ゲオルグ
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Musical Fidelity A1とHarbethのスピーカーのマッチングに魅せられて、オーディオに深入りすることになりました。日記の頻繁な更新には自信がありませんが、少しずつ製品コメントもアップ…

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3つの部屋に各セットをこしらえてます。
3つの部屋に各セットをこしらえてます。
3つの部屋に以下のセットをこしらえてます。  〔自室:和室8畳〕  ★セット1 HARBETH HL-K6(スピーカー) LUXMAN C-600f(プリアンプ) LUXMAN LXV-…
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日記

久々のオーディオあれこれ日記:フローリングとスーパートゥイーター篇

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2019年07月20日

梅雨末期のじめーっとした空気が肌にまとわりつく
そんな季節となりましたが、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
私はこの梅雨の雨の止み間をとらえて
ウォーキングを40分ぐらいするのが最近の日課となっています。
このじとじと空気を、逆に体いっぱいに浴びてみようかぐらいの
あまのじゃくな気持ちで始めたのですが
意外にハマってしまったのは、
散歩コースの森の木々の葉っぱたちの様子を
目にする愉しみを知ったからでした。
この時期、若葉の緑が深まり、
それらが雨露を置いたあとの、てらてらとした銀色っぽい輝きが
何とも言えない快さをもたらしてくれるのです。
やはり日本の里山は、照葉樹の森なのだな~と思わされます。

なんの前置きにもならないお話でしたが
今日は久々のオーディオ日記を綴ってみたいと思います。

5月の連休中に仕事場の和室8畳の床を
畳からフローリングに替えました。
デスクトップ・オーディオ向きのセットとしてしつらえたものですが
参考までに、機器類は
TANGENT SPECTRUM X5(スピーカー)
TEAC SW-P300(サブウーファー)
CAMBRIDGE AUDIO Azur 650A(プリメインアンプ)
CAMBRIDGE AUDIO DACMAGIC(DAコンバーター )
CAMBRIDGE AUDIO Azur 350C(CDプレーヤー)
という構成です。
ごくごくありふれた合板の板(厚さは1㎝くらい?)を使いましたが
畳にくらべれば、当然音の響き方は変わります。
どちらかと言えば低音の響きが改善されたように感じています。
スパッと響き、スパッと収束する感じがします。
それは、印象としては、床の反響の変化というよりは
スピーカーの足元がしっかりとしたことに起因しているように
私には思えました。

次はDynaudioのSPのセットにスーパートゥイーターを導入
というお話です。
私のSPはちょっと変わっていて
Dynaudio 17w75 EXT(ウーファー)と
D28-2(ツイーター)を搭載した自作系モニターなんであります。
ツイーターは、昔のCONTOUR1.3SEにも搭載されていたようです。
これはよく言われることではありますが
現行のDynaudioにくらべると、やや翳りのある音と言いますか
湿度感がちがう音づくりのSPで
この音に馴染んでしまうと、
現行のカラッとしたSPに食指を動かされなくなるという
不思議な?魅力があるような。。。
でも、なんとなくテコ入れしたいという思いが
この半年ほど高まってきていました。。。

そんな折に、にらさんがスーパートゥイーターを
あつらえられたことを知りまして、
そうだな~そういう方向性があるな~
などと漠然と思っておりました。
それからしばらくしてパズケロさんが
CENYAさんにELACのスーパートゥイーターを
勧められたレスを目にしました。
無指向性のものということもあって
面白そうだな~と思い、ネットでひと通り調べているうちに
独特のキノコ型の形状もちょっと愛嬌があっていいな~と。。。
たまたま中古の出物を見つけました。
そうなると入手して、どうしてもお手合わせを
お願いしてみたくなってしまい。。。
というわけです。

セッティングについては
クロスオーバー周波数が10/12/15kHzから選べるので
なるべく被りを少なくするため15kHzに設定
ゲイン切替も、控えめにということでー4dbにしています。
無指向性のスーパートゥイーターは
セッティング位置がそれほどシビアではないっていう話もありましたが
実際はセンチ単位で動かすと、やはり私の耳でも印象が違って聞こえます。
我が家では、本体のSPのバッフル面からは
6.5センチ後方の位置に載っけています。

音の印象ですが
それはもう「へ~っ。。。」ていう驚きでした。
部屋が変わってしまった。。。という感じ。
それくらい音のミスト感というか広がりが違います。
以前にハーベスのシステムにスーパートゥイーターを導入したときも
思ったことですが、高音部の広がりが良くなるのは想定できるのです。
ですが、それに加えて中低音部、
たとえばバリトンの男声ヴォーカルやベースの音の粒立ちなどでも
著しい改善がみられるというのが、今回もありがたかったです。。。
とはいえ、耳慣れぬ音の洪水に戸惑ったことも事実で
ちょっと高域が華やかすぎるかな~ということはありました。
SPケーブルを換えてみたり、
アンプの電源ケーブルに近頃流行りのひと工夫をしたりで
だいぶん好みの感じに近づいてきました。。。
このへんは稿を改めてレポートできたらと思います。

そんな新環境で聞く音楽。。。
このコミュのお三方がいなければ辿り着けなかった境地ですので
今回は
にらさん、CENYAさん、パズケロさんへの
謝辞代わりのアルバム紹介です。
みなさん、ありがとうございました!

