日記
Blu-ray Audio Disk の高品位再生について(2)
2017年01月15日
2014年6月に同じタイトルで投稿したことがあります。
Panasonicの最新のブルーレイディスクレコーダー/プレーヤーの最上位機種、DMR-UBZ1で、Blu-ray Audio Diskからハイレゾの音楽データを出力できるか調べてみました。
本機には光デジタル音声出力と同軸デジタル音声出力があります。
そして、出力される音声のサンプリング周波数について、変換「入」、変換「切」の選択が可能になっています。変換「切」を選択すれば、96kHzないし192kHzの元データがそのまま出力されると期待しました。
しかし、メーカーに問い合わせたところ、
「Blu-ray Audio Diskに著作権保護処理がされている場合は、変換「切」を選択しても、48kHzに変換される」仕様になっているそうです。
最近、少しずつ販売されている輸入盤Blu-ray Audio Diskには、著作権保護処理がされているのでしょうか?
ハイエンドDACに接続して高品位再生することはできないのでしょうか?
レス一覧
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光デジタル音声出や同軸デジタル音声出力だと
著作権保護が働かずに、データを吸い出される可能性があるからかな?
HDMIだったら暗号化されているので
ビットストリームで再生できるのでは?
と思いますが、私も実機でテストしたことはないので何ともいえません。
byHermitage at2017-01-15 12:03
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レスありがとうございます。
「HDMI→SPDIF」、「HDMI splitter」などで検索すると、変換アダプターがいくつか販売されていることがわかります。いずれも2000円から4000円程度のチープな商品です。こうした変換アダプターを使えば、96kHzないし192kHzの元データをDACに入力できるのでしょうか?
どなたか、実際にやっている方がいれば、教えてください。
byshostakopovich at2017-01-15 12:38
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shostakopovichさん、はじめまして
ラトックのREX-HDSW31Aという光デジタル出力付HDMIセレクターを所有しています。通常のHDMIセレクターとして使っているため、ハイサンプルは確認したことはありませんが、96/192kHz 24bitで音が出ることを確認したとの報告もあるようです。
http://joshinweb.jp/av/7402/4949090400528.html#reviewJump
(ページ下のレビューに書いてます)
byバーガンディミスト at2017-01-15 13:38
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バーガンディミストさん、レスありがとうございます。
HDMIセレクターを使えば、96/192kHz 24bitの出力はできそうですが、ノイズのない、クリーンな音が得られるかどうかは別問題のようですね。BDプレーヤーDMR-UBZ1の内蔵DACで変換された音をアナログで出力する方が素直で聴きやすい音なのかもしれませんね。
byshostakopovich at2017-01-15 14:30
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shostakopovichさん
音質重視の方向であれば、ダウンロード配信のハイレゾファイルのほうが好ましいように思います。Blueray-Audioと同じ音源があればの話になりますが。。。メッセージのほうもご覧ください。
byバーガンディミスト at2017-01-15 14:43
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こんにちヮ! アコスです。
なかなか難しい問題ですね。
BDは、物凄いポテンシャルを持ってる媒体であり、それに合わせてレコーダーでもあり家電品でもあります。 TVとBDレコーダーがあればBD-Audioは手軽に再生が出来ます。
この関係が以前に登場したSACDやDVD-Audioとは大きな違いですね。 配信等のハイレゾと言われてる物に近い立場ですね。
SACD(こっちは現役ですが)やDVD-Audioは完結させてアナログを出力させていた物であり、各モデルも「専用」に近い物であり高価な物でした。
BD機器に関してはDVD時代に有った様な気合の入った機器は存在していません。 まぁ-無くはないのですが・・ BDをより生かそうと考えられたモデルは少ないですネ。 BDはHDMIでガチガチに守られてる様な規格です。 HDMIであれば逆に何でも出来る、安物さえ出来てしまう規格なのです。
現時点でBD-Audioを最大に生かすには、高品位なプレーヤーの選択がベターでしょうね。 と言っても選択肢はないに等しいです。 個人的な思いではレコーダーでは問題外(笑) UBZ1は良く出来てるモデルでしょうが ①レコーダーである ②UHDBDを再生出来る 高価になるには理由があると思われます (笑) バランスアナログ出力搭載など一見高品位なモデルでしょうが、世間で言うところの「ハイレゾ」の様なモノで(笑)ソース(ソフト)が立派でも、それを引き出すのは基礎体力だと思うんですよね。 回転系があれば、躯体の影響は絶大ですし、出来るだけと、引き出すと言う事は違うと思いますよ。
syostakopovichさんはCDを聴く為だけでも10万を超えるモデルを使用されていますよね。 この感性をお持ちならBD再生機として15万20万イヤそれ以上の選択はアリだと思いますよ。 例えデジタル信号がフルで引き出せ、フルでコンバート出来たとしても、元々の体力は躯体や価格に現れるものですよ(笑)
アコス…。
byアコスの住人 at2017-01-15 22:35
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アコスの住人様
前回(2014年6月)と同様、正鵠を射たコメントを頂き、ありがとうございます。
私はBDプレーヤーもハイエンドDACも持っていないのですが、
カラヤン指揮の「ボエーム」と「蝶々夫人」のBlu-ray Audio Discが発売され、聞いてみたくなったというのが、今回の投稿のきっかけです。
やはり、ソフト、ハードともにCDの優位性は当分続きそうです。
こころを動かされる数枚のBlu-ray Audio Discのために新たな装置を導入するのは、結局、今回もまた見送りになりそうです。
byshostakopovich at2017-01-16 09:03
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プレイヤーからのHDMI出力をサンワのHDMIセレクター400-SW015で
受ければ、同軸または光から96kHの音声信号を出すことができます。
oppoのBDP-105DJPのHDMI2を音声専用に設定して400-SW015につなぎ、
デジタル出力をベリンガーのSRC2496に入れて、96kHzが出ていることを
確認しました。
このデジタル音声信号の品質がどのようなものか(ジッターなど)
いささか不安があるので、ifi-AudioのSPDIF iPurifierを通して
DACにつないでいます。
by801A at2017-01-16 11:49
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801A様
具体的かつ貴重な情報をご提供頂き、ありがとうございました。
高品位で純粋な音を聴くのが目的なのに、デジタルデータが複数の端子や余計な回路を経由するのは、なんとなく、「よい心もちがしない」ので気が進みません。
オーディオ専門メーカが、それなりのBDプレーヤーを開発するのを気長に待つことにします。
byshostakopovich at2017-01-16 14:53