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バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

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D58ESのニアフィールドリスニング?
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単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨…
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日記

Ken Yoshida録音を聴く【15】

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2021年01月11日

明けましておめでとうございます。

連日の大雪で、私の単身赴任先の家は天然の防音壁に囲まれた状態になり、昼間なのにS/Nが良い!結構幸せな週末です。

さて、年明け第1弾のKen Yoshida録音です。
今回は、年が変わってしまいましたが、「生誕250年記念」に関わる盤をご紹介します。



ベートーヴェンピアノ三重奏曲集
OP.1 no.1-3, OP.70 no.1-2, OP.97

トリオ・ソーラ(ポリーヌ・シュネ(pf)、クレマンス・ド・フォルスヴィユ(vn)、アンジェル・ルガサ(vc))

2019年10月、2020年3月
ラ・ショー・ド・フォン(スイス)
P: Ken Yoshida(10月), Mathieu Herzog(3月)
E: Ken Yoshida(10月), Lucie Bourely
naive V7085

「若き美女トリオが描く新感覚のベートーヴェン・ピアノ三重奏曲!」という輸入元の素直すぎる宣伝コピーに戸惑いを感じながらも、Ken Yoshida録音のピアノトリオなら聴かぬ訳にはいかないと購入。三枚組で、作品1の3曲、作品70の2曲、それに大公の計6曲を収録。第4番作品11の<街の歌>はクラリネット三重奏曲の編曲なので仲間はずれにされて入れてもらえなかったらしい。そこまで差別しなくても良いように思うのは私だけだろうか。

トリオ・ソーラは2015年結成のピアノ三重奏団。パリ音楽院で学び、エリザベート音楽院でアルテミスQに師事。プレスラーとアンドラーシュ・シフが後ろ盾になって本盤でCDデビューしたという3人組。「これで、売らないわけにはいかない」という感じの力の入ったプロモーション。実際上手いし、パワフルで溌剌とした演奏が気持ち良い、良いトリオだと思う。特にピアノのシュネはクライマックスでの煽り方が凄く、ベートーヴェンのパッションが溢れる痛快な演奏が楽しめる。ベートーヴェンの室内楽でときどき顔を出す人懐っこいユーモアの表現も良い。滅多に聴かないOP.1がこんなに楽しめたのは驚き。全集未遂なのだけが惜しいが、名盤だと思う。

さて、Ken Yoshidaウオッチャーの私から見た本盤の興味はもう一つある。この盤は、セッションを2回に分割しており、5ヶ月おいて再開した2回目のセッションはコロナ禍の真っ只中。スタッフリストからKen氏は居なくなってしまっている。しかも、セッション2回目のプロデューサーは、なんと、あの熱血漢、マチュー・ヘルツォーク!。想像でしかないけれど、コロナ騒ぎでフランスからスイスに戻れなくなったKen Yoshida。「まだ、独りじゃ無理っ!」と現場で途方に暮れる副エンジニアのルーシー、といった構図が目に浮かぶ。そこにハクション大魔王よろしく「呼ばれてないけど、じゃじゃじゃじゃーん」と登場したのが、ヘルツォークだったのではなかろうかと邪推。とにかく、本来のプロデューサーが不在の大混乱の中で録音を完遂したのは見事だと思う。

やはり、第1番、第5番の後半(Ken Yoshida録音)と、その他(Lucie Bourely録音)で音が随分違う。特に顕著なのはCD1枚目、OP.1の第1番と第2番の音の違い。ただ、Bourelyの音が悪いわけではない。機材はほとんど一緒で(マイクプリとオーディオ・インターフェースは異なる)、むしろ、減点法でみれば、Bourelyの音は正攻法の音で平均点は高い。特に第3番、第6番(OP.70-2)はピアノがカチッとしていて良い。Ken Yoshida担当の録音は、第1番では、最終楽章のクライマックスで最大の盛りあがりに持っていくためにDレンジを計算した逆算的なセッティングのようで、冒頭2楽章はピアノの切れが悪く感じるが、最終楽章でツボに嵌まり、聴き終えると満足感が妙に高い。名人の一筆書きのような録音。大公トリオは、前半2楽章がLucie Bourely、後半2楽章がKen Yoshida担当と変則的。バルトロメイがKen氏に教えたように若いエンジニアに技術を伝授している最中だったのだろうか。この曲はDレンジが広大で、ほかと音が違う。チェロにはDPA4099(楽器取付マイク)を使っているように聞こえるし、ピアノもショップスをオンマイクで使っているのかなと思われる音だ。音の質感は全曲を通して大公の後半2楽章が最も良く、クライマックスはKen Yosidaならではのド迫力。
このDiskの「バックロー度」:★★★〜★★★★★



