↑
ABA メタルスペンサーL
↑
AB-4045付属のfo'Q制振シート
↑
fo'Q AB-4045
↑
50mm厚MDF合板突き板仕上げ
↑
80mm厚MDF床材
↑
10cm角根太
↑
鉄筋
↑
コンクリート基礎

プラスティックハンマーで微妙な修正をした後、音出し・・・・・・・キンキンカンカン!!・・・・ぐぉっ!!何だこの音は???
今までの「高音の歪み対策」を全て帳消しどころか、上乗せするようなシャリシャリを通り過ぎたキンカン音。ヲイヲイ、「fo'Qを使うと音が大人しくなる」と言ったのは一体誰ダヨー??(泣)
いやいやいや、待て待て待て!・・・以前から感じていたが、「fo'Qの設置直後と数日経過した音質はかなり違っている」という事があるため、一晩放置。でもって、朝から試聴。
ところがドッコイ。低音がズシーン!!高域がスーッと延びて、昨日の音質は何処へやら?何コレ?状態。
欲を言えば、微妙に高域に違和感が残っているが、あと数日で変化するか期待したいところ。fo'Qは樹脂製?のようだから、重さで凹んで安定するまでに音質が変化するのではないか?と推測。
にしても、スピーカーを今のよりもデカイ、ソナスファベールとか、TADとかにしたら、このボードは使えなくなる訳で・・・・・
木曾工業さん、もっと大きいボードを作ってください。。。。とアンケート葉書に要望を書いておいた。
とりあえず、スピーカー買い換えたら、このボードはラックの中に投入かな。
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過去記事検索より。へっぽこハム太郎様の記事はどれも素晴らしく、興味深く拝見させて頂きました。この記事は特に今の私の悩みポイントに近く、大変参考になりました。情報ありがとうございます。
byhigh speed at2018-04-01 21:54
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