まずは再発されたAnn Sallyのベスト盤
『森の診療所…featuring Ann Sally』



次にSophie Milmanの『Take Love Easy』



最後はHalie Lorenの『They Oughta Write a Song…』



女性ヴォーカルでまとめてみました。。。

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レス一覧

  1. ゲオルグさん、こんにちは。
    無指向性のスーパーツィーターは良さそうですね~。
    私も出会いが有れば使ってみたいです。
    もしそれか、
    ツィーターをベリリウムのに換えてみたい気もします。
    とは言え資金は限られているので、しばらくはオフ会等の交流費用にあてようと思っています。
    いつの日にか、ゲオルグさんにお会いしたいです。

    byCENYA at2019-07-21 13:30

  2. CENYAさん
    こんばんは

    レスありがとうございます!
    無指向性のスーパーツィーターはいいと思いますよ。出会いがあればぜひ、と言いたいところですが、もっといろいろなメーカーが作ってくれればいいのにな~。。。細工に手間がかかるんでしょうか?コストダウンされたものがあればホントに皆さんにお勧めしたいところですが。。。

    でもベリリウムに換えたいとおっしゃるってことは、交換は容易なのかな。キノコ型の意味もあんまりよくわからないのですが、無指向性のSPって何となく上にこんな形のものが載っているイメージが私はあります。

    とにかくせっかくの出会いですので、存分に愉しんで使っていきたいな~

    byゲオルグ at2019-07-21 19:05

  3. ゲオルグさん
    こんばんは

    スーパーツイーターの導入おめでとうございます。
    良いものを手にされましたね!

    無指向性の良さは自然に音を広げるところで、突き刺さるようなキツさは出にくいし漂う雰囲気の向上は何故か中低域が充実することで感じられますよね。
    ELACの製品はもっと認知されても良いなと思っているのですが...

    アルバムご紹介ありがとうございます。
    幸いSophie MilmanとHalie Lorenの両アルバムは愛聴しています。
    ゲオルグさんとはボーカルもので共感するところも多いのかな?!(笑)

    て、ことは...ゲオルグさんエロサウンドすきでしょ〜〜〜(^^)

    詩季織々を感じる散歩の後、音楽がサワサワと流れる空間は幸せ指数を増幅してくれます。
    まったり楽しみましょ!

    では、では

    byバズケロ at2019-07-21 22:28

  4. バズケロさん
    こんばんは

    レスありがとうございます!

    >無指向性の良さは自然に音を広げるところで、突き刺さるようなキツさは出にくいし漂う雰囲気の向上は何故か中低域が充実することで感じらます

    おっしゃるように割と自然な感じで音場が広がった感じです。広がった音のミストが、全域に降り注ぐように聞こえて、音楽全体がふくよかに鳴るのですが、他方、音の葉っぱたちがウォッシュアップされたかのような効果も感じられるのが、快いです。淡い光を帯びたときの音のきらめきを感じたら、もうこの機器をはずせなくなってしまいました。。。

    >ゲオルグさんとはボーカルもので共感するところも多いのかな?!(笑)

    このセレクションは、ちょっと忖度しました。。。お三人の好みに寄せているところがあります。でも三枚とも大好きなアルバムです(笑)

    byゲオルグ at2019-07-22 18:40

  5. こんばんは

    ソフィー・ミルマンは、タイトルごとに別人になってしまうようなジャケが好きです^_^
    うちのはスーパーツイーターといいますかハーモネーターになるのですが、色々と遊んでます。なるべく音に輪郭を付けないよう自然さを大事にしてるのですが、曲によってはその輪郭が付いてしまい、やはり無い方が自然と感じる場面があります。あとちょっと金属系の音が大きく感じてしまったり。もうちょっと使いこなしや調整がいるようです。

    byにら at2019-07-22 22:14

  6. にらさん
    こんばんは

    レスありがとうございます!
    そうでした。ハーモネーターでしたね。失礼しました。
    「超高域ランダム波をダイナミックに発し、原音のスペクトルに酷似させるもの」とフェディリクスさんの説明にもありました。高域をちょっと遅らせるというのも何となく体感的にも理解できる気がします。ELACのは従来型のものなので、指向性をやわらげたところがどうかという点に期待しての導入でしたが、おっしゃるように輪郭がついていないかというと、自信がなくなってしまうのが、まだまだ私の修練が足りないところかな~と。。。

    余談ですが、昔、遊びで写真のレタッチをやってたことがありまして、友人からのアイデアで、(ガウス分布でない)ランダムな細かいノイズのレイヤーを一枚重ねると、輪郭や実体感がはっきりするような効果があることを聞いて試してみたことがあります。視覚と聴覚を並列させて論じることは乱暴でしょうが、視覚の場合はけっこう効果がありました。人間の閾値というのは面白いものだな~と思ったことを、ふと思い出しました。

    byゲオルグ at2019-07-23 20:15