レイハ(ライヒャ) - ベルリオーズの師と古典派音楽

弦楽四重奏曲 ホ長調 作品95-1
弦楽五重奏曲 ヘ長調 作品92-1
ピアノ・ソナタ ホ長調
練習曲「異名同音」
アンダンテ・マエストーゾ
『魔笛』の主題によるピアノ・ソナタ(変奏曲)ヘ長調
フーガ第9番「和声の環」
グルックの主題による変奏曲 作品87
ピアノ三重奏曲 ニ短調 作品101-2
チェロ三重奏曲 ~三つのチェロのための

ジラール四重奏団、トリオ・メディチ
タンギー・パリゾ(va)
ジョスカン・オタル、ヴィクトリア・ヴァシリェンコ、ジョルジェ・ラデフスキ(pf)
ヨーン・ハンビン、カツペル・ノヴァク、ジュスティーヌ・メトラル(vc)

2017年2月、4月
Chapelle Musicale Reine Elisabeth (ベルギー)
P&E: Ken Yoshida
ALPHA369

ベートーヴェン生誕250年に合わせて、この2-3年はベートーヴェン自身だけでなく彼を取り巻く知られざる作曲家達の掘り起こしもかなり進んだように思う。その、「掘り起こされた人」の筆頭がアントニーン・レイハだろう。ベートーヴェンと同い年でボン在住時からの唯一無二の親友、後年ベルリオーズやフランクの師匠と言われる人だけれども、作曲家としては多作ながら木管五重奏曲以外の曲は知名度が低く、紛失した楽譜も多かった。Toccata Classicsというレーベルが10年ほど前から彼の膨大な作品の全容を明らかにしようと頑張り、コンスタントに新譜を出してきた。2016年くらいからは生誕250年が近づいて、Chandos、Linn、Alpha、ついにはSONYまで参戦してディスク数が増加。ようやく、21世紀に市民権を得たのかも知れない。本盤は、AlphaがKen Yoshidaプロデュースにより、レイハの有名な木管五重奏曲やフルート曲以外で主要な室内楽やピアノ曲をまとめて録音しようとした意欲的なプロジェクトで、多くの若手アーティストが参加して、世界初録音曲も複数入っている。録音場所でもあるChapelle Musicale Reine Elisabeth がAlpha (outhere)と組んで、若いミュージシャンに録音のチャンスを与えるプロジェクトの一環でもあるようだけれど、それにしてはソリストについての説明がライナーノートに無いのはアルファらしからぬ不親切さだ。

本盤は3枚組だが、1枚目はジラール四重奏団による弦楽四重奏曲と五重奏曲。男性2名、女性2名で全員姓がジラールなので、恐らく兄弟姉妹なのだろう。これは珍しい。チェロの女性はまだ大学卒業くらいの年に見えるが、演奏は見事。4人の息のあいかたがちょっと尋常ではない。4つの楽器が両手両足にくっ付いていて一人で演奏しているかのような演奏。本盤のレイハの四重奏曲の曲想はハイドンそっくり。明るくて健康的な良い曲だ。五重奏は対照的に長調でありながら深く沈み込む曲想。ただ、厳しさはあるがデモーニッシュとかクレージーというところまでは踏み込まず、これもハイドンに通じる部分がある。そここそが「狂ったハイドン」(by ノリントン)とも言われるベートーヴェンと、狂わなかった(?)レイハの最大の違いなのかも知れない。Ken Yoshidaの録音は、カルテット・アロドの録音よりはヴァン・カイックQの録音に近く、弦の質感が良く、ホールトーンも綺麗。

