「PHILE WEBコミュニティ」サービス終了のお知らせ
ゲオルグ
ゲオルグ
Musical Fidelity A1とHarbethのスピーカーのマッチングに魅せられて、オーディオに深入りすることになりました。日記の頻繁な更新には自信がありませんが、少しずつ製品コメントもアップ…

マイルーム

3つの部屋に各セットをこしらえてます。
3つの部屋に各セットをこしらえてます。
3つの部屋に以下のセットをこしらえてます。  〔自室:和室8畳〕  ★セット1 HARBETH HL-K6(スピーカー) LUXMAN C-600f(プリアンプ) MUSICAL FID…
所有製品

カレンダー

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

お気に入り製品

日記

チェーン・クリーニングの果て:超音波自動レコードクリーナー「HumminGuru」 導入記

このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年01月01日

あけましておめでとうございます。
昨年もファイルウェブの皆様の投稿からは
さまざまなインスピレーション、ヒント、アイデアを賜りました。
また社交的な活動が抑制されがちな生活の中で
このオーディオを通じてのコミュニティーからは
やはりエネルギーをいただくことが多く
感謝の念に堪えません。
誠にありがとうございました。

年末に、にらさんから頂いたアイデアには
なんだかビビッとくるものがありまして
https://community.phileweb.com/mypage/entry/3344/20211217/68966/

その当日12/18にメーカー直販サイトから注文いたしました。
22日には到着していましたので
すぐにでもクリーニング開始という思いもありましたが
ふだんは何となく感覚的に機械をさわりながら
やってしまうところをあらため、慎重を期して、
英文の解説に目を通してからにしようなどと考えていたら
年も押し詰まってしまいまして
26日にようやくとりかかることができました。。。



いちおうアマゾンで2Lの精製水も入手しており
プラ製の升のような容器で12インチ用のライン(350mlくらい)まで
精製水を入れて量り、本体に注ぎ入れました。
「オート・クイック・クリーニング」という設定で
とりあえず1枚。
この設定は、2分の超音波洗浄の後、5ないし10分の乾燥というモード
(マニュアルには、「5ないし10分の乾燥」と書いてありますが
印象だと10分ってことはないのかも。。。)
記念すべき1枚目は、学生時代に中古で入手した
ジェイムス・テイラーの『ワン・マン・ドッグ』(1972年米国盤)



動作音については、にらさんのレポートとほぼ同じ印象で
排水時の音は、けっこう大きいので
そこは含んでおかれるべきでしょう。
ただ排水の時間は1,2分のことなので
まあ、私は許容できる範囲でした。。。

仕上がりは、やはり水滴は残ってしまうところがありました。
(その後の経験から申し上げると、我が家の場合
回数としては、8:2くらいで水滴は残ってしまいます。。。
残り方もさまざまで、かなり全面に渡って残る場合も
少数ですがありました。
これはレコード盤自体の状態、室温や湿度にもよるのでしょうが。。。)
水滴は、わりとしっかりめにナガオカのレコードクロスで
ふき取った後、にらさんとおそろいの木製のスタンドで
20~30分乾燥させておきました。
このスタンドも、グリップのところがレコードと同じ材質で
できているとかで、グリップのホールド感が良く
たたずまいも何とはなしにカワイイ感じがあって
気に入っています!

さて、試聴であります。
この盤は、所有して30年近くたっていますが
その間、たいしたクリーニングも施していませんでした。。。
いや~プチプチ音が大幅に低減しています!
それに伴ってSNも改善しており
サウンドの見通し、細かい音の聞き取りがしやすくなっています。
このアルバムだと、たとえばJTやダニー・コーチマーのギターの
アタックはしっかりしているけれど、ポワーンとした響きが美しい
その音の奥行きなんかは向上して聞こえます。
なにより素晴らしかったのは
このレコードのA面最後に入っている
"Don't Let Me Be Lonely Tonight"が
きれいに再生されるようになったことでした。
私が使っているような普及価格帯でのMMカートリッジの場合
(今回はCHUDEN MG-3605というShureのM44系のものを使用)
内周部はちょっと音がかすんだりひずんだりすることがあったのです。
それがあまり気になりませんでした。
マイケル・ブレッカーのテナーサックスのソロパートも
かなりいい感じに聞こえるようになりました。。。

その後、2日間で20枚以上のクリーニングをしました。
興が乗ってくると、連続5,6枚は流れ作業でやってました。。。
洗浄時間が5分になる「オート・ディープ・クリーニング」モードは
古くて盤質の悪そうなものに適用したり、
乾燥だけのモードをオートモードの後に延長して試したりもしました。
前者は、他のオートモードとの比較ができていないので
何とも言えませんが、
後者に関しては、やはり場合によるって感じでしょうか。
水滴の量が多かったり、粒が大きかったりすると
クロスでふきとってしまったほうが良いと
率直に感じた場合もありました。。。
目視では、水をふきとった跡は乾燥後なくなっていましたので
そのへん私は気にせず使用しております。

総じてのクリーニングの効果は、レコード再生好きの者にとっては
目を見張るものがあったと申し上げてもよいと思います。
プチプチ音低減の効果は全体的に感じられましたし
そういうプチプチ音の原因のひとつにある
この時期特有の静電気の問題の対策としても十分効果を発揮します。

中学生の頃、初めてお小遣いでLPレコードを買って以来
夢中になって音楽を聞き漁ったのは、
結局、レコード時代だったな~
などという思いをもった私のような者にとっては、
クリーニングされたレコードから聞こえてくる
このクリアなサウンドの洪水は
やはり感慨深いものでありました。
単純に私の所有してきたレコードから
こんな音が聞けるという事態に
驚きだけでなく、感謝の念さえ生まれてきている
そんな自分を再発見して、
自分のオーディオライフの来し方行く末を
なんとなく考えてしまった。。。
センチメンタルでしょうが、そんなところなんです。
こうした感慨に誘ってくださった
にらさんには改めて感謝申し上げます!

