日記
Rectanglar GRF Monitor Red の感想
2016年12月15日
霞が取れて、音質改善しました。それぞれの楽器の分離もはっきりわかる様になりました。 以前に比べ音圧と低音のゆとりは3倍くらいあります。実に雄大です。
スピーカーからの音楽の表現が迫力に満ちています。ジャズでもクラシックでも凄い迫力で鳴っています。
しかし、何かがもの足りません。
それは空気感です。目の前で演奏している、その場のホールの広さとか気配です。かんたんに言えば楽器間の空間の広さです。空間が、狭いとそれぞれの楽器の響が聴こえにくいです。
スピーカー自体が楽器の様に鳴るなり方はあまり好きではありません。 ホールの中で演奏されていると言う空気感と気配を感じさせる音が好きです。
ほとんどの場合、静寂な演奏会場で演奏しています。それを感じ取れる様な再生を考えています。
よく聴いてみると少しブーミーな音がします。チェックレコードかけてみますと、80ヘルツあたりから下の方が共鳴しています。
振動を抑えること が空間の汚れを取り除く事と考えます。
少しは、手こずりましたが、
なんとか、みずみずしく気配を表現できる様になりました。
引き換えに低音の迫力は後退しましたが、ホールの広さが感じる取れるようになりました。
ハイスピードのジャズには向かないかもしれません。
今後は聴きながら、訂正してゆくつもりです。