2枚目は、ピアノ・ソナタをはじめとする主要なピアノ曲を2名のピアニストが分担して弾いている。冒頭のソナタは、ベートーヴェンの32曲の前半のどこかに紛れていても分からない感じの佳曲。5曲目のアンダンテ・マエストーソはバッハのトリビュートの様な曲で「イギリス組曲にこんな旋律あったっけ」という感じ。レイハは様々な人の作風を消化して自分の物に出来る器用な人だったのかも知れない。こうしたインタープリター的な能力は教育者の必要要件でもあるので、レイハがリスト、ベルリオーズ、フランクなど錚々たる作曲家を育てていったことの裏付けのようなものかも知れない。2枚目最後のグルックの主題による変奏曲は、名曲の部類に入れても良いように思う。録音は、Ken Yoshidaのピアノ録音としては珍しい音になっている。ピアノ自体がややフォルテピアノ的な響きを持っているようだが、録り方もピアノというよりチェンバロの録り方に近いように聞こえる。音の粒立ちが明瞭で、音像は小さめ。いつも盛大に入っているピアノの低音の胴鳴きや共鳴板の反響音は少な目。

3枚目のピアノトリオは、ロマン派への扉を開けるようなシューベルト的イントロで始まる魅力的な曲で、オリジナリティが高い。演奏しているトリオ・メディチは、タワレコHPではメディチ四重奏団としてクレジットされているので1stヴァイオリンとチェロが同四重奏団から参加して、ピアノのオルガ・キルピチェバとトリオを組んだものなのだろう。このトリオも上手いし、柔軟で音楽性が高い。いったい、Outhereグループはどれほど優秀な無名の若手を抱えているのだろう。恐るべき奥行きの深さだ。後半のチェロ三重奏曲はチェロ3本という珍品だが意外に良い曲。オーケストラのチェロセクションが、催し物でもやるときに使えそうだ。録音は比較的軽量級の音で、各楽器の音の分離が良く非常に聴きやすい。恐らく、楽器毎にオンマイクで録ったものをピラミックス内でミックスしたのだろうと思うけれど、音場は自然で破綻を感じない。

このdiskの「バックロー度」:★★★★

Ken Yoshida録音では無いけれども、ベートーヴェンとレイハに関係する注目ディスクをあと2枚



ゲーベル「ベートーヴェンの世界」プロジェクト 第2集

レイハ:2つのチェロのための協奏交響曲ホ長調
ロンベルク:2つのチェロのためのコンチェルティーノ イ長調
アイブラー:1805年謝肉祭の火曜日のためのディヴェルティスマン

ブリュノ・ドルプレール、シュテファン・コンツ(vc)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
ラインハルト・ゲーベル(cond)

2018年11月 ザールブリュッケン放送スタジオ大ホール(セッション)
P: Nora Brandenburg
E: Thomas Becher
SONY 19075929652

ラインハルト・ゲーベルが250年記念にやったことが、まさにベートーヴェンの周辺の作曲家の掘り起こしであり、それによってベートーヴェンの曲の相対的位置づけを問い直す作業だった。古楽の世界で斜め上を狙う(?)プロジェクトを次から次へと仕掛けてきた鬼才ゆえ、この展開は当然の成り行きにすら見える。幸い、2019年末までに録音が終わっており、CD発売も今月末発売する第5集で完結する。レイハはベートーヴェンを取り巻く人びとの中でも最重要人物として第2集と第5集に登場する。

第2集にあたる本盤には、「2つのチェロのための協奏交響曲」(世界初録音)が取り上げられており、2台のチェロをソロとする挑戦的な曲を作ったレイハの先進性が示される。曲想はハイドンっぽいところもあるけれど、この曲がレイハとベートーヴェンがウィーンで再会したあとのタイミングで作られていること、ほぼ同時期(1804前後)にベートーヴェンのトリプル・コンチェルトやヴァイオリン協奏曲が作曲されていることも考えると、それらと何らかの相互作用をしているように私には聞こえた。同時代のドイツの有名なチェリスト、ロンベルクのコンチェルティーノやアイブラーのデヴェルティスマンはベートーヴェンやレイハとは別系統の曲だが、これはこれでハイドンの実験的精神を別の形で引き継いだような斬新な(いかにもゲーベルが好きそうな)アイディアがてんこ盛りになっていて実に面白い。当時のボンやウィーンにはこういう多様性があって、ベートーヴェンの実験精神もその中で培われてきたということなのだろう。

本盤の音は、ちょっと首をかしげたくなる音だ。中低音の抜けがいまいちで響きが茫洋としているのでゲーベルらしい小気味よさや切れ味がスポイルされている。録音レベルは大きめで、音像は音場の中に溶けている感じで、ワンポイント録音のマイキングが失敗したような音。コンセプト、演奏共に面白い盤だけに、この音は残念。