そんな元旦の夜に聞いているのは
若いころ偏愛していたこのアルバムでした。。。



今年もよろしくお願いいたします!

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. ゲオルグさん
    明けましておめでとうございます。


    いやー共感します。曇りガラスを拭き取った向こう側に当時の自分が蘇る。そんな感じでしょうか。それがこのコストで手軽に味わえるなんてエポックですよね。
    自分も早速ジェームス・テイラーとケニー・ランキンやピーター・ゴールウェイ取り出してクリーニング始めました。
    リアルタイムではありませんが、あの時の貪欲にエサ箱を貪っていた自分に出会えました(笑)

    byにら at2022-01-02 12:26

  2. にらさん
    明けましておめでとうございます

    レスありがとうございます!
    まったくありがたい機械が出てきたものですね。このお手軽さで音質が劇的に改善されるのですから、レコード愛好家の方々には試していただきたいな~なんて思いましたです。歯ブラシで洗浄した経験も多少あるのですが、技術的に未熟だったせいか、このクリーナーほどの効果は出せなかったように思います。

    それと気分的な問題ではあろうと思うのですが、ややソフト&メロウな音源が良い感じに聞こえました。にらさんのマイケル・フランクスのお話もありましたし、私のJTもしかり。ニック・デカロなんかも良い音してるな~って感激しましたし、ビル・エヴァンスのエクスプロレイションズも良くなったです。。。偶然なのかな~

    byゲオルグ at2022-01-02 19:28

  3. ゲオルグさん、明けましておめでとうございます。

    Humminguru 良いですね、まだ着いて10日ほどしか経っていませんが重宝しております。
    精製水か水道水か、とか、毎回水を入れ替えた方が良いのか、とか、水はじきをよくする為ドライウェルを入れたりとか、色々試しています。
    あまり汚れていなければ洗浄は2分で十分ですが、温風では無いので、この時期私のところでも乾燥時間5分では乾ききれませんね。
    10分に変更していますが、ちょっと長すぎる感もあります。
    もうクリーニングしてからレコード再生するようになって来てしまいました。

    レコードは持っていませんが、ジェニファーウォーンズのFamous Blue Raincoat 私も良く聴きます。その昔、フーさんが試聴する時によく使われていたような。

    byTON2 at2022-01-03 09:17

  4. TON2さん
    明けましておめでとうございます。

    レスありがとうございます!

    >精製水か水道水か、とか、毎回水を入れ替えた方が良いのか、とか、水はじきをよくする為ドライウェルを入れたりとか、色々試しています。

    この水の問題については、ちょっと判断保留にしておこうと思い、あえて書きませんでした。。。個人的な経験談としては、精製水にするメリットはあまり感じませんでした。どなたかがネットでお書きになっていたように思うのですが、日本のような軟水で清潔度も高い水道水の場合、それほど神経質になる必要もないのかな~と。。。

    それは水の入れ替えについても同様で、3回ぐらい替えないってのもやってみましたが、なるべく3回目には汚れの度合いがひどそうなものを選択するようにしました。まだ2巡目のクリーニングにはトライしていませんが、予備洗浄的に使用するスタンスもあるかもしれませんね。一度このクリーナーで洗浄した後、汚れのとれなかったところを歯ブラシでやってみるとかですね。

    かなり使い込むと、さすがに洗浄槽内部の水垢のようなものがでてきたので、軽くアルコール水を含ませた紙タオルを突っ込んで拭いたらきれいにとれました。クリーナー自体の品質保持のためには水質云々よりもアフターケアが大切な気もしました。

    ジェニファーウォーンズは、このFamous Blue Raincoatで変身しましたよね。まず高音質化ですよね。ジョージ・マッセンバーグがミックスで参加していたりしました。音楽の質も、グッと情感が高まるものになっていましたし、最初にレコード屋さんで聞いた時は衝撃がありました。。。そういえば昔はレコード屋さんで店員がどんな音楽をかけているかは大切でした。自分の嗜好を刺激する音楽が聞けるレコード屋さんは、それによって馴染みになったりしたものでした。

    byゲオルグ at2022-01-03 18:01

  5. ゲオルグさん

    あけましておめでとうございます。遅レス失礼します。

    HumminGuruは、にらさんの日記を見て以来、私もずっと気になっているクリーナーです。

    それはともかく、日記を拝見して「古い曲をアナログ・レコードで聴くってやっぱり良いな」と思い、正月休みは70年代のロック/ポップス・アルバムを幾つか聴きました。

    そんな時は昔に戻ってMM型で、ということでM44Gを引っ張り出しました...

    byのびー at2022-01-04 22:20

  6. のびーさん
    あけましておめでとうございます

    レスありがとうございます!
    日本のお正月はなんだかとっても寒いです。ロンドンはいかがでしょうか。部屋にこもって昔を懐かしむレコードを聞いていると、縮こまった心身もほぐれていくような気がしています。我が家もMCカートリッジで聞くことが多いのですが、MMの音圧が感じられるM44系の音はロックやポップスのホットな部分をうまく伝えてくれますよね。素敵なひとときが演出できたとしたら、この日記を書いて良かったなと思います。

    それとDiscogsの利用がこれからはもっと増えそうな予感がしています。。。

    byゲオルグ at2022-01-05 22:04

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする