日記
山田和樹指揮:トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団演奏会の感想
2016年06月30日
こんばんは、貧乏人の音楽好きです。
ベルリンフィルのコンサートに続き、ヤマカズさんです。ヤマカズさんとはいっても、日本人あまり知らなくて、そういう風に呼んでいる方がいたので。
曲目
サン=・サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
ラヴェル:ボレロ
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲第2番
ティエリ・エスケシュ:歌劇「クロード」から 抜粋
指揮:山田和樹
チェロ:エドガー・モロー
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
収録:2015年11月6日 トゥールーズ・アロ・グラン(フランス)
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まず、サン=・サーンスのチェロ協奏曲第1番。
これはがっかりでした。
僕の解釈で言うと、神秘的に演奏しすぎ。
もっと激しく演奏してほしかったです。
次、ラヴェルのボレロ。
退屈になりがちなこの曲。。。
僕は個人的に「水戸黄門」と呼んでいます(;^_^A
これはとても良かったと思います。
いつもなんか退屈なんですが、いろんな楽器の色が見えるというか、
いつの間にか楽しく終わってました。
次、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲第2番
これまた素晴らしい。
初めて聴きましたがヤマカズさん、ラヴェル得意なんですね。
ヤマカズさんのラヴェル、色に例えがち。
カラフルな絵画を眺めてニコニコいい気分になってる感じ。
独特の表現ですいません(;'∀')
最後に、ティエリ・エスケシュ:歌劇「クロード」から 抜粋
歌劇と言っても声楽は無し。
現代音楽と言うものにはまりだしたのは今年からです。
耐性がついてしまいました(;'∀')
海外製アンプを教えてくれた人の影響です。('◇')ゞ
ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」辺りからおかしくなっていくということを聞き、
ドビュッシーに行って、
新古典派とか、
トータルセリエリズムとか(;^_^A
ミニマル・ミュージック、
ジョン・ケージ、メシアン、ブーレーズ、スペクトル楽派とか・・・
何でも聞きますよ!!!
古典派バカの僕が現代音楽を聴くことになるなんて・・・
で、この方の曲もたいそう気に入りました。
現代音楽としては聞きやすい方ですね。
現代音楽は、テレビなどの(昔の地デジ対応)しょぼいスピーカーで聴くと不安感ばかり感じてしまうのですが、
この曲はそんなことはありませんでした。
哲学的なことを何かしら感じ取りましたが言葉で表すのが難しい。。。
良い曲で、良い演奏でした。
以上です。