このDiskの「バックロー度」★★



Symphonies de Salon
レイハ:9つの楽器のためのグランド・サンフォニー・ド・サロン(室内大交響曲)第1番ニ長調
ベートーヴェン:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルンとバソンのための七重奏曲変ホ長調

ジュリアン・ショヴァン(vn)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ

2019年2月 パリ
RE:Maximilien Ciup
ME:Emille Ruby
Aparte AP211

Ken Yoshidaの本拠地(元)でもありニコラス・バルトロメイが主催するリトル・トライベッカのお抱えアーティスト、ジュリアン・ショヴァン(チョービン)とル・コンセール・ド・ラ・ローグ。ちょっと前まではグループ名の最後に「オリムピック」とついていたはずだが、本盤ではその部分に黒い太線が引かれて墨消しになっている。以前にジュスタン・テイラーとの共演盤を紹介したが、最近はハイドンの交響曲をガンガン録音していて勢いがある団体だ。

本盤は、ショヴァンがフランス国立図書館アーカイブスの中から再発見(発掘?)したレイハの「9つの楽器のための室内交響曲」の自筆譜を世界初録音。これに親友、ベートーヴェンの七重奏曲を組み合わせた物。ピリオドスタイルで、当時、パリのサロンで演奏されていた状況をデモンストレートした演奏。ベートーヴェンの七重奏曲は作曲年代はレイハより前だと思うが(交響曲第1番と同時期)、両曲ともサロンで演奏されるディヴェルティメント的な曲として書かれているので、組み合わせに全く違和感がない。紅茶でも飲みながら、休日の昼下がりにくつろぐのにもってこいのBGMという感じ。ただし、七重奏曲の後半だけは「サロン的」という言葉ではくくれない、ベートーヴェンの交響曲に繋がるオリジナリティの発露がある。本盤のライナーノートには、この親友同士の二人の音楽を「音楽の伝統の継承者であり斬新的改革を指向したレイハと、伝統を壊しながら進んでいったベートーヴェン」という感じで対比する文章が載っているが、そういう頭で七重奏曲を聴くと、若きベートーヴェンがサロン用の曲の中でもずいぶん冒険をしていることが見えてきて面白い。

録音はKen Yoshida録音ではないけれども、Aparteのバルトロメイ・サウンドに忠実な音で、高解像度だがバランスが良く安心して聞ける。七重奏曲は最近人気らしく、録音が多い。ベルリンフィル八重奏団盤(Exton)も音が良さそうだが、まだ聴いていない。本盤はレイハとの対比の面白さと録音の良さ、演奏の新鮮さでお薦め盤。

このDiskの「バックロー度」:★★★★

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レス一覧

  1. Orisukeさん
    あけましておめでとうございます

    トリオ・ソーラ良かったです!基本、新世代の俊敏な演奏かなと思いますが、3人の独特の間というかノリのようなものが感じられて、特におっしゃるようにピアノがうまいこと弦の2人をひっぱっていき呼応していくのが快いです。トリオ・ワンダラーも好きでしたが、この躍動感を聞いてしまうと。。。ですね。名盤と評価されるのも肯けました。そしてあの「熱血漢」の名前をまた意外なところで見ることになりましたが、手堅くまとめられてましたね。

    レイハの一連の作品も興味深かったです!「音楽の伝統の継承者であり斬新的改革を指向したレイハと、伝統を壊しながら進んでいったベートーヴェン」とありましたが、なんとなくハイドンとベートーヴェンの橋渡し的なのかな~と思いきや、(そういう部分ももちろんありますが)もっとロマンティックな感じでした。語弊があるかもしませんが、この人独自のさわやかな甘さのようなものがありますね。これはハイドンやベートーヴェンの音楽からは感じられない気もしたのです。

    ご紹介ありがとうございました!

    byゲオルグ at2021-01-11 19:23

  2. Orisukeさん

    この寒波、大雪のニュースを見ていてどこでお過ごしかと思っていましたが、SN改善で幸せな週末とのこと何よりでした。

    トリオ ソーラはジャケに惹かれて情報を見たら、この売り文句に見透かされた口惜しさで聴いておりませんでした。が、これは要チェックですね。おまけにケンさんとヘルツォークの聴き分けが同じアーティスト、会場、楽曲で出来るなんて、それだけでも興味津々ですね。DDDとの相性の差とか出たりするのではとか良からぬ妄想も。

    今年も宜しくお願い致します。

    byパグ太郎 at2021-01-11 21:12

  3. ゲオルグさん

    今年もよろしくお願いします。
    Trio Soraの演奏は、ベートーヴェンの室内楽が完全に新しい世界に入ったことをハッキリと示してくれたような気がします(他の作曲家の演奏では、すでに起こっていたことではありますが)。それが単にHIPやピリオドの流れの中で出てきた「形」ではなく、室内楽の場合は演奏の柔軟性や表現力の強化という方向で出てきたのが凄く魅力的に感じる理由なんだと思います。私、ベルチャQの演奏も大好きなのですが、師匠のABQと比べて全然違うと感じるのはその部分です。

    レイハは、聴けば聴くほど考えさせられますよね。私見ですが、レイハはベートーヴェンの影に隠れながら、バロック・古典からロマン派の一部への橋渡しの極めて重要な役割を果たしたように思います。ベートーヴェンのあとにシューベルトやブラームスが連なるのは分かりますが、もう一方のベルリオーズやフランクというのはレイハがウィーンからパリに渡ってそこに定着したからこそ出てきた流れだと考えないと理解できないのではないかと。ベートーヴェンを支えた人格者であったと同時に、教育者として超一流だったのかも知れませんね。

    byOrisuke at2021-01-11 22:10

  4. パグ太郎さん

    今年もよろしくお願いします。
    新年会が出来なくて、ちょっと残念ですが・・・。

    大雪で色々なものが止まって、周りは結構大騒ぎしては居るのですが、オーディオ環境としては数年ぶりの好条件到来です(笑)。爆音出しても雪の壁がバッチリ吸収してくれます。

    Trio Soraの盤は、コロナ第一波の影響を乗り越えて出てきた名盤として、個人的には「推し」です。もう、「美人〇×△」とかいう古くさいレッテルは無しで勝負したほうが本質が伝わる気がしますね。ジャケ写見れば誰でも分かりますし・・・。

    私、女性陣が大ピンチに陥ったときにスーパーマンのように現れたヘルツォークの図(これ、おいしい立場だなー)というのを想像してしまい、笑いながら聴いてしまいました。

    DDDユニット、今年こそは私も何とか形にしようと思っています。

    byOrisuke at2021-01-11 22:35

  5. Orisukeさん

    超遅い再レスで失礼します。
    TRIO SORAのベートーヴェンをやっと聴きました。若さが迸っている様な名演奏で、滅多に聴かないop1がこんなに輝いて楽しい作品だと感じたのは、確かに初めてかもしれません、
    スタッフの途中交代も、やはり音には現れていて、Kenさんはいつも通りのダイナミックに飛んでくる勢いを強調するスタイル、Lucieさんはオーソドックス。Kenさんのお得意の逆相いじり倒しは、本作ではそれほど感じられず、フェーズインバータボタンを押す必要もなくDDDでも自然に聴けました。これは最後にまとめ役を引き取ったMathieuさんが双方のバランスを取って中庸な所に収めたという事なのでしょうか? でもそんな事を忘れて音楽に没入させてくれるTRIO SORAの魅力がなによりも大きかったです。これからも目が離せないグループですね。

    byパグ太郎 at2021-02-26 15:05

  6. パグ太郎さん


    気づくのが遅れてすみません(..;)。
    Trio Sora、気に入っていただけて良かったです。
    op.1はなかなか聴く機会も無いですから、本当に目から鱗でした。
    今回は位相の問題も気にならなかったようですね。
    あれって、指揮者やソリストの周りに奏者がグルッと囲むような配置の時に発生する現象なのかな、とも思うのですが、どうなんでしょう?
    わたしも、自分のユニットで近いうちに検証してみたいと思います。

    このところ、年度末のドタバタのなかでAmazonmusic HDの中に潜んでいる、「廃盤の名盤」を探しています。オワゾリールやアールヒーフ、フィリップス、あと、隠れたところでカメラータ東京などに面白いのがヒットします。あと、Kenさん録音の中にも、いままで購入できなかったものがAmazonなら聴けるというのがありました。音も悪くないので、結構、侮れません。

    byOrisuke at2021-03-08 12:47

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